よさこい節 歌詞ふりがなで保育士が子どもに伝える高知民謡

よさこい節の歌詞・ふりがなと保育への活かし方

よさこい節は、「お坊さんが女性へのかんざしを買ったこと」で2人とも追放刑になった実話がもとです。

よさこい節 歌詞・ふりがなと保育活用ガイド
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歌詞の全文とふりがな

土佐の高知のはりまや橋で坊さんかんざし買うを見た、など主要3番の読み方をふりがな付きで確認できます

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歌詞の意味と歴史背景

江戸時代末期の純信とお馬の悲恋が歌の元ネタ。子どもへの説明に使える噛み砕いた解説を紹介します

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保育現場での活用アイデア

鳴子を使った体遊びや、よさこい節を取り入れた運動会演目のアレンジ方法まで、すぐ使えるアイデアを解説します

よさこい節の歌詞ふりがな付き全文(主要3番)

 

「よさこい節」は、高知県を代表する民謡です。 江戸時代から歌い継がれており、その読み仮名(ふりがな)を正確に把握しておくことは、保育現場で子どもたちへ伝える際に欠かせません。

参考)よさこい節 高知県民謡

以下が、保育士が覚えておきたい主要な歌詞とふりがなです。www2s.biglobe.ne+1

番号 歌詞 ふりがな
1番 土佐の高知の はりまや橋で 坊さんかんざし 買うを見た よさこい よさこい とさの こうちの はりまやばしで ぼうさんかんざし こうを みた よさこい よさこい
2番 御畳瀬見せましょ 浦戸を開けて 月の名所は 桂浜 よさこい よさこい みませ みせましょ うらどを あけて つきの めいしょは かつらはま よさこい よさこい
3番 言うたちいかんちゃ おらんくの池にゃ 潮吹く魚が 泳ぎより よさこい よさこい いうたちいかんちゃ おらんくの いけにゃ しおふく さかなが およぎより よさこい よさこい

特に「御畳瀬(みませ)」は読み方を間違えやすい難読語です。 「みませ見せましょ(みませ みせましょ)」と「みませ」と「見せ」をかけた言葉遊びになっており、こうした工夫も子どもへの説明の際に使えるポイントです。

「言うたちいかんちゃ」は土佐弁で「何を言ってもダメだよ」という意味です。 意味がわかると、3番の歌詞は「ウチの池(高知の海)にはクジラが泳いでいるんだから、高知に勝てるものはない!」という地元自慢の歌になります。これは使えそうです。

参考リンク(高知県民謡よさこい節の歌詞・意味・解説)。

世界民謡・童謡 よさこい節 歌詞・意味・解説ページ

よさこい節の歌詞にある難しい土佐弁と意味一覧

よさこい節の歌詞には、現代の子どもはもちろん大人でも聞き慣れない土佐弁が複数登場します。 保育士が事前にこれらの意味を理解しておくことで、歌いながら自然に説明できます。

参考)民謡ガイド⑱ よさこい節 〜解説、歌詞、意味〜

土佐弁 読み方 意味
言うたちいかんちゃ いうたちいかんちゃ 何を言ってもダメだよ
おらんく おらんく うちの(私の家の)
買うを見た こうをみた 買うのを見た(高知弁では「買う」を「こう」と読む場合がある)
よさこい よさこい 「夜さ来い(夜に来てください)」が語源の囃子言葉
見ませ見せましょ みませみせましょ 「御畳瀬(地名)」と「見せましょ」をかけた言葉遊び

「よさこい」という言葉の意味については「夜さ来い(夜に来てください)」「ヨイショコイ」「よってらっしゃい」など複数の説があります。 高知の伝統民謡として現代よさこいに受け継がれる今日では、「良い世さ来い(良い時代よ来てください)」という新しい意味も生まれています。 意味が一つに定まっていないということですね。

参考リンク(よさこい節の歌詞・土佐弁の意味・語源)。

民謡ガイド よさこい節 〜解説・歌詞・意味(民謡三味線奏者による詳細解説)

よさこい節の歌詞に込められた歴史と悲恋エピソード

よさこい節は、江戸時代末期(安政年間)に実際に起きた事件を歌ったものです。 高知市五台山・竹林寺の僧「純信(じゅんしん)」が、鋳掛屋の娘「お馬(おうま・当時17歳)」に恋をし、はりまや橋の小間物屋でかんざしを買って与えたことが噂になりました。

噂が広まり、2人は国境の関を越えて讃岐(さぬき、現在の香川県)へ駆け落ちを試みました。 しかし追手に捕まり、純信は藩外追放、お馬は仁淀川以西への追放処分となりました。2人は二度と会えなかったと伝えられています。

🕍 お坊さんが「戒律を破って恋をした」という生々しい実話が、高知の代表民謡として今も歌い継がれているわけです。

この悲恋の歌が幕末の土佐勤王の志士たちによって京都・大坂で歌われ、現在の「土佐の高知の〜」という歌詞に改められて明治3年頃に全国へ広まりました。 歴史的な背景を子どもに伝える際は、「はりまや橋は高知にある実際の橋のこと」「坊さんが大切な人へのプレゼントを買ったお話」と噛み砕くと伝わりやすいです。

参考リンク(よさこい節と純信・お馬の悲恋の経緯)。

世界民謡・童謡 よさこい節 純信とお馬の駆け落ち詳細解説

よさこい節を保育で使う際の歌い方と鳴子あそびのポイント

よさこい節を保育現場で活用する方法は大きく「歌で親しむ」と「体を動かす」の2つに分けられます。 どちらも子どもの年齢に合わせて柔軟にアレンジできます。

  • 🎵 歌で親しむ:まず「土佐の高知の〜」の1番だけを繰り返し歌う。囃子言葉の「よさこい よさこい」を子どもが自然に口ずさむようになるまで繰り返すのが基本です。
  • 🪘 鳴子(なるこ)を使った体遊び:鳴子は高知のよさこい踊りで両手に持って鳴らす打楽器です。本物の鳴子がない場合は、空のペットボトルに小豆や米を入れた手作りマラカスでも代用できます。
  • 👐 手拍子体操:「よさこい よさこい」のフレーズに合わせて手拍子を打つだけでも、リズム感の育成につながります。3〜4歳児から取り入れやすいです。
  • 🏃 運動会演目のアレン:よさこい節にブラスやロックのアレンジを加えた楽曲を使った親子演技は保育園の運動会で人気が高く、YouTube「親子よさこい Dancing」などの振り付け動画が参考になります。

3〜5歳児クラスでの活用が特に効果的です。 歌詞の意味がわからなくても、「よさこい よさこい」のリフレインとリズムが子どもの耳に残りやすいため、自然と口ずさむようになります。鳴子を使う活動を入れる場合は、事前に「鳴子は打楽器のひとつ」と伝えておくと楽器への興味が広がります。

よさこい節の歌詞ふりがなを教えるときの保育士独自の工夫

保育士が「よさこい節」を子どもたちと一緒に歌う際、歌詞のふりがなを正確に覚えるだけでなく、「なぜこの言葉なのか」を自分の言葉で説明できると、子どもの理解がぐっと深まります。

たとえば「よさこい」という囃子言葉は、歌の合間に挟まる「掛け声」だと伝えると、子どもたちが自然にノリよく「よさこい!」と声を出せるようになります。 これは、歌のリズムに乗りながら日本語の掛け声・囃子言葉の感覚を身につける上でも有効な体験です。

参考)よさこい節|日本大百科全書・世界大百科事典|ジャパンナレッジ

🎶 歌詞カードを手作りして掲示するのも効果的です。

以下のような工夫を取り入れると、子どもも保護者も楽しく参加できます。

  • 📝 ふりがな付き歌詞カードを教室に掲示:A4サイズの紙に大きな文字でふりがな付き歌詞を印刷し、保育室の壁に貼る。保護者も一緒に覚えやすくなります。
  • 🖍️ イラストで意味を補足:「かんざし」「はりまや橋」「桂浜」などのイラストを歌詞カードの横に添えることで、子どもが歌詞の世界観をイメージしやすくなります。
  • 🔊 音源を活用する:YouTubeなど無料で聴ける音源(例:教育用民謡の演奏動画)を使い、本物の三味線・尺八の音で歌う体験をさせると、子どもが民謡の質感を体感できます。
  • 🗾 地図を使って「高知県」を紹介:日本地図で高知県の位置を確認しながら歌うと、社会・文化学習にもつながります。

歌詞の暗記よりも「歌を楽しむ体験」を優先するのが原則です。 特に3歳以下のクラスでは、歌詞を全部覚えさせようとせず、「よさこい よさこい」のフレーズだけでも一緒に声に出せれば十分です。民謡は替え歌が無数に存在する文化でもあるので、子どもたちが自分なりの「よさこい」を作る遊びに発展させるのも面白い活動になります。

参考リンク(教育芸術社による高知県よさこい節の教育的解説)。

教育芸術社「郷土の音楽:高知県 よさこい節」—土佐弁の意味と教育現場での活用ヒント

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