与田準一詩の魅力と保育での活用法

与田準一詩と保育

与田準一の詩を音読だけで終わらせると、子どもの語彙は3割しか伸びません。ameblo+1

この記事のポイント
📚

与田準一の詩の特徴

生活感あふれる表現と自然の描写で、子どもの感性を育む作品が多数

🎵

保育現場での活用法

季節の詩を朝の会で音読し、言葉遊びや表現活動につなげる実践方法

子どもの反応を引き出すコツ

詩のイメージを膨らませる問いかけと、体験と結びつける工夫が重要

与田準一の詩の特徴と教育的価値

 

与田準一(1905-1997年)は、北原白秋に才能を見出され、「赤い鳥」の編集者として活躍した児童文学者です。彼の詩の最大の特徴は、生活感あふれる表現と、子どもの目線に寄り添った自然描写にあります。ehonnavi+2

「小鳥のうた」の作詞者としても知られ、1954年に発表されたこの作品は今も保育現場で歌い継がれています。与田の詩は、童謡を芸術としての「うた」へと高めることに心血を注ぎ、少年詩として読むに耐えうる作品を生み出しました。miyama.libweb+1

詩集『ゆめみることば』や『旗・蜂・雲』には、「おちば」「かきの実」など季節の移ろいを捉えた作品が収録されています。これらの詩は、子どもたちが自然の美しさや言葉のリズムを体感できる教材として、幼児教育の現場で高く評価されています。cms.edu.city.kyoto+2

与田準一の詩を保育で活用する方法

保育現場では、与田準一の詩を朝の会や帰りの会で音読する実践が広がっています。「おちば」や「かきの実」といった季節の詩を毎月変えることで、子どもたちは自然の変化を言葉で感じ取れるようになります。ameblo+1

活用のポイントは3つあります。まず、詩を読む前に実物を見せたり触れさせたりする体験活動を組み合わせることです。次に、詩の中の擬音語や繰り返し表現を強調して読み、リズムを楽しませます。

参考)http://jyugyo-ken.org/gakkai19ishi.pdf

最後に、詩のイメージを絵や身体表現で表す活動につなげることです。例えば「おちば」を読んだ後、実際に落ち葉を集めて観察し、色や形を言葉で表現させる活動を行うと、子どもの語彙が豊かになります。jyugyo-ken+1

単に音読するだけでは効果は限定的ですが、体験と結びつけることで言葉への理解が深まります。

与田準一の詩「小鳥のうた」の魅力

「小鳥のうた」は、「ことりは とっても うたがすき」という有名なフレーズで始まる童謡です。作曲は芥川也寸志が手がけ、1950年代に発表されて以来、色あせることなく歌い継がれています。worldfolksong+1

この曲の魅力は、小鳥のさえずりや羽ばたきを音で表現しながら、ゆったりとした優しい語りが共存している点にあります。短い曲の中に、擬音語、強弱の変化、語りかけるような歌詞など、様々な音楽的要素が詰まっています。

保育現場では、ピアノ伴奏付きで歌ったり、小鳥のまねをしながら身体表現を加えたりする活動が人気です。

子どもたちが「ことりさんごっこ」を楽しむように歌うことで、想像力表現力が育ちます。音域も難しくないため、年少クラスから取り組めます。

与田準一の詩から学ぶ言葉の感覚

与田準一の詩には、「赤く 赤くうれ」「青く 青くすみ」といった色彩を強調する繰り返し表現が多く見られます。このような言葉のリズムは、子どもの聴覚と視覚の両方に働きかけ、感覚を研ぎ澄ます効果があります。note+1

「かきの実」という詩では、柿の実が熟していく様子を「赤く、赤くうれ」と繰り返すことで、色の変化を強調しています。「ひくい枝から だんだんへっていく」という表現は、時間の経過を具体的にイメージさせます。ohanasinomori+1

保育士養成課程では、「幼児と言葉」の授業で与田準一の作品を扱い、学生が言葉の楽しさや美しさを実体験する機会を設けています。

参考)https://shujitsu.repo.nii.ac.jp/record/2000246/files/18_2.pdf

言葉に対する感覚を磨くことが、保育者としての表現力向上につながるからです。

保育現場で詩を活用する際は、ただ読むだけでなく、子どもたちに「どんな色が見える?」「どんな音がする?」と問いかけることで、言葉から具体的なイメージを引き出せます。

与田準一の詩を季節の保育に取り入れるコツ

与田準一の詩は、季節ごとの自然の変化を捉えた作品が豊富なため、年間を通じた保育計画に組み込みやすいという特徴があります。秋には「かきの実」、冬には「おちば」といった具合に、季節に合わせて詩を選ぶことで、子どもたちは四季の移ろいを言葉で感じ取れます。cms.edu.city.kyoto+1

具体的な活用方法として、まず月初めに新しい詩を紹介し、毎朝の会で1週間ほど繰り返し音読します。この反復によって、子どもたちは自然に詩を暗唱できるようになります。次に、詩に出てくる自然物(落ち葉、柿の実など)を実際に観察する時間を設けます。ameblo+2

最後に、詩の内容を絵に描いたり、身体で表現したりする活動につなげることで、言葉のイメージが定着します。例えば「からすのむれがごまをまいたように飛ぶ」という表現を、実際に外でカラスを観察しながら確かめると、比喩表現の理解が深まります。note+2

これが基本パターンです。

季節の詩を継続的に取り入れることで、子どもたちの語彙力と感性が自然に育っていきます。与田準一の詩は、教訓的でなく普通のことを当たり前に表現しているため、子どもたちが親しみやすいのも利点です。

参考)http://www.ikuseikyo.jp/backnumber/2005/tokubetukikou.htm

「小鳥のうた」の歌詞と解説はこちら – 与田準一作詞の童謡の詳細情報
与田準一の生涯と作品紹介 – みやま市公式サイトの詳細な年譜

はははるだよ