ワニの歌楽譜を保育士が使いこなすための完全ガイド
楽譜をコピーして職員間で回したことがあると、最高1,000万円の罰金リスクがあります。
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ワニの歌の楽譜とは?作詞・作曲と曲の基本情報
「ワニのうた(わにのかぞく)」は、作詞・上坪マヤ、作曲・峯陽によって作られた手遊び歌です。保育現場では長年親しまれており、乳児クラスから幼児クラスまで幅広い年齢で活用できるのが大きな魅力です。
歌の内容はシンプルで、ワニのお父さん・お母さん・お兄さん・お姉さん・赤ちゃんと、家族が次々に登場します。それぞれのキャラクターに合わせた動作(「おひげをじょりじょり」「おけしょうパタパタ」など)が楽しく、子どもたちが思わず笑顔になる要素が詰まっています。
曲の構成はとてもシンプルです。同じメロディーとリズムが繰り返される形式で、初めてピアノを弾く保育士さんでも取り組みやすいのが特徴です。つまり、初心者でも練習しやすい曲です。
参考楽譜として広く知られているのが、チャイルド本社発行の「こどものうた200(保育実用書シリーズ)」です。1975年の初版以来、保育現場のバイブルとして多くの園で使われ続けており、ロングセラー楽譜集です。この一冊でさまざまな園の定番曲をまとめてカバーできます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 曲名 | わにのうた/わにのかぞく |
| 作詞 | 上坪マヤ |
| 作曲 | 峯 陽 |
| 対象年齢 | 乳児(0歳〜)〜幼児(5歳) |
| 主な活用場面 | 朝の会、活動の導入、転換時間など |
「こどものうた200」についての公式情報はこちらで確認できます。
保育現場の定番曲を網羅した楽譜集の内容・価格:
こどものうた200 – チャイルド本社公式ページ
ワニの歌の楽譜の種類と選び方|ピアノ伴奏・弾き歌い・ソロ譜を比較
「ワニのうた」の楽譜は、大きく分けて3つの種類があります。それぞれに特徴があるため、自分のスキルや使用シーンに合ったものを選ぶことが大切です。
まずピアノ伴奏譜(初級)は、子どもたちが歌い、保育士がピアノ伴奏を担当する形式に対応しています。Piascoreで販売されているバージョン(楽譜ID:28750)は、指番号が付いており、ピアノ未経験の保育士でも取り組めるよう設計されています。幼稚園教諭・保育士養成機関で15年の経験を持つ専門家が監修したもので、完全独習が可能な構成です。
次に弾き歌い用楽譜(初〜中級)は、保育士が歌いながら弾くスタイルに対応した楽譜です(楽譜ID:128786)。コードネーム付きで2番の歌詞も収録されており、現場でそのまま使えます。両手をワニの口のように動かす遊び方のメモも楽譜上に記載されていて、動作の確認もしやすいです。
そして練習メモ付きのピアノソロ譜(初級)は、楽譜内のQRコードから演奏動画を確認できる仕様になっています。階名・指番号・鍵盤図が付いており、一人での練習に向いています。これは使えそうです。
- 🎹 ピアノ伴奏譜(初級):子どもが歌う場面向け。指番号付きで初心者でも取り組みやすい。Piascoreで購入可。
- 🎤 弾き歌い用楽譜(初〜中級):弾きながら歌う形式。コードネーム・遊び方メモ付き。Piascore・mucome等で入手可。
- 📄 練習メモ付きソロ譜(初級):QRコードで演奏動画を確認できる。アット・エリーゼで352円(税込)から購入可。
購入価格の目安は1曲あたり220円〜352円程度です。コンビニ印刷にも対応している販売サイトもあり、プリンターがない環境でも入手しやすい点は大きなメリットです。
楽譜の種類と価格の一覧確認はこちら:
ワニのうた 楽譜一覧 – 楽譜@ELISE(アットエリーゼ)
ワニの歌の手遊びのやり方と保育への活用|楽譜と動作のセット解説
楽譜を入手したら、実際の手遊びの動作と組み合わせて練習することが大切です。「ワニのうた(わにのかぞく)」の手遊びは、両手をワニの口のように動かすシンプルな動作が基本になります。
基本動作は、両手の指を合わせてパカパカと開閉させることです。これがワニの大きな口を表現しています。歌詞の「おくちをあけて」のタイミングで両手をパカッと大きく開き、子どもたちの視線を一瞬集中させます。リズムに合わせて動かすと、乳児クラスの赤ちゃんでも目で追って楽しみます。
各家族の登場場面では動作を変えましょう。「おひげをじょりじょり」ではあごを撫でるジェスチャー、「おけしょうパタパタ」では両手で頬を軽く叩く動作、「きんにくもりもり」では力こぶを作るポーズ、「おしりをふりふり」では後ろを向いてお尻を左右に振る動作です。それぞれのキャラクターになりきりましょう。
保育現場での活用場面は主に以下の3つです。
- 🌅 朝の会の導入:子どもたちが集まった直後に使うと、注目を集めやすく、活動へのスイッチが入りやすい
- 🔄 活動と活動の切り替えタイム:製作や運動活動の前後など、気持ちのリセットに効果的
- 🍽️ 給食前のひとときに:エネルギーを発散させてから落ち着く時間に使うと、食事への集中力が上がりやすい
手遊びのねらいという観点では、主に「音楽に合わせてリズム感覚を養う」「保育士とのやり取りを楽しむ」「繰り返しの中で曲を覚える達成感を感じる」の3点が挙げられます。これが基本です。
子どもたちのアイデアを取り入れてオリジナルのアレンジを加えるのもおすすめです。例えば「ワニの先生バージョン」を作って子どもが動作を考える、という活動に発展させると、表現遊びや創造的活動との連携もできます。
手遊びの実演動画や歌詞の詳細はこちら:
ワニの家族の手遊び歌詞・動画・ねらい – 保育士バンクコラム
ワニの歌の楽譜と著作権の注意点|保育士が知っておくべきNG行為
楽譜に関する著作権は、保育現場で特に注意が必要な分野です。著作権侵害行為は10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金が規定されています(著作権法第119条1項)。これは一般の窃盗罪より重い罰則です。
保育現場でよくある、実はNGなケースを整理します。
まず楽譜の無断コピー配布です。「職員みんなで弾けるように」と、購入した楽譜1冊を複数人分コピーして配ることは、著作権法違反になります。個人の私的使用は認められますが、複数の職員に配布した時点で私的使用の範囲を超えます。楽譜コピー問題協議会(CARS)も「楽譜は1人1冊の購入が原則」と明示しています。
次にインターネット上の楽譜画像の無断使用です。検索して出てきた楽譜画像をそのまま保存・印刷して使うことも、著作権侵害です。掲載元サイトの利用規約を必ず確認してください。
さらにスキャンした楽譜をSNSや園のホームページへの掲載も問題になります。「保護者向けにお知らせしたい」という気持ちはわかりますが、これは公衆送信権の侵害になります。インターネット上にアップした時点で、著作権者に知られるリスクが格段に上がります。
安心して使うためのポイントは一つです。
1人1冊(または1台端末に1つ)の楽譜を正規購入することが原則です。Piascoreやアット・エリーゼなどのデジタル楽譜サービスでは、1曲220円前後から購入可能です。5人の職員が使う場合は1,100円〜1,760円の出費ですが、著作権リスクと比べると明らかに低コストです。
楽譜コピーに関する著作権の詳細:
楽譜の無断コピーが音楽の未来にピンチをまねいています(文化庁)
ワニの歌の楽譜を活かすピアノ練習法|ピアノ初心者の保育士向け独学ルート
ピアノが苦手な保育士にとって、「ワニのうた」は実は練習を始めやすい曲の一つです。繰り返し同じメロディーが登場するため、覚えるフレーズの量が少なく、短期間で弾けるようになる可能性が高いです。
練習の第一ステップは右手(メロディー)だけをゆっくり弾くことから始めることです。初級楽譜には指番号が記載されているため、番号通りに指を動かすだけで自然に正しいポジションが身につきます。楽譜に付いているQRコードや参考動画でテンポを確認しながら練習すると効率的です。
右手がスムーズに動くようになったら、左手(伴奏)を加えていきます。左手はシンプルな和音の繰り返しが多いため、初心者でも比較的短期間で追いつけます。「ゆっくりバージョン」で練習する動画もYouTubeで多数公開されており、自分のペースに合わせた練習ができます。
ピアノ練習において大切なのは完璧に弾こうとしないことです。保育の現場では、多少ミスがあっても、明るく元気に弾き歌いする姿が子どもたちには魅力的に映ります。完璧より「楽しく一緒に歌える雰囲気」が優先です。これだけ覚えておけばOKです。
保育士向けの練習本として代表的なのが「こどものうた200(チャイルド本社)」の伴奏は原曲に近い難易度ですが、「保育で使えるこどものうた230曲」「これなら弾ける!保育のうたピアノ伴奏160」など初心者向けにアレンジされた楽譜集も多数あります。自分のスキルに合ったアレンジ楽譜を選ぶことが、練習を続ける上での重要な条件です。
- 📌 ステップ1:指番号付き楽譜を用意し、右手メロディーだけをゆっくり練習する
- 📌 ステップ2:QRコードや参考動画でテンポを確認しながらリズムを体に入れる
- 📌 ステップ3:右手が安定したら左手を加え、両手で弾く練習に移る
- 📌 ステップ4:弾きながら歌う「弾き歌い」の練習に進む。はじめはゆっくりなテンポで
練習に活用できるデジタル楽譜の詳細:
わにのうた ピアノ伴奏 初級(指番号付き)– Piascore楽譜ストア

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