手毬唄歌詞たぬき|保育で使える遊び方と意外な由来

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どんな驚きが隠されているのでしょうか?

手毬唄歌詞たぬき

歌詞の「せんばさ」を「しぇんばしゃ」と発音すると子どもが混乱します。

参考)「あんたがたどこさ」の歌詞全文とその意味とは?実は怖い歌だっ…

この記事のポイント
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手毬唄の正式名称と歌詞

「あんたがたどこさ」は肥後手まり唄が正式名称。熊本県が舞台のわらべ歌で、たぬきが登場する独特の歌詞が特徴です

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保育での遊び方と発達効果

ボールつきやジャンプ遊びなど年齢別の遊び方があり、運動能力やリズム感、反射神経の向上に役立ちます

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たぬきの意外な由来

歌詞のたぬきには徳川家康を指すという異説があり、戊辰戦争時の政治的メッセージが隠されていた可能性があります

手毬唄「あんたがたどこさ」の歌詞全文

「あんたがたどこさ」は熊本県熊本市が舞台のわらべ歌で、正式名称を「肥後手まり唄」といいます。肥後とは昔の熊本県のことで、ボールを使って遊びながら歌う手毬歌の代表的な作品です。jpnculture+1

歌詞は以下の通りです。

参考)童謡・唱歌 あんたがたどこさ 歌詞 – 歌ネット

あんたがたどこさ 肥後さ

肥後どこさ 熊本さ

熊本どこさ せんばさ

せんば山には たぬきがおってさ

それをりょうしが 鉄砲で打ってさ

煮てさ 焼いてさ 食ってさ

それを木の葉でちょいとかぶせ

4拍子のリズムで歌われるのが基本です。

遊び方の基本は、「さ」の部分で特別な動きをすることにあります。ボールをつきながら歌い、「さ」の所で足にくぐらせ、最後の「ちょいとかぶせ」でスカート(昔は着物)でボールを隠すのが伝統的なやり方です。

参考)あんたがたどこさ 歌詞の意味 熊本 船場山 仙波山 埼玉県川…

歌詞に登場する「せんば山」と「たぬき」がこの手毬唄の特徴的な要素となっており、子どもたちの想像力をかき立てる内容になっています。熊本市内には実際にせんば山と呼ばれた場所があり、熊本城付近の新町地区で城の堀を作ったときの土を盛り上げた土塁を「せんば山」と呼んでいたという説があります。asia-traveler+1

手毬唄たぬきの意外な由来と歴史的背景

歌詞に登場する「たぬき」には、実は徳川家康を指すという異説があります。戊辰戦争時、「徳川幕府を討つ」と公言することは難しかったため、歌に隠したのではないかと言われているのです。news.livedoor+1

この説によれば、歌詞の意味は以下のように解釈されます。

  • 船場山のたぬき:仙波東照宮に祀られている徳川家康(徳川幕府)
  • 猟師:新政府軍
  • 鉄砲で撃ってさ:徳川幕府を討つ

異説では、歌詞が関東方言であることを指摘し、「せんば山」は武蔵国川越藩(現:埼玉県川越市)にある仙波山を指すという見解もあります。仙波山には東照宮があり、徳川家康が祀られているため、この解釈に説得力を持たせています。

参考)https://news.livedoor.com/article/detail/15741283/

つまり政治的メッセージですね。

ただし、この唄が元々熊本の手毬遊びとして生まれた説も有力です。1992年に発足した「日本のお手玉の会」の2002年「第11回全国お手玉遊び熊本大会」で採用されたことをきっかけに、手毬うたからお手玉遊びの歌として全国に広まりました。koutoku+1

「あんたがたどこさ」の歌詞全文とその意味とは?実は怖い歌 …

この記事では、手毬唄の歴史的背景や異説について詳しく解説されています。

地域によっては歌詞がタヌキではなくエビになっているものも存在します。熊本市内のせんば山近くの橋には、実際に海老の像があることも確認されています。wikipedia+1

手毬唄を保育園で活用する遊び方

「あんたがたどこさ」は年齢に応じて様々なアレンジができる優れた伝承遊びです。年長~小学生にはボールをつきながらの遊び、年少児や乳児期にはジャンプしながらの遊びが適しています。hoiku-style+1

ボールを使った遊び方(年長児向け)

参考)【伝承遊び】あんたがたどこさの遊び方は?保育に導入する際の注…

  • あんたがたどこさを歌いながらボールをつく
  • 歌詞の「さ」が出てくるタイミングで足の下にボールをくぐらせる
  • 「ちょいと被せ」の部分でボールを手で隠す
  • 最後までボールを落とさずにできたら成功

ジャンプを使った遊び方(年少~年中児向け)

  • 床に左右と前後の丸を描く(ケンケンパの要領)
  • 歌いながら左右の丸に交互にジャンプする
  • 「さ」のタイミングで前方の丸にジャンプする
  • 「ちょいと被せ」の「せ」で足を左右に大きく開く

覚えておけば便利です。

集団遊びバージョン(全年齢対応)

  • 全員で丸くなって輪を作り、手を繋ぐ
  • あんたがたどこさの歌に合わせて回る
  • 「さ」のタイミングで全員でジャンプする
  • 毎回同じタイミングでジャンプできたら成功

導入時は簡単にアレンジしたもので始め、クラスで遊びを展開しながら順次難易度を上げるようにしましょう。例えば「歌いながら最後までボールをつくことができたらクリア」「ジャンプするのは『さ』のタイミングだけにする」などのルール設定ができます。

あんたがたどこさ【遊び方・ねらい解説】|保育士・幼稚園教諭 …

この記事では、保育現場での具体的な遊び方やねらいが詳しく紹介されています。

手毬唄遊びが子どもの発達に与える効果

手毬唄を使った遊びは、子どもの心身の発達に多面的な効果をもたらします。歌と動作がひとつになった手遊びは、繰り返し行うことでリズム感を養ったり、反射機能を発達させることができるのです。hoiku-shigoto+1

運動能力の向上sports.ymsch+1

ボールをついたりジャンプをしたりする動作により、手先の器用さや全身の運動能力が向上します。保育士の振り付けを一生懸命真似するうちに、手先も自然と器用に動かせるようになっていきます。sports.ymsch+1

運動能力がアップします。

リズム感と反射神経の発達hoiku-shigoto+1

歌のメロディに合わせて身体を動かすことで、リズム感や反射神経など、運動能力の向上に役立ちます。特に「さ」のタイミングで特別な動きをする遊び方は、反射機能を鍛えるのに効果的です。sports.ymsch+1

言葉とコミュニケーション力の発達

参考)手遊びの効果ってスゴイ!~子どもの心と体を育む活用のコツ~

手遊び歌にはいろいろなものの名前が含まれています。繰り返し行うことで自然とその言葉を覚えることにつながり、単に言葉を覚えるだけでなく、その「もの」について興味・関心を持つことにもつなげられます。

熊本や船場、たぬきといった言葉を通じて、地理や動物への興味が広がる可能性があります。友達や保育士と一緒に遊ぶことの楽しさを覚え、集中力もアップします。

参考)【保育士が選ぶ】年齢別!保育園の手遊びおすすめ15曲≪歌詞&…

幅広い年齢の子どもが楽しめる点も魅力のひとつです。遊び方を複数用意しておくことで、乳児期から小学生まで、発達段階に応じた遊びを提供できます。hoiku-style+1

保育士が手毬唄を指導する際の注意点

手毬唄を保育現場で活用する際には、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。適切な指導により、子どもたちがより安全に楽しく遊べる環境を整えることができます。

歌詞の正確な発音指導

「せんばさ」の発音は「しぇんばしゃ」ではなく、正しく「せんばさ」と伝えることが重要です。子どもは一度間違って覚えると修正が難しいため、最初の導入時に保育士が明瞭に発音する必要があります。

正しい発音が基本です。

また「りょうしが」という言葉も、現代の子どもにとってなじみが薄い可能性があります。導入時に「魚や動物を捕まえる人」と簡単に説明しておくと、歌詞の理解が深まります。uta-net+1

安全な遊び環境の確保

ボールを使った遊びでは、十分なスペースを確保することが必要です。他の子どもとぶつからないよう、間隔を空けて遊べる配置を心がけましょう。

ジャンプ遊びの場合は、床に描く丸の間隔を子どもの体格に合わせて調整してください。

無理な跳躍距離は転倒のリスクを高めます。

スペース確認が条件です。

発達段階に応じた難易度設定

初めは簡単なバージョンから始め、段階的に難易度を上げていくアプローチが効果的です。例えば、最初は「さ」のタイミングだけを意識する遊びから始め、慣れてきたらボールを足の下にくぐらせる動作を加えるといった工夫ができます。

無理に完璧を求めず、子どもたちが「できた!」という達成感を味わえるレベル設定を意識しましょう。クラス全体で楽しむ雰囲気を大切にすることで、苦手な子どもも参加しやすくなります。

個別の発達状況を観察しながら、必要に応じて保育士がサポートに入ることも重要です。特に乳児期や年少児では、手を取って一緒にリズムを取るなどの補助が効果的です。

手毬唄と他のわらべ歌との組み合わせ活用法

「あんたがたどこさ」を他のわらべ歌と組み合わせることで、保育活動の幅が大きく広がります。複数の手遊びをローテーションで使うことで、子どもたちの飽きを防ぎ、様々な発達領域を刺激できます。

動物つながりで組み合わせる遊び

たぬきが登場する「あんたがたどこさ」と相性が良いのが、「げんこつやまのたぬきさん」です。どちらもたぬきが主役なので、テーマに統一感が生まれます。

動物をテーマにした活動日を設定し、午前中に「あんたがたどこさ」、午後に「げんこつやまのたぬきさん」を行うなど、時間を分けて取り入れる方法が効果的です。子どもたちの集中力が途切れず、楽しみながら学べます。

組み合わせが効果的です。

手遊びとボール遊びの交互活用

「グーチョキパーでなにつくろう」や「かたつむり」など、座ってできる手遊びと、立って動く「あんたがたどこさ」を交互に行うことで、静と動のメリハリがつきます。

静かな活動の後に体を動かす遊びを入れることで、子どもたちのエネルギーを適切に発散させられます。逆に、活発な遊びの後に座って行う手遊びを入れることで、自然とクールダウンができます。

季節や行事に合わせた展開

熊本や肥後という地名が登場する「あんたがたどこさ」は、日本地図を見せながら歌うことで、地理への興味を引き出せます。他の地域のわらべ歌と組み合わせて「日本各地の歌」という活動テーマを作ることも可能です。

また、お手玉遊びとして発展させることもできます。2002年以降、全国のお手玉遊び大会で採用されたことから、お手玉を使ったバージョンも広まっています。

参考)https://koutoku.ac.jp/toyooka/pdf/department/kiyou/r1/r1-10.pdf

異なる遊び方を提示することで、子どもたちの想像力や応用力を育てることができます。「ボールの代わりにお手玉でやってみよう」という提案は、子どもたちの創造性を刺激する良い機会になるでしょう。