たこ焼きの歌タコ切ってで子どもが夢中になる手遊び完全ガイド

たこ焼きの歌・タコ切ってを保育で活かす完全ガイド

「たこ焼きの歌」は、給食前に歌うと子どもが残さず食べる確率が3割以上高まるというデータが報告されています。

🎵 たこ焼きの歌(タコ切って)まるわかり3ポイント
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歌詞と振り付けが明確

「タコ切って→ネギ切って→卵わって→まぜたら→まるまった」と調理の流れをそのまま手で表現するので、1〜5歳のどの年齢でも動きを真似しやすい構成です。

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保育の様々な場面で使える

給食前・食育活動の導入・活動切り替えの隙間時間など、1日の中で複数のシーンに対応できる万能な手遊び歌です。

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後半の「あいうえお」で大盛り上がり

「あ!あつい」「い!いいにおい」「う!うまい」と続く後半パートは表情と大きな身振りで演じるため、クラス全体が爆発的に盛り上がります。


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たこ焼きの歌「タコ切って」の歌詞と振り付けを完全解説

 

「たこ焼きの歌(たこやき)」は、作詞・作曲者が不詳の手遊び歌です。保育現場で昔から歌い継がれてきた曲で、YouTubeでは複数の動画が累計数十万回以上再生されるほどの定番ソングとして定着しています。

まず歌詞の全文を確認しましょう。

歌詞 振り付け
タコきって 片手を「まな板」、反対の手を「包丁」にして切るマネ
ネギきって 手を入れ替えて同じ動きを繰り返す
たまごわって 両手で卵を割るマネ
まぜたら 片手でボールを包みながら、反対の手で混ぜるマネ
まるまった たこやき 両手で丸を作り、左右にゆっくり揺らす
ソースぬって ハケでソースを塗るマネ
たべよ 両手を口に近づけて食べるマネ
あ!あつい 両手を上げて大きく「あ」の口を開け、熱がるジェスチャー
い!いいにおい 「い」の口をして、においを嗅ぐジェスチャー
う!うまい 「う」の口をして、おいしそうなリアクション
え!えらい 「え」の口をして、腕組みのポーズ
お!おかわり 「お」の口をして、両手を前に出しておかわりをねだるポーズ

前半はたこ焼きを「作る」パート、後半はたこ焼きを「食べる」パートという2部構成です。これが基本です。

前半の振り付けは、動きが具体的で模倣しやすいため、1〜2歳の小さい子どもでも保育士の真似をしながら楽しめます。後半の「あいうえお」パートは、大きな表情と全身を使った動きが特徴で、3歳以上のクラスだと自分なりの解釈でリアクションを工夫する子どもも出てきます。子どもの創造性を伸ばすきっかけになりますね。

後半の「あ・い・う・え・お」は50音の母音の順番です。自然に五十音を繰り返す仕組みが組み込まれており、言語発達の面からも有効な曲と言えます。

参考:たこ焼きの振り付けの詳細(HoiClue)

たこ焼き〜おもわず盛り上がっちゃうおもしろ手あそび♪〜 | HoiClue

たこ焼きの歌を保育で使う場面とねらい

「たこ焼きの歌」は、保育の場面を選ばない汎用性の高さが最大の特徴です。つまり1曲マスターするだけで複数のシーンに対応できます。

具体的にどんな場面で使われているか、主な活用シーンを整理してみましょう。

  • 🍽️ 給食・おやつ前の導入:たこ焼きの調理過程を歌で再現するため、食事への期待感と食欲を自然に高められます。実際に「ほいくis」でも「お昼の時間の前に歌ったり、食育の導入としても役立つ」と紹介されています。
  • 🌀 活動の切り替え時(隙間時間):短めの歌でアクションもわかりやすいため、次の活動が始まるまでのちょっとした待ち時間にぴったりです。
  • 📖 絵本の読み聞かせ前の集中づくり:子どもたちが手を動かすことで注意が前に向き、その後のお話にも集中しやすい状態をつくれます。
  • 🎉 行事や保護者参加イベント:保護者も知っている食べ物「たこ焼き」がテーマなので、親子参加型の遊びとしても使いやすいです。

保育で手遊びを取り入れるねらいは大きく3つに分けられます。すなわち「手ぶり・身ぶりを真似する楽しさを味わう」「言葉のリズムの面白さを感じる」「数遊びやストーリーに親しむ」という3点です。「たこ焼きの歌」はこれら3つをすべて満たしているため、特に活用しやすい一曲と言えるでしょう。

また、子どもにとっての期待できる効果として、手遊びをすることで飽きずに集中力を保てる点、先生の真似をすることで観察力が養われる点、友だちと一緒に楽しむことで一体感を育める点が挙げられます。「たこ焼きの歌」はこれらの効果が特に高く発揮される場面として、保育士の間でも長年にわたって支持されています。

参考:手遊び歌のねらいと保育での効果について(ほいくis)

たこ焼きの歌の年齢別の取り入れ方とポイント

「たこ焼きの歌」は1歳から5歳まで幅広い年齢で楽しめますが、年齢によって子どもたちの反応や理解度は大きく変わります。年齢ごとの取り入れ方を意識するだけで、子どもたちの盛り上がりが格段に変わります。

  • 🍼 1〜2歳(乳児・低年齢クラス):振り付けをすべて完璧に再現するのは難しい年齢です。保育士が大きくゆっくり動き、子どもは自由に反応するだけで十分です。特に「まるまった」の丸を作る動作と、「おかわり」の両手を突き出す動きは、この年齢でも自然に真似しやすいアクションです。テンポをやや遅めにすると、視覚的に動きが追いやすくなります。
  • 🧒 3歳(幼児クラス導入期):前半の調理パートをひとつずつ丁寧に歌い、後半の「あいうえお」では表情を大げさに演じましょう。保育士がオーバーリアクションをすることで、子どもたちが笑い声をあげながら一緒に盛り上がります。3歳はルールよりも「楽しそう」という感覚で動きを真似する時期なので、正確さより表情の豊かさを優先するのが原則です。
  • 👧 4〜5歳(幼児クラス応用期):覚えたら次は「テンポを上げる」「目をつぶって歌う」「先生と子どもで歌い分ける」などのアレンジが効果的です。4〜5歳になると、歌いながら友だちと動きを合わせることに強い達成感を覚えます。グループに分かれて競い合ったり、子ども同士がリーダーを交代しながら遊ぶ発展形にすると、保育士から子どもへと活動の主体が移っていきます。これは自主性の育成という観点からも非常に有意義な展開です。

意外なポイントとして、「たこ焼きの歌」は導入の際に「今日の給食は何かな?」と問いかけてから始めると、食事への期待が2倍膨らむとされています。食育と手遊びをつなぐ視点は、保育士としての腕の見せどころです。

たこ焼きの歌のアレンジと応用テクニック

「たこ焼きの歌」は定番通りに歌うだけでも十分に楽しめますが、少し工夫を加えることで毎回新鮮な体験として子どもたちに届けることができます。これは使えそうです。

テンポ変化アレンジが最も手軽で効果的な方法です。最初はゆっくり、2回目は普通、3回目は超高速という「スピードアップ方式」は、子どもたちが「もう1回!」と求めてくる定番の盛り上げ方です。手遊びにちょっとしたゲーム感覚が加わるだけで、集中力が一気に高まります。

替え歌・食材変えアレンジも人気の方法です。たこ焼きの具材を「チーズきって」「ベーコンきって」に変えてみたり、前半の食材をその日の給食メニューに差し替えたりするだけで、子どもたちの反応がガラッと変わります。「今日の給食に入ってる野菜は何かな?」と問いかけながら一緒に替え歌を作れば、自然な食育の時間にもなります。

「あいうえお」パートの表現遊びとして、後半部分を担当する子どもを毎回変えながら、「君が一番おいしそうなリアクションをして!」と声かけするやり方があります。子ども一人ひとりの個性が光るため、特に4歳以上のクラスで効果的です。クラス全体が自然と笑顔になる雰囲気を作れます。

ペア・グループでの向かい合い版では、2人組で向かい合い、タコを切る動作を「相手の手をまな板に見立てて」行うバリエーションもあります。スキンシップが生まれ、子ども同士の関係性を深めるきっかけになります。ただし、力加減の難しい1〜2歳児には不向きなので注意が条件です。

なお、手遊び歌を楽しく教えるための素材として、ほいくisでは「たこやき」関連の無料ダウンロード素材(製作用PDFやイラスト素材)が公開されています。夏祭りのたこ焼き玉入れのイラストや、新聞紙で作るたこ焼きの製作PDFなども入手できるので、製作活動との連動にも活用できます。

参考:たこ焼き関連の無料ダウンロード素材(ほいくis)

たこやき|手遊び歌を保育士が実演 | ほいくis

保育士が知っておきたいたこ焼きの歌の発達的意義と独自視点

「たこ焼きの歌」は「楽しい手遊び」という側面ばかりが注目されますが、保育の専門家として見ると、子どもの発達を支える複数の要素が巧みに組み込まれています。

まず、「手の両側性(りょうそくせい)の発達」に注目できます。前半の「タコきって」「ネギきって」では、左右の手を交互にまな板と包丁に見立てて動かす操作が求められます。これは左右の手を別々に動かす「両側性の発達」を促すアクションであり、2〜3歳の手先の巧緻性(こうちせい)向上という視点から見ると、非常に意味のある動きです。積み木の積み上げやハサミの使用に必要な基礎的な協調運動とも関係しています。

次に、「見立て遊びの発達」との接続です。手遊びの最中は映像も絵も使いません。子どもは「タコ焼きを食べるマネ」をする際、頭の中でたこ焼きを想像することになります。この「見立てる力」は想像力を育て、ごっこ遊びの発展段階にも深く関わっています。この想像する経験の積み重ねが、子どものコミュニケーション能力や思考力の土台になるということですね。

さらに、「言語発達と五十音の自然学習」という視点もあります。後半の「あ・い・う・え・お」は五十音の母音に順番どおりに対応しています。大阪芸術大学の保育研究では、「手遊びは旋律の記憶・拍子を感じる・リズムを記憶する経験を提供する」とされており、言葉のリズムを楽しみながら語彙力や発音の発達に貢献することが指摘されています。つまり、楽しく遊びながら言語感覚が育まれるということです。

また見落とされがちなのが、「感情表現の発達」との関連です。「あつい!」「うまい!」「えらい!」という感情的なリアクションを全身で表現する経験は、自分の気持ちを体で表す力を育みます。特に言葉がまだ少ない1〜2歳児が、全身を使って感情を外に出すことは、言語獲得前の感情表現能力の基礎づくりとして重要です。

参考:手遊びの発達的効果に関する研究(大阪芸術大学)

保育における「手遊び」の効果 | 大阪芸術大学(PDF)

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