たかしまあきひこ 曲
実は著作権フリーではない楽曲もあります
たかしまあきひこさんの代表曲と特徴
たかしまあきひこさんは、保育業界で40年以上活躍する作詞作曲家です。手遊び歌や体操曲を中心に、これまで500曲以上を発表してきました。
代表曲には以下のようなものがあります。
- 「バスごっこ」- 2歳児クラスで定番の乗り物遊び歌
- 「おべんとうばこのうた」- 手遊びの基本として親しまれる
- 「はたらくくるま」- 乗り物好きな子どもに人気
- 「やきいもグーチーパー」- じゃんけん遊びと組み合わせた歌
- 「とんとんとんとんひげじいさん」- 手遊びの入門曲
これらは保育園や幼稚園で日常的に使われています。
特徴は、シンプルで覚えやすいメロディーと歌詞です。子どもが一度聞いただけで口ずさめる構成になっています。リズムも4拍子が中心で、体を動かしやすい設計です。
また、日常生活に密着したテーマが多いのも特徴ですね。
お弁当、乗り物、食べ物といった子どもの身近な題材を扱っているため、イメージしやすく、遊びに発展させやすいという利点があります。保育現場での汎用性が高く、朝の会、帰りの会、給食前など、様々な場面で活用できます。
※代表曲の楽譜や歌詞、活用事例が詳しく掲載されています
たかしまあきひこ曲の年齢別活用方法
発達段階に合わせた曲選びが、保育の質を左右します。年齢ごとに適した楽曲と使い方を見ていきましょう。
0〜1歳児向け
- 「あたま・かた・ひざ・ポン」- 体の部位を覚える導入に最適
- 「いないいないばあ」- 愛着形成と情緒の安定を促す
- 「おつかいありさん」- ゆっくりしたテンポで安心感を与える
この時期は、繰り返しが多く、テンポがゆっくりした曲が適しています。
保育者が抱っこしながら、または膝の上に乗せて歌うスタイルが基本です。動きは最小限に抑え、目を合わせながら歌うことで、愛着形成につながります。CDよりも生の声で歌う方が、子どもの反応が良い傾向があります。
2〜3歳児向け
- 「バスごっこ」- ごっこ遊びへの発展が可能
- 「やきいもグーチーパー」- じゃんけんのルールを自然に学べる
- 「おべんとうばこのうた」- 指先の細かい動きを練習できる
つまり、遊びと学びを統合した活動ができるということです。
この年齢では、簡単な振り付けを真似る力が育ちます。保育者が先導し、子どもたちが後から追いかける形式が効果的です。同じ曲を毎日繰り返すことで、安心感と達成感を得られます。クラス全体で統一した動きができると、集団活動への意識も芽生えます。
4〜5歳児向け
複雑な振り付けや、パート分けにも挑戦できる時期ですね。
子ども同士でペアを組んだり、グループごとに違う動きをしたりと、アレンジの幅が広がります。運動会や発表会での発表曲としても活用できます。また、楽器演奏と組み合わせることで、音楽的な感性も育ちます。カスタネット、タンバリン、すずなどの簡単な楽器で伴奏すると、より充実した活動になります。
※発達段階に応じた曲選びの詳細と、具体的な指導案が掲載されています
たかしまあきひこ楽曲の著作権と利用範囲
保育現場での楽曲利用には、著作権の理解が不可欠です。知らずに違反すると、園全体に影響が及ぶリスクがあります。
基本的な著作権ルール
たかしまあきひこさんの楽曲は、すべて著作権で保護されています。日常の保育活動での使用は問題ありませんが、以下の場合は注意が必要です。
- YouTubeやSNSへの動画投稿
- 保護者向けのDVD配布
- 有料イベントでの使用
- 楽譜のコピー配布
これらは著作権法に抵触する可能性があります。
一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)に登録されている楽曲は、使用許諾申請が必要です。たかしまあきひこさんの代表曲の多くはJASRAC管理楽曲に含まれています。無許可での商用利用は、1曲あたり数万円の損害賠償請求を受けるケースもあります。
保育現場での実践的な対応
通常の保育活動であれば申請は不要です。
朝の会、帰りの会、給食前の手遊び、散歩中の歌などは、著作権法第38条の「非営利・無料・無報酬」の条件を満たすため、自由に使えます。ただし、園のホームページに動画をアップする場合は注意が必要です。
対策として、以下の方法があります。
- 動画には音楽を入れず、写真のみのスライドショーにする
- JASRACに包括利用許諾契約を結ぶ(年間数千円〜)
- 著作権フリーの楽曲に差し替える
特に園のSNS担当者は、この区別を理解しておく必要があります。
保護者向けの発表会DVDを作成する場合も、私的利用の範囲を超えるため、正式な手続きが求められます。一方、保護者が個人的にスマホで撮影した動画を家族間で共有する分には問題ありません。
境界線を理解して、適切に対応しましょう。
※学校・保育園での音楽利用に関する具体的な手続き方法が記載されています
たかしまあきひこ曲を使った季節行事の活用術
季節ごとの行事は、子どもたちの思い出作りに欠かせません。たかしまあきひこさんの楽曲は、四季の活動にも幅広く対応しています。
春の活動
- 「ちょうちょう」- 虫探しの散歩と連動
- 「チューリップ」- 花壇の観察活動に使用
- 「おはながわらった」- 入園式や進級式での歓迎ソング
春は新しい環境に慣れる時期です。
不安を抱える子どもも多いため、明るく優しいメロディーの曲を選ぶと効果的です。特に「おはながわらった」は、歌詞が前向きで、新生活のスタートにぴったりです。毎朝歌うことで、クラスの一体感が生まれます。
夏の活動
- 「みずあそび」- プール活動の導入に最適
- 「アイスクリームのうた」- 暑さを楽しむテーマソング
- 「たなばたさま」- 七夕行事で定番
プール前の着替え時間に歌うと、スムーズに活動へ移行できますね。
水に対する恐怖心を和らげる効果もあります。また、「アイスクリームのうた」は、製作活動と組み合わせて、紙粘土でアイスを作る活動につなげられます。子どもたちの想像力を刺激し、言葉と体験を結びつける良い機会になります。
秋の活動
秋は自然物との触れ合いが多い季節です。
実際にどんぐりを拾ってから歌うことで、体験と歌が結びつき、記憶に残りやすくなります。「やきいもグーチーパー」は、じゃんけん遊びとしても使えるため、室内活動にも応用できます。雨の日の遊びのレパートリーとして重宝します。
冬の活動
冬は室内活動が増える時期ですが、歌で体を動かすことが大切です。
「ゆき」は、雪が降っていない地域でも、映像や絵本と組み合わせて季節感を伝えられます。「豆まき」は、鬼役と豆をまく役に分かれて、劇遊びのように展開できます。恐怖心を持つ子どもには、優しい鬼の設定にするなど、配慮が必要です。
保護者とのコミュニケーションに活かす方法
家庭と園での連続性は、子どもの成長に重要な役割を果たします。たかしまあきひこさんの楽曲は、保護者とのコミュニケーションツールとしても活用できます。
連絡帳での共有
「今日は『バスごっこ』を歌いながら、椅子を並べてバスごっこをしました。お家でも一緒に歌ってみてください」といった形で、その日の活動を具体的に伝えられます。
これだけで十分です。
保護者は、園での様子を想像しやすくなり、家庭でも同じ歌を歌うことで、子どもとの会話が広がります。YouTubeで「たかしまあきひこ バスごっこ」と検索すれば、手遊びの動画が見つかるため、保護者も真似しやすいというメリットがあります。
保護者参観での実演
参観日に、普段歌っている手遊び歌を親子で一緒に行うと、家庭での再現性が高まります。保護者が実際に体験することで、家でも取り入れやすくなるわけですね。
特に「おべんとうばこのうた」は、指先の動きが細かく、親子でコミュニケーションを取りながら楽しめます。
保護者同士の交流のきっかけにもなります。
参観後のアンケートでも、「家でも歌っています」といった声が多く寄せられます。
園だよりでの紹介
月ごとの園だよりに、「今月の歌」としてたかしまあきひこさんの楽曲を紹介する方法もあります。歌詞とQRコードを掲載すれば、保護者が自宅で動画を見ながら練習できます。
つまり、園と家庭で同じ歌を共有できるということです。
送迎時に子どもが「今日これ歌ったよ!」と話すきっかけにもなります。保護者からは「家でも一緒に歌えて、子どもが喜んでいます」といった反応が得られます。こうした小さな積み重ねが、信頼関係の構築につながります。
※連絡帳の書き方や園だよりの作成事例が豊富に掲載されています


