まきびとひつじを歌詞日本語クリスマス保育園で歌う意味と教え方

まきびとひつじを歌詞日本語

実はこの歌、保護者から宗教的配慮を求められることがあります。

この記事の3ポイント
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イエス誕生を描いた讃美歌

羊飼いと博士の視点から救世主の誕生を喜ぶ歌です

🎵

保育園での教え方のコツ

サビ部分から覚えさせ優しい声で歌うよう導きます

⚠️

宗教的配慮が必要な場面も

他宗教の家庭への事前説明と選択肢の提示が大切です

まきびとひつじを歌詞の全文と意味

 

「まきびとひつじを」は17世紀から18世紀にかけてイギリスで生まれたクリスマス・キャロルです。日本では津川主一による訳詞で讃美歌103番として親しまれています。tsukuba-church+1

日本語歌詞の全文は以下の通りです。

1番

牧人ひつじを 守れるその宵

妙なるみ歌は 天より響きぬ

喜びたたえよ 主イエスは生まれぬ

2番

仰げばみ空に きらめく明星

夜昼さやかに 輝きわたれり

喜びたたえよ 主イエスは生まれぬ

3番

その星しるべに 三人の博士ら

メシアを尋ねて はるばる旅しぬ

喜びたたえよ 主イエスは生まれぬ

4番

奇しき光の 導くまにまに

博士はまぶねの 主イエスにまみえぬ

喜びたたえよ 主イエスは生まれぬ

1番では羊飼いたちが夜、羊の群れを見守っていると天使が現れてイエス誕生を告げる場面を描いています。

「妙なるみ歌」とは天使の歌声のことです。

参考)【讃美歌】「まきびとひつじを」の動画・意味・日本語歌詞【20…

2番以降では東方の博士たち(賢者たち)が星に導かれてベツレヘムへ向かい、飼い葉おけに寝かされた幼子イエスと出会う場面が続きます。「まみえぬ」は「お会いした」という古い言い回しです。irieoka.sakura+1

繰り返される「喜びたたえよ 主イエスは生まれぬ」というフレーズがキリスト誕生の喜びを強調しています。

参考)まきびと羊を – 私の音楽

まきびとひつじを日本語訳での注意点

日本語歌詞には古語表現が多く含まれています。そのため保育園で歌う際、子どもたちには言葉の意味が伝わりにくい面があります。

参考)【クリスマスの歌】保育園で歌って遊べる!クリスマスの歌9選

例えば「宵(よい)」は夕方から夜にかけての時間帯を指します。

「明星(あかぼし)」は明るく輝く星のこと。

参考)牧人 羊を(まきびとひつじを)The First Noel …

つまり古語の説明が必要です。

また「メシア」はヘブライ語で「救世主」を意味する言葉です。キリスト教の宗教的背景を持つ専門用語のため、一般的な保育園では詳しい説明を避け、「特別な赤ちゃん」程度の表現に留めることも検討が必要でしょう。wel-kids+1

「イエス」の発音は「イエス」ではなく「エス」のように二音で発音するのが正しい歌い方です。楽譜上では2つの音符に割り当てられているため、リズムを正しく教える際に注意しましょう。

参考)http://hosanna.romaaeterna.jp/hymn/sambika/sam1_103.html

歌詞が少々難しいため、すべてを覚えさせるのではなくサビ部分の「喜びたたえよ 主イエスは生まれぬ」だけ一緒に口ずさむなど、一部のフレーズへの参加を目指すとハードルが下がります。

参考)賛美歌 保育園 クリスマス 行事と歌選びの実例

このアプローチなら無理なく楽しめます。

まきびとひつじを歌詞に込められたクリスマスの意味

この歌はイエス・キリスト誕生の場面を順番にたどって歌っている讃美歌です。単なる季節の歌ではなく、キリスト教の信仰に基づいた宗教音楽という性格を持ちます。

最初に描かれるのは羊飼いたちがいつものように夜、羊の群れを見張っているただそれだけの光景です。華やかな舞台でも大きな祭壇でもない場所で、普通の人々が思いもよらない知らせに出会う瞬間を歌っています。

原語の英語版では「Noel(ノエル)」という言葉が繰り返されます。これはラテン語のNotolis(誕生)に由来する言葉で、救い主の誕生の喜びを表す叫び歌とされています。ss627798.stars+1

つまり「ハッピーバースデー」を歌うような喜びの表現です。

参考)牧人ひつじを “The First Noel&#…

キリスト教の考えに基づいた歌詞のため教会で歌われることが多く、キリスト教系幼稚園ではメジャーなキャロルソングとして位置づけられています。一方で一般的な保育園では、クリスマスとは本来どういう意味があるのかを紹介したうえで、年中行事のひとつとして楽しむという姿勢が求められます。hoiku-labo+1

まきびとひつじを保育園クリスマス会での選曲理由

保育園のクリスマス会で「まきびとひつじを」が選ばれる理由は、メロディが美しく軽快で親しみやすいからです。讃美歌の中でも比較的歌いやすく、子どもたちの耳に残りやすい旋律を持っています。

クリスマスの雰囲気を盛り上げる定番曲として「きよしこのよる」「あら野のはてに」と並んで保育園で歌われることが多い曲です。保護者世代にもなじみがあるため、家庭でも一緒に歌える利点があります。wel-kids+1

キリスト教系の保育園では賛美歌を歌ったりキリストの生誕にちなんだ劇を行ったりと宗教に関連したものが一般的です。

その際、この歌は中心的な役割を果たします。

参考)保育園でクリスマス会を行う3つのねらいとおすすめの出し物を紹…

ただし一般的な保育園では宗教色を抑えた扱いが求められます。

また英語教育に力を入れている園では、英語教育の時間に英語歌詞を流してみんなで踊ってみるといった取り組みを行う園もあります。原曲の英語版「The First Noel」は発音練習にも適した教材として活用できるためです。

クリスマス会のプログラムでは、子どもの出し物や保育士の出し物の後、クリスマスの歌としてこの曲を全員で歌う流れが一般的です。サンタクロース登場の前に歌うことで、クリスマスの聖なる雰囲気を演出できます。

参考)【クリスマス会】保育園で楽しめる出し物やゲームアイデア!手品…

まきびとひつじを保育園での教え方のコツ

保育園で「まきびとひつじを」を教える際は、まず子どもが歌いやすい曲であることを確認しましょう。この曲は3拍子で3拍目から始まるため、リズムの取り方を丁寧に教える必要があります。endayori.bearapp+1

興味を持つきっかけを作るには、クリスマスの絵本や紙芝居を読み聞かせてから曲を紹介する方法が効果的です。羊飼いや星、プレゼントを持った博士など、歌詞に出てくる登場人物のイラストを見せると理解が深まります。

参考)保育園で人気のクリスマスソングは?楽しく教えるコツや手遊びも…

親しみを持てるようにするため、保育士も一緒に歌うことが大切です。まずは聞き取りやすい声で正しく歌うことを心がけましょう。

歌手のような歌声でなくても、口をしっかり開けお腹から声を出して歌うことで、聞き取りやすい自然な歌声になります。

参考)保育学生の就活お役立ちコラム|保育士バンク!新卒

優しい発声で歌えるように教えることも重要です。「大きな声で歌おうね」と声をかけると声を張り上げてしまいかねないため、「お口をしっかり開けてね」と指導するとよいでしょう。

もしがなり声になっているときは「みんなのお声、かいじゅうさんみたいじゃないかな」と気づきを促し、「まあるい、優しい声で」「にこにこの声で」と声の出し方を教えていきます。

難しい箇所は部分的に練習することで自信につなげましょう。特に古語表現の多い1番よりも、サビ部分の「喜びたたえよ 主イエスは生まれぬ」から始めると取り組みやすくなります。uta.zenhp+1

声が小さくなったりもぞもぞと歌っていたりする部分を繰り返し練習することが効果的です。

歌詞を理解できているかは気にしないという姿勢も大切です。意味がわからなくても、音楽として楽しむことを優先しましょう。メロディに乗せて歌う喜びを感じられれば十分です。

まきびとひつじを保育園で歌う際の宗教的配慮

保育園でクリスマス会を行う際は、キリスト教以外の宗教を重んじるご家庭の子どもに配慮しなければなりません。「まきびとひつじを」は明確にキリスト教の讃美歌であるため、事前の説明と選択肢の提示が求められます。

具体的には、クリスマス会の案内を保護者に配布する際、プログラム内容を明示し「宗教的な理由で参加を控えたい場合はご相談ください」といった文言を加えることが推奨されます。この対応により、イスラム教や仏教など他宗教を信じる家庭が安心して意思を伝えられます。

特定の宗教色を薄めるため、讃美歌だけでなく「赤鼻のトナカイ」「ジングルベル」など世俗的なクリスマスソングも組み合わせるという工夫があります。

バランスの取れた選曲が大切です。

キリスト教系の保育園では賛美歌を歌うことが教育方針の一環となっているため、入園時にその旨を説明し理解を得ておく必要があります。毎日クラスで礼拝の時間をもち讃美歌をうたう園もあるためです。midoriyouchien.main+1

一般的な保育園では「年中行事として楽しむ」という位置づけを明確にし、歌詞の宗教的意味よりも季節の歌としての側面を強調する方法が適切でしょう。

この場合、歌詞の深い意味を教えるのではなく、「クリスマスのお祝いの歌だよ」程度の説明に留めることが配慮となります。

もし保護者から「うちの子には歌わせたくない」という申し出があった場合、その子どもだけ別の活動を用意するなど個別対応も検討しましょう。無理に参加させることは信教の自由の観点から避けるべきです。

他宗教への配慮は法的義務ではありませんが、多様性を尊重する保育の姿勢として重要です。事前のコミュニケーションと柔軟な対応が、すべての子どもと保護者が安心できる環境につながります。


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