かもめの水兵さん歌詞ひらがな
「ならんだ」を「ならんで」と歌うと保護者から指摘される可能性があります。
かもめの水兵さん全歌詞ひらがな表記
「かもめの水兵さん」は1937年に発表された、武内俊子作詞・河村光陽作曲の童謡です。日本の歌百選にも選ばれた名曲で、横浜港の風景から生まれました。furusatoa+2
全歌詞をひらがなで正確に記載します。
1番
かもめの すいへいさん
ならんだ すいへいさん
しろい ぼうし しろい シャツ しろい ふく
なみに チャップ チャップ うかんでる
2番
かもめの すいへいさん
かけあし すいへいさん
しろい ぼうし しろい シャツ しろい ふく
なみを チャップ チャップ こえてゆく
3番
かもめの すいへいさん
ずぶぬれ すいへいさん
しろい ぼうし しろい シャツ しろい ふく
なみで チャップ チャップ おせんたく
4番
かもめの すいへいさん
なかよし すいへいさん
しろい ぼうし しろい シャツ しろい ふく
なみに チャップ チャップ ゆれている
白いカモメを水兵さんに見立てた、想像力を刺激する歌詞ですね。メロディは「ド・ミ・ソ」の三和音から始まり、子どもが歌いやすい構成になっています。wikipedia+1
作詞者の武内俊子さんは、ハワイへ向かう叔父を横浜港で見送った際、山下公園の空を飛ぶカモメを見て着想を得ました。帰路の電車で歌詞を完成させ、その日のうちに河村光陽さんが作曲したという逸話が残っています。ko-cho+1
歌詞のポイントは色彩の対比です。青い海と白いカモメ(白い制服の水兵)という明瞭な組み合わせが、子どもたちの頭に絵を描きやすくしています。
かもめの水兵さん歌詞で間違えやすい箇所
保育現場でよく起こる歌詞の間違いを確認しておきましょう。間違って教えてしまうと、保護者から指摘を受けるケースがあります。
❌ よくある間違い。
- 「ならんで」→ 正しくは「ならんだ」
- 「はしった」→ 正しくは「かけあし」
- 「びしょぬれ」→ 正しくは「ずぶぬれ」
- 「ともだち」→ 正しくは「なかよし」
これは覚えておくべきです。
特に「ならんだ」「かけあし」「ずぶぬれ」「なかよし」という4つのキーワードは、各番の2行目に登場する重要な言葉です。子どもたちが歌詞を覚える際、この4つの違いを意識させると効果的です。
参考)https://www.ne.jp/asahi/sayuri/home/doyobook/doyo00kawamura.htm
助詞の使い分けにも注意が必要です。1番と4番は「なみに」、2番は「なみを」、3番は「なみで」と、それぞれ異なります。これは波との関係性(浮かぶ・越える・洗う)を表現するための工夫です。
また、「チャップ チャップ」は2回繰り返す擬音語です。「チャプチャプ」と詰めて発音せず、「チャップ チャップ」と区切って歌うのが正しい歌い方になります。
参考)かもめの水兵さん 歌詞 童謡 ふりがな付 – うたてん
かもめの水兵さんひらがな歌詞を使った保育実践
歌詞カードを活用した導入で、子どもたちの理解が深まります。夏の保育活動にぴったりの展開方法をご紹介しましょう。
歌詞カードの作り方
📌 A4サイズの厚紙に、ひらがなで大きく歌詞を書く
📌 「ならんだ」「かけあし」「ずぶぬれ」「なかよし」は色を変える
📌 「チャップ チャップ」の部分に波のイラストを添える
これだけで準備OKです。
視覚的な支援があると、2〜3歳児でも歌詞の違いを認識しやすくなります。実際に保育現場では、絵カードと組み合わせて「今日は何番を歌う?」と子どもたちに選ばせる方法が効果的です。
手遊びへの展開
「かもめの水兵さん」は手遊びとしても活用できます。
- 「ならんだ」:両手を広げて横に並べる動作
- 「かけあし」:手を膝に交互にたたく動作
- 「ずぶぬれ」:頭から水をかぶるしぐさ
- 「なかよし」:両手を繋ぐ動作
子どもたちは動きと歌詞を結びつけることで、より深く言葉を理解します。発語を促す効果もあるため、言葉の発達支援にも活用されています。
ごっこ遊びへの発展も可能です。「水兵さんごっこ」として敬礼のポーズや行進遊びに展開したり、段ボールで船を作ってのりこんだりする活動が、想像力を刺激します。
こちらのサイトでは、「かもめの水兵さん」を含む夏の歌の活用法が詳しく紹介されています。
かもめの水兵さんを保育で歌う際の指導ポイント
子どもが楽しく歌えるようにするには、導入のタイミングと歌い方の工夫が重要です。8月の保育活動に取り入れる保育園が多く見られます。doronko+1
導入のベストタイミング
🌊 海や船の絵本を読んだ後
🌊 水遊びの前後
🌊 夏休みの話題から「海を見たことがある?」という問いかけの後
文脈があると興味が高まります。
「かもめって知ってる?」「水兵さんって何だろう?」と問いかけながら、写真や絵を見せると効果的です。横浜港の写真や、白いカモメの画像を用意しておくと、歌詞のイメージが具体的になります。
歌唱指導のコツ
メロディが「ド・ミ・ソ」の三和音から始まるシンプルな構造なので、2歳児後半から歌えます。ただし、全4番を一度に教えるのは負担が大きいため、まず1番だけを繰り返し歌いましょう。
テンポは少しゆっくりめから始めます。「チャップ チャップ」の擬音語は、手拍子を入れると子どもたちが楽しく参加できます。リズムに乗れたら、2番、3番と徐々に増やしていく方法が定着しやすいです。
言葉のアクセントを大切にした作曲なので、自然に話すようなアクセントで歌うのが正解です。「すいへいさん」は「す↓いへ↑い→さん」と、真ん中を高く発音します。
ピアノ伴奏をする保育士の方は、運指に注意が必要です。楽譜に指使いの指示がない場合が多いため、事前に練習して音の間違いを防ぎましょう。
参考)https://dl.ndl.go.jp/view/prepareDownload?itemId=info%3Andljp%2Fpid%2F11068746amp;contentNo=1
保育現場で弾くことを意識したピアノ演奏のコツが、実践的に解説されています。
かもめの水兵さん歌詞から広がる制作活動アイデア
歌を歌った後は、制作活動に展開すると学びが深まります。夏の制作テーマとして、海や船、カモメを取り入れた活動が盛り上がります。
カモメの制作
白い画用紙でカモメを作り、「水兵さんの帽子」として三角帽子を貼り付ける制作は、3歳児以上におすすめです。綿を使ってふわふわのカモメを表現したり、羽を動かせる仕掛けを付けたりすると、子どもたちの創造性が刺激されます。
完成したカモメを壁面に飾る際、青い模造紙で海を表現し、波を描き加えると教室全体が「かもめの水兵さん」の世界観になります。
これは素敵な環境構成ですね。
船の制作と劇遊び
段ボールで大きな船を作る活動は、共同制作の経験にもなります。白いペンキや絵の具で船体を塗り、子どもたちが「水兵さん」になりきって乗り込む遊びは、役割遊びの要素も含まれます。
船の上で「ならんだ水兵さん」のポーズを取ったり、「かけあし水兵さん」で走る真似をしたり、歌詞の内容を身体で表現する劇遊びに発展させることができます。
絵本との連携
海や船をテーマにした絵本と組み合わせると、より深い理解につながります。読み聞かせの後に「かもめの水兵さん」を歌う流れは、子どもたちの想像力を豊かにします。
横浜港や船、カモメが登場する写真絵本を用意すると、歌の背景を理解する助けになります。「この歌は横浜という場所で生まれたんだよ」と伝えると、地理への興味も芽生えます。
水遊びの時間に「おせんたく」の歌詞を思い出させながら、洗濯ごっこをする展開も楽しめます。タオルやハンカチを「チャップ チャップ」と洗う動作は、生活習慣の学びにもつながりますね。


