ダブルシャープ記号をコピペで使う方法と完全ガイド
WordやGoogleドキュメントで「𝄪」を入力しようとして、キーボードで打てずに困った経験はありませんか?
ダブルシャープ記号とは?コピペですぐ使える記号一覧
ダブルシャープとは、音楽理論で使われる記号で、音符の音高を半音2つ分(全音1つ分)上げることを意味します。見た目は「𝄪」または「×」のような形で表記されることが多く、一般的なキーボードには存在しません。
そのため、ほとんどの場面でコピペによる入力が最も現実的な方法です。
以下が、すぐ使えるダブルシャープ記号です。
| 記号 | 名称 | Unicodeコード | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 𝄪 | ダブルシャープ(音楽記号) | U+1D12A | 楽譜・音楽理論の記述 |
| × | 代用記号(バツ印) | U+00D7 | 手書き楽譜・略式表記 |
| ♯♯ | シャープ2つ並べ | U+266F × 2 | テキスト上での代用表現 |
コピペで使う場合は「𝄪」(U+1D12A)が正式なUnicode文字です。ただし、フォントによっては表示されない場合があります。
これが基本です。
使いたい場面に応じて、3種類を使い分けると混乱が少なくなります。
ダブルシャープ記号をWindowsで入力・コピペする方法
Windowsでダブルシャープを入力するには、主に3つの方法があります。
- コピペで貼り付ける(最も簡単)
- 文字コード入力(Alt+Xショートカット)
- 文字コード表(charmap)から探す
コピペが一番手軽です。
WordやメモアプリにU+1D12Aを直接入力したい場合、Wordでは「1D12A」と入力してから Alt+X を押すと「𝄪」に変換されます。ただしこの方法はWord専用で、メモ帳やブラウザのテキストエリアでは使えません。
Windowsの「文字コード表」(Win+Rで「charmap」と入力して起動)を使うと、Unicode文字を視覚的に探してコピーできます。ただしU+1D12Aのような補助多言語面(SMP)の文字は一部のアプリで正しく表示されないことがあるため、表示確認は必須です。
確認してから使うのが原則です。
なお、保育士が日常的に使うGoogleスライドやPowerPointでも、フォントが「Noto Sans」や「Segoe UI Historic」など対応フォントであれば「𝄪」は正しく表示されます。使用前にフォントを確認しましょう。
ダブルシャープ記号をMac・スマートフォンで使う方法
Macでは、メニューバーの「編集」→「絵文字と記号」(またはControl+Command+スペース)から特殊文字を検索・挿入できます。検索欄に「double sharp」または「musical」と入力すると音楽記号一覧が表示されます。
見つかったら1クリックで挿入できます。
iPhoneやAndroidでは、標準キーボードからダブルシャープを直接入力することはほぼできません。実用的な方法は以下の2つです。
- 📋 この記事からコピペして使う(最速・最確実)
- 📱 ユーザー辞書に「𝄪」を登録し、「だぶるしゃーぷ」などの読みで呼び出す
ユーザー辞書への登録は一度やれば終わりです。
iPhoneの場合は「設定」→「一般」→「キーボード」→「ユーザ辞書」から追加できます。Androidは機種・キーボードアプリによって異なりますが、Gboardであれば「設定」→「ユーザー辞書」から登録できます。登録しておくと、楽譜メモを作る際の作業時間が大幅に短縮されます。
これは使えそうです。
ダブルシャープが文字化けする原因と保育教材作成での対処法
「𝄪」をコピペしたのに、別のPCや印刷時に「□」(豆腐文字)になってしまう——これは保育士が教材を作成する際によく直面する問題です。
文字化けの主な原因は「フォントの未対応」です。
U+1D12Aはサロゲートペアが必要な文字(UTF-16で4バイト)のため、古いフォントや一部のシステムフォントでは表示できません。具体的に表示できるフォントとできないフォントをまとめます。
| フォント名 | 𝄪の表示 | 備考 |
|---|---|---|
| Noto Sans / Noto Music | ✅ 表示可能 | Googleの多言語対応フォント |
| Segoe UI Historic | ✅ 表示可能 | Windows 10以降に標準搭載 |
| MS明朝 / MSゴシック | ❌ 表示不可 | 音楽記号には非対応 |
| 游ゴシック / 游明朝 | ❌ 表示不可 | 和文フォントのため非対応 |
対処法は明確です。
教材をPDF出力する場合は「フォントを埋め込む」設定にすることで、受け取る側の環境に関係なく正しく表示されます。WordやGoogleドキュメントでPDF保存する際は、この設定を必ず確認しましょう。
また、どうしても文字化けを防ぎたい場合は、「×」(U+00D7)を代用記号として使う方法も実用的です。「×」はほぼすべてのフォントで表示でき、楽譜読みに慣れた方であれば文脈からダブルシャープと理解できます。
保育士が音楽教材でダブルシャープを使う場面と実践的な知識
保育士が実際にダブルシャープ(𝄪)の記号を使う場面は、主に以下のようなケースです。
現場での使用頻度はそれほど高くありませんが、知っておくと助かる場面があります。
ダブルシャープが実際に出てくる曲として有名なのは、ショパンの「黒鍵のエチュード」(Op.10-5)やバッハの平均律クラヴィーア曲集などです。これらの楽譜をテキストで解説・記述する際に「𝄪」の記号が必要になります。
保育現場で使われる童謡や子ども向け楽曲には、ダブルシャープが登場することはほぼありませんが、ピアノ担当者が原曲分析や移調作業をするときには知っておくべき記号です。
知っておいて損はないですね。
楽譜作成ソフトを使う場合は、記号を個別にコピペする手間が省けます。「MuseScore」(無料)や「Sibelius」(有料)といった楽譜作成ツールでは、ダブルシャープを含むすべての音楽記号が標準搭載されています。テキスト文書への記号挿入が目的でない場合は、これらのツールを使う方が効率的です。
音楽記号の種類と入力方法について、Unicodeコンソーシアムの公式ドキュメントも参考になります。
Unicode 音楽記号チャート(U+1D100〜U+1D1FF)公式PDF — ダブルシャープ U+1D12A の位置と定義を確認できます
日本語でUnicode音楽記号について詳しく解説されているリソースとして、IPAの文字情報基盤も役立ちます。
IPA 文字情報基盤(MJ文字情報)— 特殊文字の扱いや文字化け対策の基礎知識として参考になります

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