アカペラ楽譜作り方と耳コピコード

アカペラ 楽譜 作り方

アカペラ楽譜を完成させる全体像
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先に「土台」を作る

主旋律→コード→ベース→コーラスの順で組むと迷いが減り、途中で破綻しにくくなります。

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耳コピは「分解」で勝つ

拍の数え方・音域・役割(リード/ベース/コーラス)に分けると、聴こえない部分が減ります。

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声楽の視点で仕上げる

音の高さより「歌える息の流れ」を優先し、跳躍・母音・子音・ブレス位置まで楽譜に落とし込みます。

アカペラ 楽譜 作り方の準備:メンバー音域と編集ソフト

 

声楽を学んでいる人ほど「良い響き=高音が出る」になりがちですが、アカペラの譜面作りで最初に見るべきは各メンバーの音域です。実際、アカペラ楽譜作成の準備として「メンバー全員の音域把握」が重要だと整理されており、気持ちよく歌える音域で歌えることが大切だと述べられています。

編成も先に決めておくと、譜面の設計が一気に楽になります。一般的な形として「リードボーカル」「コーラス(3人)」「ベース」「ボイスパーカッション」の構成が多い、という説明があります。

次に、作業の場(ツール)を確保します。初心者ほど手書きよりも、再生して確認できる「楽譜作成ソフト」を使う方が修正が速いです(間違いに気づけるため)。その考え方は、耳コピの際に「手書きより楽譜作成ソフトの方が良いかもしれない。作った譜面を音源として再生でき、間違いに気づける」という指摘にも沿います。

参考)https://ameblo.jp/acappella-arr/entry-11801765884.html

ソフトの例として、無料で使えるMuseScore(近年はMuseScore Studioへ名称変更)や、共同作業しやすいクラウド型のFlatが挙げられています。

参考)MuseScore (楽譜作成ソフト) – Wikipedi…

ここで、声楽学習者向けに「準備」の段階で入れておくと後が楽になる小技を一つ。譜面を作り始める前に、先に“歌の設計メモ”を書いてください。たとえば「サビは広がりのあるコーラスにしたい」「ここでha/uhを入れたい」など、言葉でOKです。実際に初心者が取り組む際も、ノーアイデアでソフトと向き合うと心が折れやすいので、先に材料をメモする、という手順が紹介されています。

参考)耳コピができれば、割とアカペラ譜はつくれる|だいら

参考:音域把握・基本編成・準備物(編集ソフト等)の考え方がまとまっている(準備パート)

【初心者必見!】アカペラ楽譜の作り方|3つの簡単アレンジ法と困ったときの依頼先 - ココナラマガジン
声だけで音楽を奏でるアカペラ。より楽しむなら、ぜひ楽譜作りにも挑戦してみては?必要なのは3つのステップだけ!ここでは初心者さんでも簡単にアレンジできる、アカペラ楽譜の作り方をステップでご紹介します。

アカペラ 楽譜 作り方の手順:主旋律と耳コピの進め方

アカペラ譜は、最初に主旋律(リード)を確定させると全工程が安定します。手順として「元となる音源からメロディを抜き出す」「まずはリード部分から作成」という流れが示されています。

この段階で大事なのは、完璧な耳コピを最初から目指さないことです。声楽の練習でも同じですが、最初は骨格(音高とリズムの大枠)を作り、後から精密化した方が仕上がりが速いです。

耳コピが不安な場合、“文明の利器”としてYouTube等でピアノアレンジ+楽譜表示の動画を参照し、写経的に入力するやり方も紹介されています。

また、ソフトで再生しながら耳で確認するスタイル(MuseScoreを聴いて耳コピする)も、初心者が実際にやって完成に到達できた方法として語られています。

声楽学習者なら、ここで「歌詞入力」も一緒にやる価値があります。歌詞(母音)が入ると、同じ音高でも発声のしやすさが変わり、後のコーラス設計が現実的になります。実体験としても、歌詞を入れるとそれっぽくなって感動する、という感想があり、作業のモチベ維持にも効きます。

意外に見落とされるのが「キー(調)」の確定です。参照譜がある場合は、楽譜の左側に書いてある♭や♯の数から選べる、という説明があります。

声楽的には、原曲キーが高い/低い以前に「フレーズ終端で息が残るキーか」をチェックしてください。たとえばサビ終わりが高音で閉じる曲は、半音下げるだけでハモリ全体が“歌える譜面”に変わることが多いです。

アカペラ 楽譜 作り方の基礎:コードとルートとベース

主旋律が置けたら、次はコードの設計です。3ステップの流れとして「小節ごとにコードを割り振る」ことが挙げられ、ルート音はベース、その他の音はコーラスに置く、という基本配置も説明されています。

コード理解の最小セットは「ルート音」を外さないことです。コードは音の重なりで、特に基盤になるルート音が大切で、バンドスコア等のコード表記のアルファベットがルート音を指す、という整理があります。

ベース作りは、声楽学習者にとって“発声の基礎トレ”にもなります。というのも、ベースは音程の芯と息の持続が要るからです。作り方の実務としては、ベースも「楽譜付き弾いてみた」や「ピアノ左手」を参考に写し、後からアレンジする、という手順が紹介されています。

さらに実用的なポイントとして、ベースは低音域のためヘ音記号で書かれることが多い、という話もあり、譜面の見やすさ(読むストレス)を下げられます。

ここで“意外な落とし穴”を一つ。コードが合っているのに「なんか違う」と感じる場合、構成音が間違いというより“音の担当者(どのパートが3rdや5thを持つか)”の問題であることが多いです。実例として、コード譜を再現しても違和感があるときに、1stと3rdを入れ替えるなど、音の担当者を変えると印象が変わる、という経験則が述べられています。

声楽の観点では、これは「共鳴の帯域」を誰が担当するかの設計に近く、同じ和音でも響きの“前に出方”が変わります。コーラスが強い団体なら中音域に厚みを置き、リードが強いならコーラスは薄くして言葉が立つようにする、といった選択が可能です。

アカペラ 楽譜 作り方の実践:コーラスのリズムと字ハモ

いよいよコーラスですが、最初にやるのはリズムの設計です。「ここでha/fuと言いたい」などの発想を、何拍なのか数えて一番近い音符を置く、という具体的な進め方が紹介されています。

このとき、リードとのタイミングが合わない問題はほぼ必ず起きます。実体験としても「長い/短い」「タイミングが合わない」となり、音符を入れ替えながら詰めていく、と説明されています。

声楽学習者向けのコツとして、リズムを作る段階で“子音の配置”を意識してください。たとえば「h」や「f」のような摩擦音は、合唱的に合わせるならアタックの位置がズレると濁りやすいです。譜面には音符だけでなく、歌詞(ha/uh/ah)を入れておくことで、子音の統一リハが可能になります。スキャット(uh/ah等)を決めていく工程が存在することも述べられています。

次にハーモニーです。原曲の雰囲気はコード譜を再現すれば大体いい感じになる、という考え方があり、コード譜とコード一覧表の活用が勧められています。

さらに、初心者が形にする近道として「字ハモは3度と5度がテッパン(らしい)」という経験則が紹介され、リード音から3回・5回音を上げ下げして当ててみる、という具体手順も述べられています。

ただし、単純に3度・5度で機械的に動かすと、調号や臨時記号(♭/♯)の影響で“ダイアトニックに合わない”瞬間が出ます。その対処として、フラットやシャープがついていたら上げ下げして試す、という初心者向けの調整法も語られています。

ここで少し意外な視点を入れます。声楽の現場では「美しい和音=ピッチが合う」だけではありません。母音が揃うと、和音が急に縦に揃って聴こえます。たとえば同じ“ah”でも、1stは明るいa、3rdは暗めのɑになっていると、倍音が噛み合わず濁って聞こえることがあります。譜面段階で母音を統一しやすいスキャットを選ぶと、練習時間の短縮につながります(特に初心者バンドで効きます)。

アカペラ 楽譜 作り方の独自視点:調整と見やすい楽譜

最後は「調整」です。全パートを打ち込んだら、1パートずつ聴いて、音の落差がきつい箇所をオクターブ変更やパート入れ替えで“人間が歌えるもの”にする、という実践が紹介されています。

声楽学習者はここで、音域だけでなく「フレーズの息の長さ」も点検してください。音域が収まっていても、子音が多い歌詞や、同じ母音の連続が少ないフレーズは息が足りず、結果としてピッチが落ちます。譜面上でブレス(休符)を置く、あるいはコーラスの動きを簡略化する判断は、音楽性というより“発声の安全性”に直結します。

見やすい譜面は練習効率を上げます。例として、ダブルフラットが付いた音符が出る場合があり、音は同じでも表記を整えられる(適当に上げ下げすれば同じ音で整う)という経験談があります。

また、低いコーラスは「ト音記号に8がついた表記」にすると見やすい、という話もあり、読譜ストレスを減らす工夫として有効です。

最後に、現実的な判断として「パーカスは最難関で外注した」という例もあります。

声楽学習者の学びとしては、ここを無理に全部自力で完璧にするより、コーラスとベースの精度を上げて“歌として成立する譜面”を優先する方が上達が速いです。ボイパは別スキルなので、譜面作りの目的(合唱的な響きの構築か、グルーヴの再現か)に合わせて、役割分担しても十分に価値があります。

参考:初心者が耳コピ→主旋律→ベース→コーラス→調整で完成させた具体プロセス(STEP構成が詳しい)

耳コピができれば、割とアカペラ譜はつくれる|だいら

ピッチ・パーフェクト