実技試験・電気工事士の合格への完全対策ガイド

実技試験・電気工事士で合格するための完全対策

試験会場に工具を忘れると、その場で受験できず不合格になります。

⚡ 電気工事士 実技試験 完全対策まとめ
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試験の基本ルールを押さえる

制限時間40分・候補問題13問から1問出題・欠陥が1つでも即不合格。まずこの3点を覚えておけばOKです。

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工具と材料を正しく準備する

VVFストリッパー・圧着工具(黄柄)など指定工具7点+1点が必須。工具セットは約1万2千円〜で購入可能です。

欠陥ゼロを意識して練習する

初心者は候補問題を最低2〜3周(約40〜50回)練習するのが合格への近道。複線図5分・施工30分・見直し5分の配分が目標です。

実技試験・電気工事士の試験概要と合格基準を正確に理解する

 

第二種電気工事士の技能試験(実技試験)は、一般用電気工作物の電気工事に関する基本的な作業を実際に行う試験です。毎年1月頃に電気技術者試験センターから公表される「候補問題13問」の中から1問だけが出題され、受験者は配線・接続作業を行います。

制限時間は40分間(説明時間は含まない)です。この40分という時間は、慣れた人でも25〜30分かかる場合があるため、初心者にとっては想像以上に短く感じられます。時間内に欠陥のない作品を完成させることが唯一の合格条件です。

合格率は約70%前後で推移しており、令和5年度の実績では71.1%でした。国家資格の中では比較的高い合格率ですが、それは「しっかり準備した人が受験しているから」という側面も大きいです。準備なしで臨むと、残り30%の不合格者に入るリスクがあります。

項目 内容
出題内容 候補問題13問の中から1問出題
試験時間 40分間(説明時間除く)
合格基準 欠陥が1つもないこと
技能試験の合格率 約70%前後(近年の平均)

合格基準が「欠陥ゼロ」であることは必須です。かつては「重大欠陥」と「軽欠陥」に区分があり、軽欠陥であれば数個まで許容されていた時代もありました。しかし現在は区分がなくなり、どんな小さな欠陥でも1つあれば即不合格となる、非常に厳しい基準に変更されています。

これは意外に知られていない変更点です。「ちょっとしたミスなら大丈夫」という油断が、合格を遠ざけてしまいます。

参考:第二種電気工事士 技能試験 欠陥の判断基準(電気技術者試験センター公式)

技能試験に係る欠陥の判断基準等について | 電気工事士 | 一般財団法人 電気技術者試験センター

実技試験・電気工事士で使う工具の選び方と準備のポイント

技能試験では、受験者が自分で工具を持参する必要があります。工具の選択を誤ると作業効率が大幅に落ちるだけでなく、欠陥の原因にもなります。正しい工具を事前に揃えることが合格への第一歩です。

試験センターが定める「指定工具7点」は以下のとおりです。

  • 🔨 ペンチ(絶縁・150〜175mm):曲げ加工や器具の固定に使用
  • ➕ プラスドライバー(2番):ネジ締めに使用
  • ➖ マイナスドライバー(6番):ネジ締め・器具取り外しに使用
  • 🔪 電工ナイフ:電線の被覆剥きに使用(カッターナイフは使用不可)
  • 📏 スケール(30cm程度):電線の長さを測るために使用
  • 🔩 リングスリーブ圧着工具(JIS C 9711適合・黄色の柄):圧着接続に必須
  • 🔧 ウォーターポンププライヤー(200mm):ロックナット締め付けに使用

これに加えて実質的に必須とされているのが「VVFストリッパー」です。指定工具ではありませんが、被覆の剥ぎ取り・電線の切断・長さ測定・曲げ加工など多用途に使えるため、持参するだけで大幅な時間短縮になります。これは使えそうです。

🚫 使用できない工具(持ち込み禁止)

  • JIS C 9711適合品以外の圧着工具(赤・青の柄)
  • カッターナイフ(電工ナイフはOK)
  • 回路計などの計測機器
  • 電動ドライバーなどの電動工具
  • 改造・自作した工具

圧着工具の柄の色には要注意です。黄色の柄のものがJIS適合品で、赤や青の柄のものは使用できません。試験当日に誤った工具を持参してしまうと、圧着作業が一切できなくなります。

工具の購入には、ホーザン(HOZAN)の「DK-28」などの工具セットが人気です。指定工具7点+VVFストリッパーのセットで約1万2,000〜1万7,000円前後が相場です。バラで揃えるよりもセット購入のほうが買い忘れもなく安心です。

参考:工事士.com「第二種電気工事士の指定工具と選び方」

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実技試験・電気工事士の複線図の書き方と40分以内に仕上げるコツ

技能試験で最初に直面する関門が「複線図の作成」です。試験問題は単線図(電気回路を1本の線で表した簡略図)で配布されますが、そのままでは配線ミスが起きやすいため、複線図(複数の線で実際の配線を表した図)に書き直してから作業を始めることが推奨されています。

複線図が間違っていると、どれだけ丁寧に配線しても誤接続という欠陥が発生して不合格になります。複線図の作成は合否を分ける最重要スキルです。

試験時間40分の理想的な配分は次のとおりです。

  • ⏱️ 施工条件の確認・複線図作成:約5分(複線図は3分以内を目標に)
  • 🔧 ケーブルの切断・被覆剥き・配線・器具接続:約30分
  • ✅ 最終確認・修正:約5分

最初から30分以内に全作業を終わらせようとするのは難しいです。しかし練習を重ねることで、最終的には25分程度で完成できるレベルに到達できます。余った時間を最終確認に回せる余裕が大切です。

複線図を3分以内に仕上げるコツは、「手順を体に染み込ませること」です。まず接地側(白線)を全器具に接続し、次に非接地側(黒線)をスイッチに接続し、最後に残りを結線するという手順を反射的にこなせるよう、繰り返し練習しましょう。

ケーブルの切断と被覆剥きの時短には、VVFストリッパーが非常に有効です。手順の無駄を省くために、ケーブルをすべて先に切断してから被覆剥きをまとめて行うフローが効率的とされています。

参考:資格の学校TAC「第二種電気工事士 技能試験の勉強法」

技能試験って難しい?第二種電気工事士 技能試験の勉強法
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実技試験・電気工事士で一発不合格になる欠陥の種類と防止策

技能試験で最も恐れるべきは「欠陥」です。欠陥が1つあれば即不合格になります。欠陥の種類は電気技術者試験センターが12項目に分類して公表しており、代表的なものは以下のとおりです。

  • ❌ 未完成(時間切れで完成しなかった)
  • ❌ 配置・寸法・接続方法の相違(配線図と異なる)
  • ❌ 誤接続・誤結線
  • ❌ 電線の色別・極性の相違(白線と黒線の取り違えなど)
  • ❌ 電線の損傷(被覆を傷つけて心線が見えそうなもの)
  • ❌ リングスリーブの圧着不良(圧着マークの間違いなど)
  • ❌ 差込形コネクタの接続不良(先端から心線が見えないなど)
  • ❌ 器具への結線不良(ねじから心線が5mm以上はみ出すなど)

試験判定官の経験者によると、不合格の原因として最も多いのは「未完成」で、次に「回路間違い」とされています。この2つだけで不合格者の約25%を占めるという実態があります。厳しいところですね。

各欠陥を防ぐための具体的なポイントは以下のとおりです。

欠陥の種類 防止のポイント
未完成 練習で必ず40分以内に完成させる習慣をつける
電線の色別間違い 施工条件で「接地側=白」を必ず確認してから複線図を書く
圧着マーク間違い 電線の本数・太さに応じたダイス選択を練習時から徹底する
心線の露出(5mm超) ストリップゲージを必ず確認し、長さを測ってから剥く
差込コネクタの不良 真横から目視して心線が見えることを確認する

リングスリーブの圧着マークは特に混乱しやすい部分です。1.6mm×2本であれば「○」マーク、1.6mm×3〜4本なら「小」マーク、それ以上は「中」や「大」を使うというルールを確実に覚えておくことが大切です。

練習中に欠陥を発見した場合の対処も練習しておくべきです。例えば、リングスリーブの圧着マークを間違えた場合は圧着部分を切断して新しいリングスリーブで再施工できますが、予備のリングスリーブが手元になければ詰んでしまいます。練習用材料セットには予備部品が含まれているため、そうした場面での対処も繰り返し体験しておきましょう。

参考:工事士.com「第二種電気工事士技能試験の欠陥事例と対処法」

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実技試験・電気工事士を独学で合格するための練習方法と勉強スケジュール

独学で技能試験に合格することは十分に可能です。現在はYouTubeやWebサイトで候補問題の施工動画や解説が豊富に公開されており、テキストなしでも対策できる環境が整っています。つまり、独学でも合格は難しくないということですね。

推奨される練習ステップは次のとおりです。

  • 📌 ステップ1:複線図の書き方をマスターする(過去問13問すべての複線図を繰り返し書く)
  • 📌 ステップ2:工具の使い方を覚える(VVFストリッパーなどの扱いに慣れる)
  • 📌 ステップ3:候補問題を1問ずつ時間を計らずに完成させる(最初は2時間かかっても大丈夫)
  • 📌 ステップ4:全13問を2〜3周練習する(時間を計りながら40分以内を目指す)
  • 📌 ステップ5:試験1〜2週間前から本番と同じ40分の制限時間で通し練習を行う

初心者の場合、最低でも40〜50回以上の練習が必要と言われています。1問あたりの練習時間は、確認込みで約1時間。これを13問×3周とすると約39時間です。これは「技能試験の勉強時間の目安20〜30時間」という一般的な見積もりよりも多いですが、初心者は余裕を持って40時間以上を確保するほうが安全です。

練習用の材料は、13問を2回分以上練習できるセットを購入するのが理想です。バラで揃えると買い忘れが起きやすく、かえって高くつく場合があります。Amazonや楽天市場で「電気工事士 練習材料 2回セット」と検索すると、数万円前後のセットが多数見つかります。

勉強スケジュールの目安は以下のとおりです。

時期 やること
学科試験合格直後〜3週間前 複線図の練習・工具に慣れる・全13問を1周目(時間を気にしない)
3週間前〜1週間前 全13問を2〜3周目(時間を計りながら進める)
試験1週間前 40分制限の通し練習・欠陥チェックリストで確認
試験前日 工具の確認・複線図の最終確認(無理に練習しない)

学科試験の合格発表から技能試験まで、期間は約1か月半しかありません。学科試験に合格した瞬間から、すぐに技能試験の準備を始めることが合格の条件です。

参考:工事士.com「第二種電気工事士 技能試験(実技)対策方法」

https://koujishi.com/denkikouji/31/

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