モルデント 記号の基礎と意外な落とし穴
あなたが教えているモルデント、実は8割の園で使い方が逆なんです。
モルデント 記号の意味と基本構造
モルデントは、主音と隣の音をすばやく交互に奏でる装飾音符です。バロック音楽で多用されますが、園でのピアニカ指導にも応用されています。見た目は「ジグザグの短い線」で、上モルデントと下モルデントが存在します。
上モルデントは主音と上の音、下モルデントは主音と下の音を交互に弾きます。単純そうに見えますが、実は演奏時のテンポと指の速さが重要です。誤ると音楽表現が崩れやすくなります。つまり速さが命です。
子どもたちは特に、下モルデントの動きを混同しがちです。教える際には、まず音名ではなく指の動きを体で覚えさせるのがコツです。結論は、モルデントは「リズムトレーニング」として扱う方が効果的です。
モルデント 記号とトリルの違いを理解する
モルデントと混同されがちな装飾音が「トリル」です。両者は似ていますが、長さと反復回数が異なります。モルデントは1往復、トリルは数往復が基本です。これを知らずに教えると、テンポが破綻します。モルデントのほうが短いということですね。
トリルには「tr」と略記される記号が付き、一定時間続くのが特徴です。保育園での鍵盤練習で、よくある間違いが「子どもがトリルのように長く弾く」ケース。時間のロスになります。間違いを防ぐには、両者の違いを図示して掲示するのが早道です。
また、音源アプリで実際の違いを聞かせるのも有効です。スマホ無料アプリ「MuseScore」などでは視覚と聴覚で確認できます。つまり聴いて覚えるのが早いです。
モルデント 記号の上下の違いと“逆転ミス”の危険
モルデントの最大の落とし穴は「上下の書き分け」です。上に波線がつくもの(上モルデント)と、線の中央に縦棒が入るもの(下モルデント)では意味が正反対です。下モルデントを誤って上モルデントとして教え、園児の半数が混乱した例もあります。痛いですね。
実際、音楽教室大手のアンケート(2024年、452名対象)でも、約67%の保育士が「上下のモルデント記号を逆に覚えていた」と回答しています。これは厳しいところですね。
誤って教えると、発表会の伴奏でズレが発生し、再リハーサルに1時間以上かかることもあります。時間の損失です。つまり、図で覚えるのが原則です。
上モルデント:波線のみ(主音→上→主音)。
下モルデント:波線+縦線(主音→下→主音)。園児には「上=ジャンプ」「下=しゃがむ」と教えると覚えやすいです。
モルデント 記号を保育にどう活かすか
装飾音の指導は、リズム感育成に直結します。モルデントを「速い音の飾り」と説明するより、「小鳥が鳴く音」としてイメージ化すると園児にも伝わりやすいです。いいことですね。
発表会や遊戯会の「音の立体感」を出すのに、伴奏担当の保育士がモルデントを入れると華やかになります。ただし、全曲に入れるのは避けましょう。音が濁ります。
また、鍵盤ハーモニカの教材によっては、モルデントがトリル表記に置き換えられている場合があります。教材選びの際に要チェックです。これは使えそうです。
リスクを避けるなら、教材出版社「ヤマハ幼児科音楽シリーズ」のように記号説明が明確なものを選びましょう。つまり教材の信頼性が条件です。
モルデント 記号を正しく教えられる保育士になるために
モルデントは単なる記号ではなく、音楽的表情の鍵です。正しく理解できれば、園児の演奏に柔らかさと奥行きが生まれます。練習法も大事です。
まずは自分がピアノで弾いて、どのくらいの速さが理想か感覚をつかみましょう。次に、拍子に合わせて短く切る練習をします。上司やピアノ講師に聞くのも効果的です。つまり練習あるのみです。
さらに、最近ではオンライン講習「こどもリズムLABO」などで装飾音の教え方講座も開催されています。1回60分で録画視聴可能。忙しい保育士に最適です。いい選択肢ですね。
最終的には、「モルデント=素早いリズム遊び」という感覚を持つことが、現場での教えやすさにつながります。つまり楽しむのが近道です。
(参考リンク:音楽教育の専門的解説「サウンドシンボル研究会」に掲載の解釈ガイド)
https://www.music-symbols.jp/mordent/

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