daw ソフト 無料で始める音楽制作の全手順

DAWソフト無料で始める音楽制作の完全ガイド

無料DAWでも、プロ品質の楽曲が作れます。

この記事のポイント
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無料DAWでも本格制作が可能

GarageBandやAudacityなど、完全無料で使えるDAWが複数存在します。有料ソフトに引けを取らない機能を持つものも多く、初心者でも安心して始められます。

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OS別に最適な無料DAWが異なる

WindowsとMacでは使えるソフトが違います。自分のPCに合った無料DAWを選ぶことが、スムーズなスタートへの近道です。

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無料版には機能制限がある場合も

「無料」と表示されていても、トラック数の制限やプラグイン非対応など、条件付きの場合があります。ダウンロード前に必ず確認しましょう。

DAWソフト無料版の種類と主要ソフト一覧

 

無料DAWといっても、その種類は大きく分けて3タイプあります。「完全無料」「フリープラン限定機能」「有料版の無料体験版」です。それぞれ使い勝手が大きく異なります。

まず代表的な無料DAWをまとめると、以下のようになります。

  • 🎧 GarageBand(Mac・iOS限定・完全無料):Appleが提供する高機能DAW。初心者でも扱いやすいUIと豊富な内蔵音源が魅力。
  • 🎧 Audacity(Windows・Mac・Linux対応・完全無料):録音・編集特化型。シンプルで軽量、ポッドキャスト制作にも人気。
  • 🎧 LMMS(Linux MultiMedia Studio)(Windows・Mac・Linux・完全無料):シンセサイザーやドラムマシンを内蔵。打ち込み音楽に強い。
  • 🎧 Cakewalk by BandLab(Windows限定・完全無料):かつて有料だったソフトが現在は完全無料。プロ仕様の機能を無料で使える。
  • 🎧 Reaper(Windows・Mac・60日間無料体験後も低価格で購入可):軽量で動作が速く、上級者にも支持されている。

つまり、OSや用途によって最適なDAWは変わります。

GarageBandはMacユーザーなら今すぐ無料で使える最強の選択肢です。一方、Windowsユーザーには「Cakewalk by BandLab」が機能面で最もコストパフォーマンスが高いと言えます。

DAWソフト無料版をWindowsで導入する手順

Windowsユーザーが無料DAWを始めるなら、「Cakewalk by BandLab」が最初の選択肢として最適です。元々は数万円で販売されていたソフトウェアが、BandLabによる買収後に完全無料になりました。これは使えそうです。

導入手順は以下のとおりです。

  1. BandLab公式サイト(bandlab.com)にアクセスし、無料アカウントを作成する
  2. 「BandLab Assistant」をダウンロードしてインストールする
  3. BandLab Assistantを起動し、「Cakewalk」の項目からインストールを実行する
  4. インストール完了後、BandLab Assistantからアプリを起動する
  5. 初回起動時はアカウントでログインして認証を行う

BandLab Assistantを経由するのがポイントです。直接ダウンロードしようとすると古いバージョンにたどり着くことがあるので注意してください。

インストール後は日本語表示に変更できます。設定画面から「Language」→「Japanese」を選ぶだけで、メニューや操作画面が日本語になります。英語が苦手でも安心して使い始められます。

PCのスペックとしては、Windows 10以降・RAM 4GB以上・ストレージ2GB以上が推奨環境です。古いPCでは動作が重くなる場合があるので、RAMが8GB以上あるとより快適に作業できます。

DAWソフト無料版をMacで使うGarageBandの特徴

MacユーザーにとってGarageBandは、インストール不要で今すぐ使える最速の選択肢です。Macに最初から入っているケースも多く、App Storeからも無料でダウンロードできます。

GarageBandの主な機能は以下のとおりです。

  • 🎼 内蔵音源が約70種類以上(ピアノ・ギター・ドラム・ストリングスなど)
  • 🎼 MIDIキーボード接続に対応しており、演奏をそのまま録音可能
  • 🎼 ループ素材(Apple Loops)が数千種類付属していてすぐに使える
  • 🎼 iPhoneやiPadのGarageBandで作ったデータをMacで続きを編集できる
  • 🎼 有料版のLogic Pro Xへのアップグレードパスが用意されている

GarageBandが基本です。

特に注目したいのは、GarageBandで作った楽曲を後からLogic Pro X(約3万円)に移行できる点です。初心者がGarageBandで慣れてから、本格的にLogic Proへステップアップするルートは非常にスムーズです。最初から高価なDAWを買わなくてよいのは、大きなメリットと言えます。

また、GarageBandにはiPhone・iPad版もあり、こちらも完全無料です。通勤中にスマホでメロディを作り、帰宅後にMacで仕上げるという使い方もできます。

DAWソフト無料版で音楽制作を始める際の注意点と落とし穴

無料DAWを使い始めるときに多くの人がはまる落とし穴があります。無料だからといって無制限ではない点です。

具体的な注意点を整理します。

  • ⚠️ トラック数の制限:無料プランでは同時に使えるトラックが制限されているDAWがある(例:Studio One Primeは無料だがオーディオトラック最大16本まで)
  • ⚠️ プラグインの非対応:外部VST/AUプラグインが使えない無料DAWもある(AudacityはデフォルトではVSTプラグインに対応していないバージョンがある)
  • ⚠️ 書き出し形式の制限:MP3形式での書き出しに非対応で、WAVのみの場合がある
  • ⚠️ サポートがない:無料ソフトは公式サポートが限定的で、トラブル時は自力で調べることが多い
  • ⚠️ アップデートの停止リスク:無料ソフトは開発が突然終了するリスクがある(例:かつて人気だったKristは開発終了済み)

これらは事前に知っておけば問題ありません。

特にVSTプラグインの対応可否は重要なポイントです。外部音源や外部エフェクトをDAWに追加したい場合、VSTに対応していないDAWでは使えません。初心者のうちは内蔵音源だけで十分ですが、将来的に音の幅を広げたい場合はVST対応のDAWを最初から選んでおくのがおすすめです。

DAWソフト無料版で保育士が音楽制作に活かす独自の使い方

実は、保育士にとって無料DAWは「子どもたちへの音楽活動」を豊かにする隠れた道具になります。

保育の現場で使える活用アイデアは以下のとおりです。

  • 🎵 手遊びお遊戯の伴奏音源を自作する:著作権が気になるCDを使わず、自分でオリジナル伴奏を作ることで著作権リスクをゼロにできる
  • 🎵 季節の行事BGMを制作する運動会発表会・ひな祭りなど行事ごとのBGMを無料DAWで制作すれば、毎年の音源費用(1枚2,000〜3,000円程度)を削減できる
  • 🎵 子どもの歌を簡単アレンジして使う:GarageBandのループ素材を使えば、楽譜が読めなくても簡単に楽曲アレンジが可能
  • 🎵 保育室の環境音・自然音BGMを作る:Audacityで録音した自然音(雨音・川の音など)を加工してお昼寝BGMを作ることもできる

これは使えそうです。

特に「著作権」の問題は保育現場でも近年注目されています。2022年以降、保育施設でのCD・音源使用について著作権料の請求が増えているというケースも報告されています。自作の音源であれば著作権の問題が発生しません。無料DAWは単なる音楽趣味のツールではなく、業務コスト削減にもつながります。

GarageBandのような直感的なUIのDAWなら、音楽の専門知識がなくてもループ素材を組み合わせるだけで10〜15分程度でBGMが完成します。DAWは保育の現場でも十分に役立つツールです。

参考として、音楽著作権や保育現場での使用ルールについては以下のサイトが参考になります。

JASRAC(日本音楽著作権協会)の施設・店舗での音楽利用に関する説明ページです。保育施設での音楽使用に関するルールを確認できます。

JASRAC|施設・お店で音楽を使う|BGM・有線放送・ダウンロード

GarageBandの公式使い方ガイドです。初心者向けに機能や操作方法が日本語で解説されています。

Apple|GarageBand ユーザガイド(Mac)

スタインバーグ Steinberg DAWソフトウェア CUBASE PRO 13 通常版 CUBASE PRO/R 最先端のミックス機能 80種類のオーディオエフェクト搭載