とんぼのめがね 歌詞 ひらがな
とんぼのめがね 歌詞 ひらがな 全文
保育園で歌うとき、「まず歌詞をひらがなで確認したい」というニーズはとても多いです。
とくに未満児~3歳頃は、漢字が混じるだけで“見る意欲”が下がることがあるため、掲示や配布物ではひらがな表記が安心です。
ここでは、広く歌われている3番までの歌詞を、ひらがなでそのまま掲載します(園の掲示用にする場合は、読みやすい行間や改行位置に整えるのがおすすめです)。
・1ばん
とんぼの めがねは みずいろ めがね
あおい おそらを とんだから
とんだから
・2ばん
とんぼの めがねは ぴかぴか めがね
おてんとさまを みてたから
みてたから
・3ばん
とんぼの めがねは あかいろ めがね
ゆうやけぐもを とんだから
とんだから
上の歌詞の基本形は、多くの歌詞サイトや童謡紹介ページでも同様に確認できます。
ひらがな歌詞の確認先としては、童謡として整理されているページが読みやすく、作詞・作曲情報も一緒に載っていることが多いです。
歌詞(ひらがな)と、作詞・作曲、背景の要点:
http://www.furusatoa.biz/music/tonbonomegane.html
とんぼのめがね 歌詞 ひらがな 意味と色
この歌の魅力は、「とんぼが色つきのめがねをかけている」という見立てで、空の色・光・夕焼けを一気に想像させるところです。
大人は“比喩”として受け取りますが、子どもにとっては「ほんとうにめがねをかけているみたい!」という発見になり、そこから観察遊びへ自然につながります。
歌詞に出てくる色と情景は、とても整理しやすいです。保育園での導入や声かけの軸にできます。
【歌詞に出る色と景色】
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みずいろ:あおいおそら(空の広がり、秋の高い空)
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ぴかぴか:おてんとさま(光、まぶしさ、きらきら)
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あかいろ:ゆうやけぐも(夕方の空、帰りの時間のイメージ)
ここで意外に大事なのが、「とんだから」「みてたから」の“くり返し”です。
くり返しは、言葉のリズムを取りやすくするだけでなく、子どもが“次に来る言葉を予測して声を出せる”状態を作りやすいので、集団での歌に向いています。
また、ぴかぴかの場面で「おてんとさま」という言葉が出てくるのも、保育園向きのポイントです。
日常会話では「太陽」と言いがちですが、歌の中の語感はやわらかく、情緒を伝えやすい表現になっています。
とんぼのめがね 歌詞 ひらがな 作詞 作曲 由来
「とんぼのめがね」は、額賀誠志(ぬかが せいし)作詞、平井康三郎作曲の童謡として知られています。
そして、覚えておくと導入で強い“つかみ”になるのが、作詞者の額賀誠志が医師(開業医)だったという点です。
さらに背景として、戦後まもない頃、往診に出かけた際に子どもたちがとんぼと遊ぶ姿を見て作詞した、というエピソードが伝えられています。
この“現場で見た光景から生まれた歌”という情報は、保育者が語ると子どもの想像を助け、活動全体に一本筋が通ります。
由来の説明として信頼しやすい自治体ページ(舞台となった地域の説明・プロフィール含む):
https://www.town.hirono.fukushima.jp/kankousports/bunka/1001590/1001978.html
また、額賀誠志が医師であり、戦後の子どもたちへ“明るい夢を乗せた歌”を、という思いが語られている資料もあります。
背景を知っていると、ただの季節の歌ではなく、「子どもに向けて作られた歌」という輪郭がはっきりし、保護者向けの掲示文にも深みが出ます。
作詞者の人物像・思いの説明(番組ページ内の解説):
https://www.bs-asahi.co.jp/kodomo_uta/mini/prg_057/
とんぼのめがね 歌詞 ひらがな 保育園 歌い方
保育園で「とんぼのめがね」を歌うときは、正確に歌うこと以上に、“情景がそろう”ように設計するとクラスがまとまりやすいです。
同じ歌詞でも、導入・歌い方・身体表現の選び方で、子どもの集中の仕方が変わります。
【保育園での歌い方のコツ】
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「みずいろ」「ぴかぴか」「あかいろ」を、指差しや色カードで視覚化する。
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「とんだから」「みてたから」は、子どもが入りやすいので少し待って“みんなの声”を受け止める。
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速さはゆったりめにして、語尾をそろえる(情景の歌はテンポが速いと“説明不足”になりやすい)。
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2番の「ぴかぴか」は、手や指先の動きで光を表すと理解が早い。
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3番の「ゆうやけぐも」は、夕方の園庭や帰りの時間の話題につなげると生活と結びつく。
「歌→動き→活動(観察・制作)」へ発展させる場合、秋の戸外で“とんぼになりきって走る”など運動遊びへつなぐ提案もあります。
歌が単独で終わらず、季節の自然への興味に接続できる点が、保育園での強みです。
秋の歌としてのねらい・発展(戸外遊びへのつなげ方の具体例):
https://hoiku-is.jp/article/detail/2373/
とんぼのめがね 歌詞 ひらがな 独自視点
検索上位では「歌詞ひらがな」「動画」「振り付け」が中心になりがちですが、保育園で一歩深めるなら“ことばの設計”に注目すると差が出ます。
この歌は短くて歌いやすい一方、実は「名詞+動詞」の情報量が少ないため、導入が弱いと「なんとなく歌って終わり」になりやすいという落とし穴があります。
そこで、独自視点としておすすめなのが、「歌詞の語彙を“体験の順番”に並べ替えて、当日の活動導線にする」方法です。
歌の順番を変えるのではなく、歌う前後の会話や観察の順番を、歌詞の並びと同じに組むことで、子どもの記憶がつながりやすくなります。
【活動導線の作り方(例)】
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①空を見る(あおいおそら)→「みずいろって、どんな色?」
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②光を見る(おてんとさま)→「ぴかぴかって、どこがぴかぴか?」
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③夕方を思い出す(ゆうやけぐも)→「帰る前の空は、どんな色?」
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④最後に歌う(歌詞が“説明”ではなく“確認”になる)
この導線の良い点は、歌詞が“先に答えを言ってしまう教材”にならず、子どもが見たもの・感じたものを言葉にしてから歌に戻れることです。
結果として、同じ「とんぼのめがね」でも、クラスごとの言葉(みんなの気づき)が歌に乗り、行事っぽくないのに深い保育になりやすいです。
また、額賀誠志が「子どもたちに童謡を通して明るく健やかに育ってもらいたい」という趣旨の言葉を残していることも、活動づくりの裏付けになります。
保育者側の“なぜこの歌を今歌うのか”が明確になると、指導計画や保護者への説明がぶれにくくなります。
背景の言葉が載っている自治体ページ(導入の語りに使える要点が多い):
https://www.town.hirono.fukushima.jp/kankousports/bunka/1001590/1001978.html
