プリンの歌 歌詞を保育に活かす手遊びと注意点

プリンの歌 歌詞を保育で使うときの全知識

園内の無料行事でプリンの歌を歌っても、SNSにその動画をアップした瞬間にJASRAC申請が必要になります。

この記事のポイント3つ
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代表的な「プリンの歌」は3種類ある

保育現場でよく使われる「プリンであらどーも!」「ぷるるんぷりん」「プリンのうた(ぱちぱちーず)」の歌詞・特徴を年齢別に整理して紹介します。

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手遊びのねらいと振り付けのコツ

歌詞に合わせた振り付けのポイントと、0〜5歳の各クラスでの活用法・盛り上げ方を解説します。

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SNS投稿・DVD配布の著作権に要注意

園内利用はOKでも、歌詞をプリントに掲載したりSNSに動画をアップしたりする行為にはJASRACへの手続きが必要になるケースがあります。


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プリンの歌 歌詞の種類と保育現場での選び方

 

ひとくちに「プリンの歌」と言っても、保育の現場では複数のバージョンが使われています。どれを選ぶかによって対象年齢や活動のねらいが変わってくるので、まずは代表的な3曲の特徴を押さえておきましょう。

最もよく知られているのが、ひろみち&たにぞうの「プリンであらどーも!」(作詞:佐藤弘道・谷口國博)です。歌詞は「プリン プリン プリン / プリンで あらどーも!」というキャッチーなフレーズで始まり、「きいろいおやまに ちゃいろのぼうし / おさらのうえで おどりだす」とプリンの見た目を生き生きと表現しています。「ラッキー ハッピー プリン / れいぞうこにあったら そりゃラッキーハッピー」というサビはテンポよく繰り返され、子どもたちが自然と体を動かしたくなる構成です。2・3歳児向けのダンスとして設計されており、振り付きのショートバージョンがYouTubeでも公開されています。

次に、「ぷるるんぷりん」(こどもっとチャンネル掲載)は3歳未満児を主なターゲットにした体操曲です。曲が短く振り付けがシンプルなため、0〜2歳クラスでも無理なく取り入れられます。体全体をフリフリと揺らす動きは乳児にとっても楽しいもの。発表会では「プリン色の衣装+サクランボの帽子」といった演出アイデアも人気です。

そして、ぱちぱちーずの「プリンのうた」(2024年公開)は、「プチ プチ プチ プリン / プリンを食べよー」というシンプルな歌詞が特徴の手遊び歌です。メロディーが覚えやすく、1〜4歳まで幅広い年齢層に対応できます。手遊びとしての動作もわかりやすいため、初めて手遊びを覚える子どもにも向いています。

これが基本です。目の前のクラスの年齢と、活動のねらいを確認した上で選ぶようにしてください。

参考:ひろみち&たにぞう「プリンであらどーも!」公式情報(キングレコード)

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プリンの歌 歌詞を使った手遊びのねらいと効果

「プリンの歌」を保育に取り入れることには、食育的な興味づけにとどまらない、多様な発達上のねらいがあります。

まず、手や体を動かすことで脳の発達を促す効果が期待できます。保育における手遊び歌の基本的なねらいとして「手ぶり身ぶりを真似する楽しさを味わう」「言葉のリズムの面白さを感じる」「友だちと一緒に楽しむことで一体感を味わう」が挙げられます(保育ネタis参照)。プリンの歌の歌詞は擬音語や繰り返しフレーズが多く、まさにこれらのねらいを自然に達成できる構造になっています。

つまり、「楽しいからやる」がそのまま学びにつながるということですね。

また、活動前の導入(サークルタイムや食事前)にプリンの歌を歌うことで、子どもたちの注意をこちらに向けるという現実的なメリットもあります。急に「静かにしましょう」と言うよりも、歌に乗ってみんなで動くことで自然と集中状態を作れます。これは、新人保育士が特に活用しやすいテクニックです。

活動のタイミング 活用例
食事・おやつ前 プリンへの興味づけ、食育の入口に
活動の切り替え 次の活動への気持ちの切り替えに
発表会・お遊戯 かわいい衣装と合わせた演目に
保護者参観 親子で一緒に楽しめる演目に

期待できる効果として、具体的には以下の点が保育研究でも示されています。

  • 言語能力の向上:歌詞を口ずさむことで音韻感覚が育つ
  • 観察力・模倣力の発達:保育士の振り付けを真似する中で注意力が高まる
  • 社会性の芽生え:友だちと同じ動きを合わせることで一体感・連帯感が生まれる

これは使えそうです。「プリンが好き」という子どもの気持ちを入口にしながら、複数の発達を同時に促せるのがプリンの歌の強みといえます。

参考:保育における手遊び歌のねらいと盛り上げ方(ほいくis)

プリンの歌 歌詞に合わせた振り付けと年齢別ポイント

振り付けは年齢によって難易度を調整することが重要です。ここでは0〜5歳クラス別の実践ポイントをまとめます。

0〜1歳(乳児クラス) では、まず「振り付けの完成」を目標にしないことが原則です。乳児は歌のリズムや保育士の表情・声のトーンに反応します。保育士がプリンの形をイメージしてぷるぷる体を揺らす動きを大げさに見せれば、赤ちゃんも自然と反応してくれます。「ぷるるんぷりん」のような短くてシンプルな曲を選ぶ方が適切です。

2〜3歳クラスでは、「プリンであらどーも!」がまさに対象年齢として設計されています。「プーリプリ」という擬音に合わせてお尻をフリフリする動きが中心で、真似しやすい振り付けです。「あらどーも!」の部分でお辞儀をする動作は、挨拶の練習にもなるため保育士からの評価が高い曲です。はじめはゆっくりと見せ、慣れてきたら本来のテンポで行いましょう。

4〜5歳クラスでは、振り付けを細かく再現することへの意欲が高まります。歌詞の内容(「きいろいおやまに ちゃいろのぼうし」=プリンのビジュアルを指す)を子どもたちと一緒に考察する時間を設けると、言語理解や想像力のトレーニングにもなります。また、5歳児なら歌詞の一部を子どもたちにアレンジさせて「自分たちのプリンの歌」を作る活動に発展させることも可能です。

振り付けを行う際の全体的な注意点として、保育士(リーダー)は大きな身振りで分かりやすく見せることが必要です。サポートの保育士は子どもと同じ立ち位置でリーダーの動きを真似し、全員が同じ方向を向いているかを確認しましょう。

1〜2歳のクラスでは「子どもが完璧に真似できなくて当然」という視点が条件です。とにかく楽しい雰囲気を作ることを優先してください。

保育士が知らないと損する!プリンの歌 歌詞と著作権の注意点

「園の中で歌っているだけだから大丈夫」と思っている保育士が多いのですが、著作権のルールはケースによって大きく異なります。JASRAC(日本音楽著作権協会)の公式情報を基に、具体的なシーン別に整理しました。

手続きが不要なケース(安心してOK)

  • 園内の無料行事(おやつの時間、運動会など)でプリンの歌を歌う・踊る
  • 保護者がわが子を撮影し、家庭内で鑑賞する
  • 授業・保育の場でCDをかけてダンスの練習をする

手続きが必要なケース(要注意!)

  • 歌詞や楽譜を学級通信・お便りに掲載する
  • 発表会の様子をDVDに収めて保護者に配布する(BGMに市販CDを使った場合)
  • 園のWebサイトやSNSで歌詞または動画を公開する

ここが落とし穴です。特にSNSへの動画投稿はグレーゾーンになりがちで、保護者が個人のInstagramに発表会動画をアップするだけでも、BGMに著作権のある楽曲が含まれていると問題になる可能性があります。

発表会のDVDについては、JASRACに申請すれば利用が可能です。費用は「著作物1曲あたり1分までごとに50個まで110円」という計算式で、たとえばプリンの歌1曲(約3分)をDVD50枚に収録する場合は330円程度が目安です(JASRAC公式PDFより)。意外なほど安い金額なので、不安な場合は手続きしておく方が安全です。

歌詞のプリント掲載は無料ではありません。クラスのお便りや掲示物に歌詞全文を載せる場合も、著作権保護の対象になることを覚えておいてください。

参考:JASRAC「学校で音楽を使うときには」(公式ページ)

学校で音楽を使うときには | ジャスラの音楽著作権レポート(JASRAC PARK)
オリジナルキャラクターの「ジャスラ」と一緒に著作権(ちょさくけん)やJASRAC(ジャスラック)について楽しく学ぼう!

参考:JASRAC「卒業式等を収録したDVDを製作する場合の著作権手続きについて」(PDF)

https://www.jasrac.or.jp/information/topics/pdf/200305.pdf

プリンの歌 歌詞を最大限に活かすオリジナル活用アイデア

保育の現場でプリンの歌を取り入れる際、歌って踊るだけで終わらせてしまうのはもったいないと言えます。ここでは、歌詞を軸に展開できる独自の保育活動アイデアを紹介します。

① 歌詞から「プリンを探せ!」造形あそび

「きいろいおやまに ちゃいろのぼうし / おさらのうえで おどりだす」という歌詞(プリンであらどーも!)は、プリンの見た目を言葉で表現しています。4〜5歳児のクラスでは、この歌詞を聞いた後に「どんな形だと思う?」と問いかけ、粘土や折り紙でプリンを作る造形活動につなげることができます。言語から視覚イメージへの変換という認知発達の視点からも、意味のある活動です。

② 「れいぞうこにあったら」で食育トーク

「れいぞうこにあったら そりゃラッキーハッピー」というフレーズは、食べることへのポジティブな感情を自然に表現しています。おやつの前にこのフレーズを一緒に歌った後、「ほかにれいぞうこにあったら嬉しいものは?」と話題を広げると、子どもたちの言葉のやり取りが生まれます。食育とコミュニケーション力の育成を同時に行えるのが強みです。

③ 「プリンの歌」を替え歌にして語彙を広げる

5歳クラスでは、「プリン プリン プリン」の部分を「ゼリー ゼリー ゼリー」「アイス アイス アイス」に変えて、さまざまな食べ物バージョンを子どもたちが考える活動ができます。同じメロディーを使いながら語彙が増えるため、小学校入学前の言葉遊びとしても効果的です。

④ 発表会・お遊戯会の演目としての活用

「プリンであらどーも!」は2〜3歳児向けのダンスとして設計されているため、そのままお遊戯会の演目に使えます。衣装は黄色いスカートやワンピースにキャラメル色の帽子を加えるだけで雰囲気が出ます。振り付けのフルコーラス版は公式CDに付属しているため、購入の上で本格的に取り組むことが可能です。

意外なことに、単体の手遊びとして使うより「食育」「造形」「言葉遊び」と組み合わせることで活動のねらいが明確になり、指導計画(週案・月案)への落とし込みもしやすくなります。保育の引き出しとして「プリンの歌シリーズ」をひとつのテーマとして束ねておくのが原則です。

プリンの歌 歌詞を選ぶ際の「曲の著者・管理状況」確認手順

「この曲は誰が作ったのか」「JASRACで管理されているのか」を事前に調べておくことは、保育士として習慣にしておきたい行動です。面倒に感じるかもしれませんが、手順はとてもシンプルです。

ステップ1:JASRACの作品データベース「J-WID」で曲名を検索する

JASRACが管理している楽曲かどうかは、J-WID(JASRAC作品データベース検索サービス)で無料で確認できます。「プリンであらどーも!」は管理楽曲として登録されていますが、「ぷるるんぷりん」のような知名度の低い曲は個人や小さな音楽制作会社が権利を持っているケースもあります。

ステップ2:YouTubeの概要欄で著作権情報を確認する

保育士向けに動画を配信しているチャンネルの多くは、概要欄に「著作権はJASRAC等の管理団体には委託せず」などの注記を記載しています。特に「スタジオぼくときみ。」などの手遊び専門チャンネルでは、独自の著作権管理を行っているため、利用前に確認が必要です。

ステップ3:不明な場合はJASRACに問い合わせる

JASRAC公式サイトには電話・メールでの相談窓口があります。「この曲を園のSNSに投稿していいか」といった具体的なシーン別の確認ができます。無料で相談できるので、確信が持てないときは問い合わせる方が安全です。

著作権の問題は「知らなかった」では通りません。JASRACが管理する楽曲の無断利用が発覚した場合、使用料の請求だけでなく、状況によっては保護者・地域からの信頼失墜というリスクも生じます。園の信頼を守るためにも、事前確認の習慣を保育士全員で共有しておきましょう。

参考:JASRAC 作品データベース検索サービス(J-WID)

404ページ | 一般社団法人日本音楽著作権協会 JASRAC

参考:保育現場で必要な著作権の知識(愛知文教女子短期大学)

https://ai-bunkyo.ac.jp/topics/4646/

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