大きな栗の木の下で手遊び
大きな栗の木の下での振り付けがわかる動画。しまじろう版の動画が一番人気みたいですね。
手遊び系は、なぜか「だんだん早く」していくことが多いですね。幼児が体をうまく動かすための遊びという位置づけなので、少しづつ難易度をあげていくんですね。
「大きな栗の木の下で」は、体全体を使う踊りのような動きなので、幼児の発達にはとても良さそうですね。
大きな栗の木の下で 発祥
「大きな栗の木の下で」はイギリス民謡がもとになっているようです。作詞者、作曲者は不明で、アメリカでボーイスカウトの間でよく歌われるとか。
英語版だと「Chest nut tree」となっています。Chestnutは「クルミ」の意味です。
栗じゃなくて、クルミか…。
「栗の木」というのは、日本語訳にするときに翻訳者が語呂のよさなんかを考えて変えたんでしょう。栗の下なんてイガグリ降ってきそうで危ないし、栗の花は臭いらしいので、あなたと私が仲良く遊ぶにはちょっとな…とは思ったんですよね。
栗の木って、「日本昔ばなし」的なイメージできっとイガグリとかがついてそう。実物ってどうなんだろ?と思って調べてみました。
これが栗の木(大きなヤツ)
思ったよりも、ロマンチックな場所という感じがありますね。
栗の木は花が咲く2週間位の時期は「とても臭い」というデメリットがあります。そのニオイは、近隣住民から苦情が出るほどで「イカが腐敗しはじめたときのニオイ」と表現されたりします。(栗の花の匂い|四季の森ニュース)
イカが腐敗しはじめたニオイって、誰が実際にかいだことがあるのか…。
あのニオイって、実は花粉を運んでもらうために虫をおびき寄せるためのものなんだそうです。あんなニオイが好きだなんて、虫の気持ちはまったくわからないですね…。
これがクルミの木だったら、少し甘いナッツの香りってことで、仲の良い子たちが好んで遊ぶっていうイメージにも納得です。
ところが!
せっかく納得したけど、「いやいや実は栗で合ってるんだよ」という情報が。なんと、イギリスにはヨーロッパ栗という栗の種類があるらしく、それを歌った情報なのでは?という情報を調べている人がいました。
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原曲は古い音源っぽいですが、どうやらコレのようです。
曲の終わりの方、15:35あたりから「大きな栗の…」のメロディが確認できました。
全体的には古い冒険活劇のBGMっぽい感じですね。今出回ってる曲はもう、変わりすぎててわからないくらい。
童謡の原曲を探して聴き比べるのって、ちょっとおもしろいかも。