コントラバスの値段とヤマハ製品を徹底比較

コントラバスの値段とヤマハ製品の選び方

ヤマハのコントラバスは「サイレントベース1択」だと思っていませんか?

🎻 この記事でわかること
💰

コントラバスの値段の全体像

新品20万円台〜150万円超まで幅広い価格帯を、ヤマハ製品を中心にわかりやすく解説します。

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ヤマハ サイレントベースの特徴と価格

SLB300をはじめとするヤマハ製品の実売価格と、どんな人に向いているかを整理します。

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購入後の維持費・修理費の実態

楽器本体の値段だけでは終わらない、コントラバスの維持費と賢い節約方法を紹介します。

コントラバスの値段・ヤマハ製品の価格帯一覧

 

コントラバスの新品価格は、安いもので20万円台から、高いものでは150万円以上と非常に幅が広いです。 国産大手のヤマハが販売するコントラバスは、現行ラインナップとしてサイレントベース(SLBシリーズ)に絞られており、弦楽器タイプの木製コントラバスは販売していません。 つまり、ヤマハで「普通のコントラバス」を買うことはできない、というのが現実です。yamahacantabile+1

ヤマハのサイレントベースの価格は以下の通りです。

モデル 希望小売価格(税込) 主な特徴
SLB100 385,000円 静粛性重視・スタンダードモデル
SLB300 561,000円 セミソリッドボディ・上位モデル
SLB300 PRO 712,800円〜 プロ仕様・最上位モデル

一般的な木製コントラバスの入門機が20万円台で購入できることを考えると、ヤマハのサイレントベースは同価格帯の中でも高めの設定です。 ただし、ヘッドフォン使用時の静粛性と演奏感の両立という独自の価値があります。 まずは「自分に何が必要か」を整理することが大切です。shop.jeugia.co+1

参考:ヤマハ公式のSLB300製品ページで、スペックや音の特徴が詳しく確認できます。

ヤマハ公式|SLB300 SILENT Bass 製品詳細ページ

コントラバスの値段と木製楽器の選び方・初心者向けモデル

ヤマハ以外でコントラバスの木製モデルを探す場合、実質的な入門機として多く選ばれているのはオリエンテ(ヤマハミュージックジャパン取り扱い)のHB-25(385,000円)やHB-35(495,000円)です。 これらはスプルース単板の表板を採用しており、入門〜中級レベルに対応できます。

参考)オリエンテ

木製コントラバスを選ぶ際のポイントは3つあります。

  • 🎻 表板の素材:スプルース単板は合板より音の響きが豊かで、価格が上がるほど単板が増えていく傾向がある
  • 📐 サイズ:4弦3/4サイズが一般的で、成人なら基本このサイズを選べばOKです
  • 🏷️ セット内容:弓・ケース・松脂がセットになったモデルを選ぶと初期費用を抑えられる

中古市場では9万円〜250万円という幅広い価格帯があります。 安すぎる中古には調整が必要なものも多く、購入後すぐに修理費が数万円かかるケースも珍しくありません。これは注意が必要ですね。

参考)コントラバスの価格を徹底調査!新品・中古から修理まで

参考:コントラバスの価格帯や中古楽器の選び方を詳しく解説している記事。

DoReMiOnline|コントラバスの価格を徹底調査!新品・中古から修理まで

コントラバスの値段を左右する維持費・修理費の実態

楽器本体の値段だけ見て「これなら買える」と思うのは早計です。コントラバスは年に1度の定期メンテナンスだけで、1回あたり10万円前後の費用がかかることがあります。 軽自動車の車検代より高い、というのが現実です。

参考)吹奏楽にコントラバスはなぜ必要?音が聞こえない問題|吹カツ!

主な修理・調整の費用をまとめると以下のようになります。

修理・調整の種類 費用の目安(税込)
駒交換 19,800円〜
魂柱調整・取り直し 8,000〜8,800円
魂柱交換 19,800〜20,000円
弓の毛替え 7,700円〜
指板交換 110,000円〜
糸巻き交換 66,000円〜

維持費が大きいということですね。特に指板交換は11万円以上と、入門機の価格の半分近くに相当します。 修理費を抑えたい場合は、購入時に調整済みの状態かどうかを確認し、信頼できる楽器店でのアフターサポートの有無をチェックすることが重要な条件です。

参考)コントラバス修理

参考:コントラバスの修理・調整の費用一覧が確認できる専門工房のページ。

弦バス屋|コントラバスの調整修理費用一覧

コントラバスの値段が下がるレンタルという選択肢

すぐに購入を決断できない場合、レンタルという方法があります。意外と知られていないのが、レンタルでも本格的なコントラバスを1ヶ月単位で借りられるという点です。 入門コントラバスセットなら1ヶ月約16,500〜23,980円から試せます。quattro.sub+1

レンタルと購入の費用感を比較すると、以下のようなイメージになります。

3ヶ月のレンタルで約4〜12万円かかります。 継続して練習する意志があるなら、半年以内に購入に切り替えるほうがトータルコストを抑えられます。これは使えそうです。

また、音楽教室のなかには入会時に楽器プレゼントのキャンペーンを実施しているところもあり、EYS音楽教室などが代表的な例です。 まずは無料体験レッスンに参加して、楽器を試してから購入を検討するルートも賢い選択肢のひとつです。

参考)蒲田のコントラバス教室ならEYS音楽教室!まずは無料体験

コントラバスの値段・ヤマハ サイレントベースが有利な意外な理由

ヤマハのサイレントベース(SLB300)は価格だけ見ると「高い」印象ですが、実は木製コントラバスと比べて維持費の面で大きなメリットがあります。木製楽器のように温湿度変化による割れや反りが起きにくく、修理コストが大幅に低くなる可能性があります。 長期的に考えると、初期費用の差が縮まるケースも少なくありません。

参考)SLB300 YAMAHA ヤマハ サイレントベース レビュ…

また、SLB300は本体から20cm以内の音圧が50〜70dBとされており、これは木製コントラバスの70〜80dBよりも明確に静かです。 10dBの差は音のエネルギーとして約3倍の違いに相当します。深夜や集合住宅での練習が必要な方には、この静音性は大きなメリットです。

さらに、ヤマハのSLB300はヘッドフォンアンプを内蔵しており、自宅でのサイレント練習からホールでのアンプ演奏まで1台で対応できます。 木製コントラバスにピックアップとアンプを別途揃えると数万円かかることを考えると、実質的なコストパフォーマンスは高いと言えます。つまり「高い買い物」ではなく「一括で揃う買い物」です。

参考)https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/strings/silent_series/slb300_series/index.html

参考:SLB300を実際に使用したユーザーによる詳細レビュー。静音性の実測データも掲載。

bassdog.net|SLB300 YAMAHA ヤマハ サイレントベース レビュー

改訂B5版 コントラバスの極低音物理楽 (MyISBN – デザインエッグ社)