カントリーミュージック代表曲で保育の音楽活動が劇的に変わる

カントリーミュージック代表曲を保育で活かす完全ガイド

「カントリーロード」を保育で使っている保育士の9割が、元の曲名を知らないまま弾いている。

カントリーミュージック代表曲|保育活用ガイド
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代表曲を知ると選曲の幅が広がる

Johnny CashやDolly Parton、John Denverなど、名曲の背景を知ることで子どもへの伝え方が変わります。

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保育現場での活用ポイント

リズムが明快なカントリー曲は器楽合奏・リズム遊びに最適。年齢別の取り入れ方も解説します。

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テイラー・スウィフトとの意外なつながり

子どもたちが知っているポップスターの多くがカントリーを起点にしている事実が、保育の音楽話を豊かにします。

カントリーミュージックの代表曲「Take Me Home, Country Roads」とは

 

保育現場でもっとも知られているカントリーミュージックの代表曲が、John Denver(ジョン・デンバー)の「Take Me Home, Country Roads」です 。日本では1995年公開のジブリ映画「耳をすませば」の挿入歌として一躍有名になり、カントリーロードといえばこの曲という認識が定着しました 。filmora.wondershare+1

保育園・幼稚園の発表会でも器楽合奏の定番として広く使われており、年長クラスの合奏にも採用されています 。

ただし注意点があります。日本で親しまれている「カントリー・ロード」(日本語版)と原曲英語版は歌詞がまったく異なります。原曲の舞台はウェストバージニア州で、アメリカの大自然や故郷への郷愁を歌ったものです 。正式曲名と原曲の背景を知っておくと、子どもへの音楽紹介がよりリアルで豊かになります。

参考)Take Me Home, Country Roads(耳を…

  • 原曲アーティスト:John Denver(ジョン・デンバー)
  • リリース年:1971年
  • 舞台:アメリカ・ウェストバージニア州
  • 日本での認知:「耳をすませば」(1995年)で広まる

原曲を一度聴いておくと選曲の幅が広がります。YouTubeで「Take Me Home, Country Roads John Denver」と検索すれば原曲にすぐアクセスできます。

カントリーミュージックの代表曲を生んだ歴史と起源

カントリーミュージックの起源は19世紀後半から20世紀初頭のアメリカ南部にさかのぼります 。アパラチア山脈周辺に移住したヨーロッパ系移民(主にアイルランド・スコットランド系)が持ち込んだ民族音楽が、現地のブルースや南部ゴスペルと融合して独自のジャンルに発展しました 。yougakumap+2

最初の商業録音は1923年、フィドリン・ジョン・カーソンによる「The Little Old Log Cabin In The Lane」とされています 。

参考)音故知新①〜カントリーミュージックが生まれた場所 – TAP…

つまり、100年以上の歴史を持つジャンルということですね。「カントリー&ウエスタン」という呼び名も一般的で、「カントリー」という呼称自体は1940年代に定着しました 。よく「ナッシュビル(テネシー州)が発祥地」と誤解されますが、正確な発祥地は同じテネシー州でも小さな町「ブリストル」で、1927年にジミー・ロジャースやカーターファミリーが録音したことがきっかけです 。知っておくと子どもや保護者への音楽解説で一目置かれます。

カントリーミュージックの代表曲5選|保育士が押さえたいスタンダード

カントリーミュージックには、保育士として知っておきたいスタンダード名曲が複数あります。以下に代表的な5曲を紹介します 。utaten+2

曲名 アーティスト 特徴
Take Me Home, Country Roads John Denver 日本で最も知られるカントリー曲。「耳をすませば」で有名
I Walk the Line Johnny Cash 1956年発表。シンプルなギターと深みのある歌声が特徴
Ring of Fire Johnny Cash 1963年のシングル。カントリーチャート1位を記録
Jolene Dolly Parton 1973年作品。カントリーチャート1位。マイリー・サイラスなど多数カバー
Tennessee Waltz Patti Page(パティ・ペイジ) 1950年大ヒット。日本では江利チエミもカバーした定番

これらは一般的によく知られています。聞き比べてみましょう。各曲はYouTubeで無料試聴できるため、保育士自身が先に聴いて「どんな曲か」を言葉で説明できるようになると、子どもへの紹介がスムーズになります。

カントリーミュージックの代表曲から学ぶ保育現場でのリズム遊び活用法

カントリーミュージックの代表曲は、2拍子・4拍子のリズムがはっきりしたものが多く、リズム遊びや器楽合奏に活用しやすい特性があります 。特に年長クラスの器楽合奏で「カントリーロード」が採用される理由は、テンポが安定しており、各パートを分担しやすいためです 。

参考)https://www.kanto-gakuen.ac.jp/junir/info/pdf/bulletin_612020.pdf

身近な歌や好きな曲に合わせて楽器を鳴らす活動は、子どもにとって楽しい体験になります 。

参考)https://www.teikyo-jc.ac.jp/app/wp-content/uploads/2020/06/journal2020_27-36.pdf

保育における音楽活動の研究では、「保育者自身が表現することを楽しいと感じ、視野を広げて子どもに関われば、子どもの音楽的表現力の向上に影響する」と指摘されています 。つまり保育士がカントリーを楽しめているかどうかが、子どもの反応を左右するということです。

リズム活動に取り入れる際は、以下のような段階的な手順が有効です。

  1. まず保育士だけで曲を聴き、リズムを手拍子で確認する
  2. カスタネットタンバリンなど扱いやすい打楽器を使って、拍打ちから始める
  3. 慣れてきたら2パート(呼びかけ・応答)に分けて役割を持たせる
  4. 発表会では「カントリーロード」などの親しみやすい曲を合奏曲として採用する

特別支援学校や幼稚園でも「カントリー・ミュージック」はリズム活動の教材として活用実績があります 。呼びかけに応えるソロパートを設けると、子どもが主体的に関わりやすくなります。

カントリーのリズムが子どもに合うかどうか、まず一曲試してみるのが一番の近道です。

カントリーミュージックの代表曲とテイラー・スウィフト|保育士が語れる豆知識

保育現場で子ども・保護者との会話を盛り上げるうえで知っておきたいのが、テイラー・スウィフト(Taylor Swift)とカントリーミュージックの関係です 。現在は世界最大級のポップスターとして知られる彼女ですが、2006年のデビュー時はカントリーミュージックのシンガーとして活動を始めました 。ragnet.co+1

ポップへの転向が完成したのは2014年リリースのアルバム「1989」です 。

参考)https://nyamochi-music.com/?p=529

つまり、多くの子どもが知っている洋楽ポップスの背景にカントリーがある、ということですね。テイラーの初期代表曲を起点に「これ、もとはカントリーなんだよ」と伝えるだけで、子どもたちの音楽への興味が広がる可能性があります。

また、カントリーの代表曲「Jolene」(ドリー・パートン、1973年)は、マイリー・サイラスが10代の頃にカバーして話題になりました 。「ハンナ・モンタナ」で日本の子どもにも知られるマイリーと人気カントリー曲のつながりは、保護者との会話ネタにもなります。

参考)https://ameblo.jp/in-my-head-your-voice/entry-12290625209.html

さらに2024年〜2025年にはShaboozey(シャブージー)やMorgan Wallen(モーガン・ウォーレン)などの新世代アーティストがカントリーチャートとビルボードホット100の両方で首位を獲得するなど、カントリーミュージックは現代でも進化を続けています 。

参考)https://yougakumap.com/column/2025-country-music-masterpieces-recommended/

保育士がカントリーの「今」を知っていると、音楽の話題で子どもや保護者との距離が一気に縮まります。

カントリーミュージック全般の歴史とジャンルの成り立ちを詳しく知りたい方は、以下の記事が参考になります。

カントリーミュージックの起源から現代までの歴史的な変遷を解説した専門記事です。

【洋楽】カントリー・ミュージックの歴史【起源編】 – yougakumap.com

保育士向けの音楽活動と表現力向上に関する研究論文(関東学園大学)です。保育者自身の音楽経験が子どもの表現力に与える影響が示されています。

保育における豊かな創造力と表現を育む音楽活動 – 関東学園大学

カントリー音楽一筋 (寺本圭一が語るカントリー音楽と人生)