ビブラートのやり方をカラオケで完全マスターする
ビブラートを秒数だけ稼げば採点が上がると思うと、むしろ点数が伸び悩みます。
参考)カラオケ精密採点で「ビブラート」をかける方法と加点させるコツ…
ビブラートのやり方|3種類の基本と違い
カラオケで使われるビブラートは、大きく「あご・喉・横隔膜」の3種類に分けられます。 それぞれ使う筋肉も感覚も異なるため、まず仕組みを整理しておくことが大切です。
参考)カラオケのビブラートとは?簡単にマスターするおすすめの練習法…
- 🫀 あごビブラート:声を出しながら「あうあうあう」と顎を軽く上下させる方法。演歌歌手がよく使うスタイルで、明日カラオケがある場合でもすぐに実践できる即効性が高い技術
- 🎵 喉ビブラート:喉の筋肉を使って音程をわずかに上下させる方法。初心者でも比較的身につけやすいが、喉を傷めないよう力を入れすぎないことが条件
- 💪 横隔膜ビブラート:お腹の筋肉と横隔膜を連動させ、息の量を細かく変化させることで声が自然に揺れる。最も習得に時間がかかるが、プロ歌手が使うレベルの歌声に近づく
3種類の特徴を比べると以下の通りです。
| 種類 | 難易度 | 習得スピード | カラオケ採点への向き |
|---|---|---|---|
| あごビブラート | ★☆☆ | 即日〜数日 | △(不安定になりやすい) |
| 喉ビブラート | ★★☆ | 数日〜1週間 | ◎(比較的安定) |
| 横隔膜ビブラート | ★★★ | 1〜3ヶ月 | ◎◎(最高評価を狙える) |
まず自分がどこに力を入れて歌っているかを確認するのが基本です。 段階的に喉・横隔膜へとステップアップしていくと、無理なく技術が定着します。
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ビブラートのやり方|腹式呼吸と横隔膜の鍛え方
横隔膜ビブラートの核心は、腹式呼吸の安定にあります。 腹式呼吸ができると肺に多くの空気が入り、高音やロングトーンでも声が安定するため、ビブラートをかける余裕が生まれます。tipple-vocal+1
まず立った状態でお腹に手を当てて「あーーー」と発声し、吐くときにお腹がへこむ感覚を確認してください。 吸うときにお腹が膨らみ、吐くときにへこむ流れが腹式呼吸の基本です。みぞおちの動きをあわせて意識すると、横隔膜の動きがより感じやすくなります。
参考)カラオケでビブラートをかける3つのコツと練習法を解説|ボイス…
練習手順を整理するとこうなります。
- 深呼吸でお腹の膨らみを確認(1日3セット×5回)
- 「ドッグブレス」で横隔膜を動かす感覚を養う(犬が息を切らせるように「ハッハッハ」と短く吐く)
- 「あーーー」と伸ばしながら吐く息の量を細かく変化させ、揺れを作る
- 揺れが安定してきたら徐々にスピードを上げる
これが横隔膜ビブラートの出発点です。胸が落ちないよう腹筋と背筋を引き上げながら行うのが条件です。
参考:横隔膜ビブラートの習得ステップと腹式呼吸の練習方法について詳しく解説されています。
最難関で最高級のビブラート!横隔膜ビブラートをかけるコツ|TIPPLE VOCAL
ビブラートのやり方|カラオケ採点で加点される揺れ幅と秒数
カラオケの精密採点Aiでは、ビブラートは「秒数の長さ」ではなく「揺れの上手さ」で評価されます。 これは意外な事実です。1曲通してビブラートをかけ続けても、揺れが不自然だと思ったほど加点が伸びない仕組みになっています。
加点される条件は明確に2つあります。
参考)カラオケの加点となる大事な要素とは?知らないと損する3つの裏…
- ✅ 1秒以上のビブラートであること(1秒未満は加点ゼロ)
- ✅ 揺れ幅が大きく、ゆっくりであること(ちりめんビブラートは減点リスクあり)
精密採点のビブラートタイプは英数字で表示されます。 アルファベットは「A→B→C」の順で遅く、数字は「1→2→3」の順で揺れが深くなります。狙うべきは「B-2、B-3、C-2、C-3」のゆっくり深いタイプです。
高得点を狙うなら「B-2以上の深さ・ゆっくりした周期」が最優先です。 速くて浅い揺れ(A-1など)は音程が外れていると判定されるリスクがあるため、特に保育士として人前で歌う機会が多い場合は大きな揺れを意識して練習することを強くすすめます。
参考)採点画面で出てくるビブラートタイプってなに?採点への影響も解…
参考:DAM精密採点におけるビブラートタイプの違いと採点評価への影響が図解で解説されています。
採点画面で出てくるビブラートタイプってなに?|ステップアップカラオケ
ビブラートのやり方|初心者が最短で習得する3ステップ練習法
ビブラートを最短で体得するには、まず「音程を意識した揺れ作り」から始めるのが効果的です。 いきなり曲の中でかけようとすると喉に力が入り、不自然な震えになりがちです。
ステップ1:音程の上下感覚をつかむ
自分が出しやすい音程で「あーーー」と伸ばし、その音より少し低い音で再び「あーーー」と続けます。 ゆっくり交互に出す→徐々に間隔を縮める、この繰り返しでビブラートの原形が作れます。
ステップ2:あごを使ってリズムを刻む
「あうあうあうあう」と顎を軽く動かしながら発声します。 これで声に自然な揺れが生まれる感覚をつかめます。感覚がつかめたら徐々に顎の動きを小さくし、最終的には顎を動かさずに声だけで揺れを維持します。
ステップ3:曲中のロングトーンで実践する
フレーズの最後に音を伸ばす「ロングトーン」の部分だけに絞ってビブラートをかける練習をします。 1秒以上しっかり伸ばすことを意識するのが原則です。最初はサビの1カ所だけで十分です。
練習を続けると自然にかかるようになります。 プロがビブラートをわざとかけているのではなく「自然に出てしまう」状態を目指す、というのがコツです。
参考)» 第72回:それってプロはやっていないよ。──…
ビブラートのやり方|保育士の歌声に活きる「脱力」という意外な視点
保育士として子どもたちの前で歌う機会は日常的にありますが、ビブラートを意識しすぎると声が固くなり逆効果になります。 力を抜いてリラックスした状態で歌うことが、ビブラートを自然に出すための最重要条件です。
実は、プロのボーカリストの多くは「ビブラートをかけようとしない」と口にします。 腹式呼吸と喉のリラックスが整った状態で歌うと、ビブラートは自然に声の中に生まれるという仕組みです。意外ですね。
脱力を習慣化するための実践ポイントは以下の通りです。
- 🧘 歌う前に肩・首・顎を軽くほぐす(30秒のストレッチで十分)
- 🌬️ 深呼吸を2〜3回してから発声する(喉の緊張がほぐれる)
- 📵 「上手く歌わなければ」という意識を手放す(保育の場では気持ちの余裕が声に直結する)
- 🎼 ゆっくりしたテンポの曲で脱力感覚を練習してから速い曲に移行する
喉や声の健康管理は、保育士にとって職業的な意味でも大切なテーマです。 ビブラートの習得が、無理のない発声習慣の定着につながるという一石二鳥の効果があります。声のコンディションを日常的に把握したい場合は、スマートフォンの音程チェックアプリ(「Sing Sharp」「VoiceMeter」など)でビブラートの揺れ幅を可視化するのも一つの手段です。
参考:「ビブラートをかけない」ことがコツというプロ視点の解説。意識しすぎる人へのアドバイスが参考になります。


