数字の歌 楽譜 無料で使えるサイトと活用の全知識

数字の歌の楽譜を無料で手に入れる方法と保育での活用

無料サイトからダウンロードした楽譜でも、保育で使うと著作権違反になることがあります。

この記事でわかること
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無料楽譜の入手先まとめ

ほいくisやYouTubeなど、保育士が安心して使えるすうじのうたの楽譜入手方法を厳選して紹介します。

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著作権・コピーのNG事例

楽譜1冊を園児分コピーするだけで著作権法違反になる可能性があります。知らずに違反しないための基礎知識を解説します。

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ピアノ初心者でも弾けるコツ

左手コード奏法・ドレミふりがなつき楽譜の活用など、保育士1年目でもすぐ実践できる練習法と楽譜の選び方を紹介します。


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数字の歌(すうじのうた)とはどんな曲か?保育での基本情報

 

「すうじのうた」は、1950年代後半にキングレコードから発売された幼児向けの童謡です。作詞は夢虹二さん、作曲は小谷肇さんが手がけました。NHKの教育番組「おかあさんといっしょ」でも長年にわたって親しまれており、保育の現場では70年近く歌い続けられている定番曲です。

この曲の最大の特徴は、1から10までの数字をそれぞれ身近なものに見立てている点にあります。「すうじの1は なに? こうばのえーんとつ」という歌い出しから始まり、2はお池のがちょう、3は赤ちゃんのお耳、4はかかしの弓矢、5はお家の鍵、6はたぬきのお腹、7はこわれたラッパ、8は棚のだるま、9はおたまじゃくし、10はえんとつとお月様、と続きます。数字の形を視覚的なイメージと結びつけることで、子どもたちが自然に数字を覚えられる仕組みになっているのです。

つまり、認知発達の観点から見ても非常によく設計された教材ということです。

対象年齢は乳児クラスから幼児クラスまで幅広く活用できます。特に2歳〜4歳ごろの子どもは数字の形を少しずつ認識し始め、4歳前後で数の概念を理解し始めるとされており、この時期にすうじのうたを取り入れることが効果的とされています。繰り返しのメロディと分かりやすい歌詞が、乳児さんにも親しみやすい設計になっています。

保育での活用場面は幅広く、朝の会帰りの会、移行時間の手遊び、数の指導の導入、行事の演目など多くの場面で使えます。これは使いやすい曲です。

小学館HugKum「数字の歌(すうじのうた)」で数を覚えよう!各数字の見立て解説も充実

数字の歌の楽譜を無料でダウンロードできるサイト一覧

保育の現場で実際に使える、すうじのうたの楽譜を無料または低コストで入手できるサービスを具体的に紹介します。まず、探し方のポイントを押さえておきましょう。「無料」「著作権フリー」「保育用」の3つのキーワードを意識することが重要です。

✅ YouTubeの「楽譜付き演奏動画」を活用する方法

YouTubeには保育用のすうじのうた演奏動画が複数公開されており、動画内に楽譜が表示されるタイプのものがあります。代表的なのは「brillante piano」チャンネルの「すうじの歌(保育用ピアノ楽譜付き)」や、「入門ピアノ楽譜・後半ゆっくり」バージョンなどです。楽譜を見ながら練習できるため、初心者保育士にとって非常に便利なリソースです。ただし、これらの動画はあくまで練習の参考用であり、スクリーンショットを印刷して配布するといった行為は著作権上問題になる可能性があります。視聴のみでの活用が基本です。

✅ ほいくis(ほいくいず)の無料素材ライブラリ

「ほいくis」は保育士・幼稚園教諭向けの情報メディアで、無料会員登録をすることで楽譜素材や教材のダウンロードが可能です。ペープサート用のすうじのうたイラスト素材(PDF)が無料配布されているほか、ピアノ弾き歌い動画と合わせた楽譜セットも提供されています。商用利用可能な素材も多く、保育業務で使いやすい設計になっています。

✅ 「音楽研究所」(asahi-net)の無料楽譜サービス

会員登録不要で2000曲以上の楽譜が無料で閲覧・印刷できるサービスです。ピアノ譜や数字譜など複数の形式に対応しており、すうじのうたも収録されています。パブリックドメインや著作権者が許可した楽曲が中心ですが、個々の曲の著作権状況は必ず確認してから使用しましょう。

✅ 有料だが格安で入手できるサービス(参考)

「アット・エリーゼ(@ELISE)」や「ぷりんと楽譜」「Piascore楽譜ストア」「電子楽譜カノン」などでは、すうじのうたの楽譜が110円〜360円程度で購入できます。ドレミふりがな&指番号つき、弾き語り初級版など保育士向けの仕様が揃っており、著作権もクリアな状態で使えるため安心です。「無料にこだわるよりも110円払って確実な楽譜を使う」という選択は、実は非常に賢い判断といえます。

ほいくisダウンロード「楽譜」一覧ページ / 保育で使える無料素材が充実

数字の歌の楽譜と著作権の落とし穴:保育士が知らないと損するリスク

多くの保育士が「子どもたちのために使うのだから問題ない」と思って楽譜をコピーしています。しかし、これは大きな勘違いです。

著作権法では、楽譜の無断複製について非常に厳しいルールが定められています。日本の著作権法によれば、著作権・出版権・著作隣接権の侵害は「10年以下の拘禁刑または1000万円以下の罰金」が定められています。もちろん保育の現場でいきなりそのような刑事罰が適用されるケースは稀ですが、知的財産権に対する社会的関心が高まっている近年、リスクは無視できません。

「すうじのうた」の作曲者・小谷肇さん、作詞者・夢虹二さんの著作権はまだ存続しています。著作権の保護期間は作者の死後70年です。したがって、この曲の楽譜を1冊購入して園児20人分コピーして配るという行為は、著作権法上の「複製権」の侵害になる可能性があります。

ただし例外もあります。

ケース 著作権上の扱い
個人練習のために自分用にコピーする 私的複製(著作権法第30条)として原則OK
保育園の授業・保育活動内で教員が複製する 著作権法第35条の教育機関例外に該当する可能性あり(限度あり)
楽譜1冊を園児全員分コピーして配布する 著作権者の利益を不当に害するとしてNG
無料サイトからDLした楽譜を印刷して複数人に配布 サイトの利用規約・楽曲の著作権状況による

「教育機関だから何でも自由に使える」というのは誤りです。著作権法第35条では教育目的の例外が認められていますが、「著作権者の利益を不当に害する場合」には適用されません。楽譜1冊買えば済む場合にコピーで代替するのは、まさに「著作権者の利益を不当に害する」行為と見なされます。これが原則です。

保育士が安全に楽譜を使うためのシンプルな基準は「1人1冊分の楽譜に相当する対価が支払われているか」という点です。ダウンロード購入なら1曲110円〜300円程度で済むため、コピーのリスクを冒すより安全かつ経済的です。

文化庁「楽譜の無断コピーが音楽の未来にピンチをまねいています」(PDF) / 著作権の具体的なNG行為を解説
楽譜コピー問題協議会(CARS)「楽譜をコピー・送信したいとき」 / 正規の手続き方法を紹介

数字の歌の楽譜をピアノ初心者でも弾くためのコツと練習法

保育士として採用される際の目安は「バイエル修了程度」とされることが多いですが、実際の現場では初心者レベルで働き始める方も少なくありません。すうじのうたは初心者でも十分に弾きこなせる曲です。

🎹 まず楽譜の種類を正しく選ぶ

楽譜には「ソロ譜(メロディのみ)」「弾き語り伴奏譜」「ドレミふりがなつき」「指番号つき」など複数のタイプがあります。保育士として弾き歌いする場合は「弾き語り初級」または「ドレミふりがな&指番号つき」のタイプが最適です。アット・エリーゼでは「すうじのうた(ドレミふりがな&指番号つき)ピアノ・伴奏譜」が220円で購入できます。これは使えそうです。

🎹 左手はコード(和音)伴奏から始める

すうじのうたはハ長調(Cメジャー)の曲が多く、左手はC・F・G7(ド・ファ・ソセブン)の3つの基本コードでほぼ弾ける構造になっています。最初から両手を完璧に弾こうとせず、まず右手でメロディを歌いながら弾き、慣れてきたら左手のコードを合わせるという段階的な練習が効果的です。YouTubeの「brillante piano」チャンネルでは入門者向けに「後半ゆっくりバージョン」も公開されており、弾き方の確認に役立ちます。

🎹 1番から全部弾こうとしない

すうじのうたは1番から10番まで全部で10番まで続く長い曲です。最初から全部弾こうとすると挫折しやすくなります。保育で使う際は「1番から5番まで」を完成させ、子どもたちの年齢と興味に合わせて途中で終わらせるアレンジも有効です。全部弾ければ理想的ですが、まず5番までをしっかり弾ける状態にするだけで十分です。

🎹 ゆっくりテンポから始めて徐々に上げる

メトロノームを使い、目標テンポの70〜80%程度のゆっくりなテンポから始めて練習することが、運指の定着に効果的です。ミスなく弾けるようになってから少しずつテンポを上げましょう。1日20〜30分の練習を継続することが、短期間での上達につながります。

YouTube「すうじの歌(保育用ピアノ楽譜付き)」brillante piano / 楽譜を見ながら練習できる動画

数字の歌をもっと楽しく!保育士だからこそできる活用アイデア

すうじのうたはピアノで弾くだけが活用法ではありません。保育士の腕の見せどころは、この曲をいかに多様な活動と組み合わせるかです。実際の保育現場で活用されているアイデアを紹介します。

🎭 ペープサートとの組み合わせが特に効果的

ほいくisが無料配布している「すうじのうたのペープサート【PDF】」は、1から10の数字とそれが表すものを表裏に印刷して棒に貼り付けるだけで作成できます。歌いながらペープサートを1枚ずつ登場させることで、視覚と聴覚の両方に働きかける複合的な活動になります。特に0〜3歳児には、カラフルなビジュアルが刺激となり集中力を高める効果があります。

✋ 手遊びバージョンも取り入れる

ペープサートがなくても、指を折りながら1・2・3と数えるシンプルな手遊びとして活用できます。子どもが一緒に手を動かすことで、音楽に合わせてリズム感と数の概念を同時に育めます。3歳〜5歳のクラスでは、数字の形を体で表現する「身体表現」へ発展させることも可能です。

📐 数の指導の「導入」として使う

数字の形と実物のイメージを結びつけるこの曲の歌詞構造は、数字の読み書きを学ぶ前の「数概念の下地づくり」として非常に優秀です。特に幼児期後半(4〜6歳)は数に興味を持ち始める時期です。歌の後に数字カードを使って「1は何に見えた?」などの問いかけをすることで、思考力と言語発達にもつながる豊かな保育活動が展開できます。これが条件です。

🎪 生活発表会・お楽しみ会での演目

1から10まで10人の子どもが順番にペープサートを持って登場する「数字紹介ショー」のような演出は、行事の演目として保護者にも喜ばれます。練習を重ねる中で数字の順序や読み方も自然と身につくため、楽しみながら学べる良質なコンテンツです。

なお、ペープサートに使うイラストを手描きする場合は著作権の問題はほぼ生じませんが、既存のキャラクターや版権イラストをトレースして使用する行為には注意が必要です。オリジナルイラストか、ほいくisなど保育向け無料素材サイトのものを活用するのが安全です。

ほいくis「すうじのうたのペープサート【PDF】」ダウンロードページ / 無料で使える保育教材

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