ザリガニの歌 歌詞と保育での活用と注意点

ザリガニの歌 歌詞と保育での使い方・法律的注意まで全解説

保育園でザリガニを川に返すと、罰金300万円のリスクがあります。

🦞 この記事でわかること
🎵

人気ザリガニの歌の歌詞を完全紹介

「ざりがにロックンロール」「ザリガニチョッチン」など、保育現場で人気の歌詞・作詞作曲情報をまとめて確認できます。

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保育での振り付け・活用アイデア

歌詞に合わせたダンスや手遊びのポイント、年齢別の活用法をわかりやすく解説しています。

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知らないと怖い法律のポイント

2023年6月から施行された「条件付特定外来生物」の規制など、保育士が知っておくべき法的注意点を解説します。


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ざりがにロックンロールの歌詞と「おかあさんといっしょ」での人気ぶり

 

「ざりがにロックンロール」は、NHKの人気幼児番組『おかあさんといっしょ』で放送されて以来、保育園・幼稚園で広く歌われるようになった曲です。作詞は葉山真理、作曲は堀井勝美という組み合わせで制作されており、2022年にCDとしてリリースされました。

歌詞の内容はとてもシンプルで、リズムに乗りやすい構成になっています。

パート 歌詞
サビ① ざりがに ざりがに ざりがにロックンロール
じまんのはさみで ロックンロール
まっかなはさみで ロックンロール
まかせときなって まかせときなって
ざりがに ざりがに ざりがにロックンロール
Aメロ オイラのとくいは はさみわざ
せおよぎヒョイヒョイ またあとで
サビ② ざりがに ざりがに ざりがにロックンロール
(繰り返し)

「じまんのはさみ」「まっかなはさみ」「せおよぎ」という3つの要素が、ザリガニの特徴を的確に歌詞で表現しています。歌詞が短く同じフレーズが繰り返されるため、2〜3歳の子どもでもすぐに口ずさめるのが特徴です。歌詞が覚えやすいのは基本です。

「まかせときなって」というフレーズは、ザリガニが自分の強さに自信を持っているキャラクターとして描かれており、子どもが感情移入しやすい表現になっています。歌いながら「ハサミ」のポーズを両手でつくるだけで、すぐに盛り上がれるのも保育士にとって使いやすいポイントです。これは使えそうです。

参考リンク(歌詞全文・作詞作曲情報)。

花田ゆういちろう、ながたまや「ざりがにロックンロール」歌詞 – 歌ネット

ザリガニチョッチンの歌詞と振り付けが保育で人気の理由

「ザリガニチョッチン」は、ケロポンズの妹分グループ「すかんぽ」が制作した保育向けダンスソングで、CDアルバム『ドンヒャラパッカン あそびうた』に収録されています。2018年にYouTubeで公開されて以来、保育士の間で「エビカニクスとセットで使える甲殻類ダンス」として高く評価されてきました。

この曲の最大の特徴は、歌詞の内容がザリガニの習性を忠実に反映している点です。

  • 🦞 後ろ歩き:ザリガニが後方に進む動きを振り付けで表現
  • 🙈 すぐに隠れる動作:天敵から身を隠す習性をダンスに取り入れている
  • 👀 穴から顔を出してキョロキョロ:巣穴から周囲を伺うリアルな行動をマイム化

単純に「楽しい歌」ではなく、ザリガニの生態を体で学べる構成になっている点が秀逸です。歌って踊ることで、子どもたちが自然とザリガニの特徴を身体に覚え込んでいきます。保育の「ねらい」として生き物への興味・関心を育てることが挙げられますが、この曲はその目標にそのまま合致しています。

また、「エビカニクス」(ケロポンズ)から続けて「ザリガニチョッチン」を踊ると、甲殻類づくしの流れになり、子どもたちのテンションが一気に上がります。発表会のプログラムや、夏の室内活動にもぴったりです。

参考リンク(ダンス動画・保育活用情報)。

【体操・ダンス】ザリガニチョッチン【保育】すかんぽ – こどもっと

ザリガニの歌が保育で持つ発達的なねらいと活用場面

ザリガニをテーマにした歌を保育に取り入れることには、ただ楽しむ以上の発達的な意義があります。歌詞と動きを組み合わせることで、複数の発達領域に同時にアプローチできるのが大きなメリットです。

まず、言語発達の観点から見ると、歌詞に登場する「はさみ」「せおよぎ」「ロックンロール」といった言葉は、子どもの語彙を広げる素材になります。特に「せおよぎ(背泳ぎ)」という表現は、ザリガニが後退するように泳ぐ姿を言葉で学べる機会になります。意外ですね。幼児期の語彙習得において、歌の反復は非常に効果的であることが、芦屋大学の研究でも示されています。

次に、運動発達の面では、歌に合わせて両手でハサミポーズをとったり、後ろ歩きをしたりという動きが、体幹や協調運動の発達を促します。手足の動きは脳の発達と密接にリンクしており、リズム運動が言語発達にもつながるとされています。

具体的な保育場面での活用例を整理すると、次のような使い方が考えられます。

  • 🎵 朝の会帰りの会:歌詞が短く繰り返しが多いため、短時間の導入として最適
  • 🕺 運動遊び・ダンスタイム:ザリガニチョッチンは全身運動として3〜5歳児に対応
  • 🌊 夏の自然遊びの前後:ザリガニ釣りや観察活動とセットで活用すると理解が深まる
  • 🎭 発表会・お楽しみ会:エビカニクスとのメドレーで甲殻類テーマの構成ができる

年齢別に見ると、1〜2歳児は歌詞よりも音とリズムに反応するため、「ざりがに♪ロックンロール♪」の部分だけを繰り返す形でも十分です。3歳以上になると歌詞の意味を理解しながら振り付けを楽しめるようになるため、より複雑な動きも取り入れられます。

参考リンク(手遊び歌が子どもの発達に与える効果)。

子どもたちが夢中になる!保育園で人気の手遊び歌5選とその効果 – 聖心会保育園

歌詞だけじゃない!保育士が知らないと損するアメリカザリガニの法律知識

「ザリガニの歌」をきっかけに子どもたちがザリガニを捕まえたり飼育したりする活動は、保育現場でよく見られます。しかし、2023年6月1日から施行された法改正によって、アメリカザリガニの扱いに重大なルール変更が生じました。保育士として知っておかなければ、園として法的リスクを負う可能性があります。

アメリカザリガニは「条件付特定外来生物」に指定されました。これは環境省が定めた外来生物法に基づく指定であり、以下のことが明確に規制されています。

行為 可否
家庭・園での継続飼育 ✅ OK(手続き不要)
野外で捕獲して持ち帰る ✅ OK
無償で知人に譲渡 ✅ OK(少数の場合)
池・川などの野外に放す ❌ 法律で禁止・罰則あり
飼育中に逃がしてしまった場合 ❌ 違法になることがある
販売・有償での頒布 ❌ 禁止

ポイントは「逃がすこと」が禁止されている点です。通常の特定外来生物(ウチダザリガニなど他の外国産ザリガニ)は飼育自体が禁止されていますが、アメリカザリガニは飼育できる代わりに、自然への放出が厳しく規制されています。違反した場合、個人は3年以下の懲役または300万円以下の罰金という非常に重い罰則の対象となります。これは法律上の事実です。

保育園でよくある「ザリガニを捕まえて観察し、観察後に川に返す」という活動が、2023年6月以降は違法になり得ます。歌で親しんで活動に入るケースが多いからこそ、この知識は必須です。

飼育を続けることが難しくなった場合は、知人への無償譲渡を検討するか、環境省の指定する引取り事業者を活用する方法があります。野外に放すのだけは絶対に避けてください。

参考リンク(環境省公式・条件付特定外来生物の規制詳細)。

条件付特定外来生物アカミミガメ・アメリカザリガニの規制について – 環境省

保育士だけが知っておくべき「ザリガニの歌」の独自視点:歌詞で生態を教える授業設計術

ザリガニの歌はただ楽しむだけでなく、保育士が「生き物の不思議さ」を子どもに伝えるための橋渡しとして活用できる教材でもあります。歌詞の内容と生き物の実際の生態がつながっているため、歌を足がかりにした「気づきの保育」が設計できます。

たとえば「ざりがにロックンロール」の歌詞に登場する「せおよぎ」。これはザリガニが後ろ向きに泳ぐ行動を指しており、エビ科の生き物の実際の習性そのものです。子どもたちと一緒に歌ったあと、「ザリガニはどうして後ろに泳ぐんだろうね?」と問いかけるだけで、自然と探究心が生まれます。

また「ザリガニチョッチン」の振り付けで使う「後ろ歩き」や「穴に隠れる」動作は、天敵から逃げるための本能的な行動です。3〜4歳児はこれを体で演じながら、なぜそうするのかを遊びの中で感じ取っていきます。言葉で説明する前に体験で理解させる、まさに幼児教育の王道です。

さらに、歌を使った生態学習に取り組む際には、以下のような声かけがヒントになります。

  • 🎤 「ザリガニのはさみは何色だっけ?」→ 歌詞から「まっかな」と確認できる
  • 🎤 「どうして赤いの?」→ 観察・図鑑・絵本へつなげるきっかけになる
  • 🎤 「後ろに歩いてみよう!」→ ザリガニ役を演じることで体感型の学びになる

実はアメリカザリガニの赤い色は、食べ物の影響を受けます。アジやサバを中心に与えると鮮やかな赤になり、草食系の餌を与えると色が薄くなることが知られています。歌詞の「まっかなはさみ」という表現と絡めて伝えると、子どもの「なぜ?」がさらに広がります。意外ですね。

ザリガニの歌を「歌って終わり」にしないためのポイントを整理すると、次のステップが参考になります。

ステップ 内容
① 歌う 歌詞とリズムに慣れる(導入)
② 動く 振り付けで体験・表現する(身体化)
③ 気づく 保育士の問いかけで疑問を持つ(探究)
④ 調べる 絵本・図鑑・観察へつなげる(深化)
⑤ 話す 友達や家族に話す(言語化・共有)

この流れを意識するだけで、一つの歌が複数の保育目標を達成するための強力なツールになります。ザリガニの歌が条件です。保育士としての専門性が一段高まる活用法といえるでしょう。

ザリガニをテーマにした絵本として「ザリガニのおうさままっかちん」(大友康夫・著、福音館書店)も、歌と組み合わせて読み聞かせに使えるおすすめの一冊です。歌で興味を持った後に絵本へとつなげると、子どもたちの集中度が格段に高まります。これは使えそうです。


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