入園式の歌を保育園で成功させる選曲と指導の全ガイド

入園式の歌を保育園で成功させる選曲と指導のポイント

在園児に「にじ」を歌わせるだけで、保護者の約7割が涙を流すと言われています。

この記事でわかること
🎵

年齢別おすすめ曲

0歳児〜年長まで、発達段階に合った選曲の基準と定番曲リストを解説します。

📋

著作権の正しい知識

入園式当日の演奏はJASRACへの申請不要。でも「ある行為」は手続きが必要になります。

🌟

保護者を感動させる指導のコツ

25年以上の現場経験をもとにした、子どもの歌声を一段引き上げる指導のポイントを紹介。


<% index %>

入園式の歌を保育園でどう選ぶか:選曲の3つの基準

 

入園式で歌う曲を選ぶとき、「なんとなく毎年同じ曲」にしている保育士さんは少なくありません。しかし選曲には明確な基準があり、それを知っているかどうかで式の雰囲気が大きく変わります。

まず最初に考えるべきは「聴く側は誰か」という視点です。入園式には新入園児・その保護者・在園児の3者がいます。0歳や1歳の新入園児に長い曲を聴かせても集中力は持ちません。保護者には「わが子の成長を感じられる曲」が刺さります。在園児には「自信を持って歌える曲」が必要です。この3者全員に響く選曲が理想です。

選曲の基準は、次の3点に絞ると整理しやすくなります。

  • 短くて聴きやすい曲:入園式の全体時間は20〜30分が目安。長すぎる曲は控えるのが原則です。
  • 春らしい・出会いを連想させる曲:「せんせいとおともだち」「あくしゅでこんにちは」「おはながわらった」など、歌詞の世界観が入園式のムードと合う曲が選ばれやすいです。
  • 在園児が練習しやすい音域の曲:幼児が無理なく歌える音域は「ド〜ラ」が基本です。この音域を外れると、子どもたちの歌声が苦しそうに聴こえてしまいます。

つまり「短い・春らしい・ド〜ラの音域」が選曲の基本です。

保育園では入園式前後は卒園式の準備と重なり、在園児の練習時間が非常に限られます。あるサイトの経験談によれば、入園式の歌練習に使える時間は「3月の2〜3週間程度」にとどまるケースが多いとのこと。短い練習期間でも仕上がりやすい曲を選ぶことが、保育士の負担軽減にもつながります。これは使えそうです。

また、曲の長さだけでなく「歌詞の意味が子どもに伝わるか」も見落としがちなポイントです。歌詞の内容を理解できれば、子どもはイメージを膨らませながら歌うことができるため、表情が豊かになり、保護者に届く歌声になりやすくなります。

参考情報として、保育士向けの選曲解説を掲載しているページも確認しておきましょう。

入園式の歌:保育園の年齢別おすすめ曲と手遊び

保育園の入園式は、幼稚園と違って参加する子どもの年齢が幅広いのが特徴です。0歳児クラスの入園式を別日で行う園もありますが、合同で行う場合は特に、月齢が低い子どもたちのことを念頭に置いた選曲が求められます。

0〜1歳児クラスが多い場合のおすすめ曲は、シンプルな繰り返しがある曲や、音よりも「人の声」がメインの構成の曲が適しています。代表的なものとして「はらぺこあおむしの歌」「キャベツの中から(手遊び歌)」「ひげじいさん」などが挙げられます。特に「キャベツの中から」は、保育士が指人形やカラフルな手袋でアレンジすると、0歳の赤ちゃんでも目を向けてくれます。

2〜3歳児が多い場合は、繰り返しのフレーズが多く、体を動かせる曲が効果的です。「パンダうさぎコアラ」「グーチョキパーでなにつくろう」「むすんでひらいて」などは、動きをマネしやすく、式の場でも子どもたちの緊張をほぐしてくれます。意外ですね。

年中・年長の在園児が歌を披露する場合のおすすめは、以下の通りです。

曲名 特徴 場面
にじ(新沢としひこ中川ひろたか 手話をつけると保護者が感動しやすい 式のクライマックスに
さんぽとなりのトトロ 足踏みや動きをつけると華やか オープニングに
手のひらを太陽に メリハリをつけやすく元気な雰囲気 式の中盤に
おひさまになりたい 「好き」があふれる歌詞で保護者に届きやすい 歓迎ソングとして
せんせいとおともだち 先生紹介の後に歌うと場が和む 職員紹介の後に

25年以上の保育現場経験を持つ保育士によれば、保護者から最も「感動した」「涙が出た」という声をもらえるのが「にじ」だとされています。特に年長クラスが手話をつけて歌うと、会場の雰囲気が一気に感動モードになるとのことです。

手遊び歌については、式の終盤や会場全体の雰囲気づくりに活用するのが効果的です。「グーチョキパーでなにつくろう」「むすんでひらいて」「とんとんとんとんアンパンマン」の3曲は特に子どもたちへの食いつきが良く、年長の在園児が歓迎の手遊びとして披露するのにも向いています。

参考として、年齢別手遊びについて詳しいページをチェックしておくと選曲がはかどります。

入園式の歌の指導のコツ:保育士が今日から使える練習法

歌の選曲が決まったら、次は在園児への指導です。ここを丁寧にやるかどうかで、当日の歌声のクオリティが大きく変わります。指導が苦手な保育士さんも、いくつかのポイントを押さえるだけで格段に上手に仕上げることができます。

まず大前提として、「先生が楽しそうに歌うこと」が最も効果的な指導です。子どもは先生の表情と声に敏感で、先生が笑顔でノリノリなら子どもも自然と歌いたくなります。逆に、先生が緊張した顔で棒読みするように歌っていると、子どもたちの歌声も硬くなります。まず自分が楽しむことが大切です。

具体的な指導のステップは次のように組むと効果的です。

  • ステップ1:イメージを広げる導入:「にじ」なら虹の写真や絵本を見せる。「さんぽ」なら実際に室内をお散歩してみる。歌い始める前に「歌の世界」を体で感じさせることで、声に気持ちが乗りやすくなります。
  • ステップ2:サビから覚えさせる:子どもにとって印象的なサビから練習を始めると、モチベーションが上がりやすいです。全部を一度に覚えようとすると途中で失速するので、数日に分けて少しずつ積み上げましょう。
  • ステップ3:強弱をつける:全部大きな声で歌わせると、荒削りな印象になります。静かな部分をやわらかく、サビを広げるように歌うよう促すだけで、一気に「聴かせる歌」になります。
  • ステップ4:たくさん褒める:少しでも上手に歌えたら、その場ですぐに褒めます。子どもはとにかく認められると歌がどんどん好きになります。間違えても叱らないことが鉄則です。

練習中に歌詞が覚えられない子がいる場合は、絵カードや歌詞を書いた紙を壁に貼っておくのが有効です。年中・年長クラスなら視覚情報を活用することで、繰り返す回数を減らしながら定着させることができます。

また、振り付けや手話を取り入れることも非常に有効です。「にじ」の手話は特に評判が高く、動きが揃うと保護者の感動度が格段に上がります。振り付けがある方がリズム感も保ちやすく、子どもたちが「歌いながら体を動かす」楽しさを感じられます。これが基本です。

詳しい指導のポイントについては、現場経験豊富な保育士のブログが参考になります。

あつまれ!せんせいのこども園:保育【新入園児に送る歓迎の歌・人気7選】入園式の歌・指導の仕方

入園式の歌と著作権:保育士が知らないとまずいJASRACのルール

保育士の間でもっとも誤解が多いのが、著作権に関するルールです。「保育園での歌は自由に使えると思っていた」という声は珍しくありませんが、実は場面によって手続きの要否が変わります。知らないと大きなトラブルになる可能性があるため、しっかり整理しておきましょう。

入園式当日の演奏・合唱は手続き不要です。JASRACの公式情報によれば、入学式・卒業式(入園式もこれに準じます)は以下の3条件をすべて満たす場合、著作権者への手続きなしに演奏・上映ができます。

  1. 入場料をもらっていない
  2. 演奏する人に報酬を支払っていない
  3. 営利を目的としたものではない

保育園の入園式はこの条件を満たすため、子どもたちが歌を歌うことも、CDをBGMとして流すことも、手続きは不要です。つまり著作権的には問題ありません。

ただし、「手続きが必要になるケース」が3つあります。

  • 卒園・入園記念DVDを制作して配布する場合:BGMに市販CDを使用した場合はJASRACへの申請が必要です。さらに、レコード会社や演奏者への許諾も別途求められます。
  • 式の動画を園のホームページやSNSにアップする場合:インターネット上への公開は手続きが必要になります。YouTubeなどはプラットフォーム側がまとめて手続きしているケースもありますが、確認が必要です。
  • 楽譜や歌詞をコピーして配布する場合:一定の条件を満たせば「引用」として認められるケースもありますが、原則として申請が必要です。

特に注意が必要なのが「DVDの配布」です。入園式の記念として動画を作成し保護者に配るのは多くの園で行われていますが、BGMに市販CDを使用していると著作権侵害になる可能性があります。この場合はJASRACへの申請手続きを行うか、著作権が切れている楽曲(作者の死後70年以上経過した曲)または著作権フリーの音楽を使用することで問題を回避できます。

著作権が保護期間を過ぎた童謡も多く存在します。たとえば「ちょうちょう」「むすんでひらいて」「ぶんぶんぶん」など、作詞・作曲者の没後70年を超えた楽曲は著作権法上の手続きなしに使用できます。

JASRACの公式情報でルールを正確に把握しておきましょう。

JASRAC PARK:入学式・卒業式での音楽利用(手続きの要・不要の一覧表付き)

入園式の歌で保育士が見落としがちな「独自視点」:伴奏の苦手意識をなくす方法

選曲も指導のコツも把握した。それでもう完璧——そう思っていませんか?実は現場の保育士さんが一番困っているのが「伴奏のピアノが不安」という問題です。歌の選曲や指導法の話は多くのサイトで扱われていますが、伴奏側の悩みはあまりフォーカスされていません。

入園式という特別な場で「ピアノを弾きながら子どもたちを指揮する」というのは、特に新卒の保育士にとって相当なプレッシャーです。子どもたちへの指示を出しながら、保護者の反応を確認しながら、さらに伴奏を間違えないようにする——これを同時にやるのは容易ではありません。

対策として、現場でよく使われている方法が3つあります。

①コード伴奏(簡易伴奏)に切り替える:保育向けの楽譜集には「コードネーム付き簡易伴奏」が掲載されているものが多く、難しい両手フルスコアでなくても十分です。「ドミソ」などの基本コードを覚えれば、多くの童謡はシンプルな左手の動きで対応できます。コード伴奏なら問題ありません。

②CD・音源を使うという選択肢も持つ:JASRAC的には入園式当日にCDを流すことは手続き不要です。ピアノ苦手な保育士さんにとって、CDを使いながら歌で子どもたちをリードするという方法は、現実的かつ有効な選択肢です。ただし、市販CDをコピーして流す場合は「式典のためだけ」という条件が必要です。

③電子キーボードの活用:自宅練習に電子キーボードを使う保育士も増えています。ヘッドフォンで夜中も練習できる点や、伴奏の音源機能がついているモデルであれば、一人でも合奏のような練習ができるメリットがあります。選ぶ際は「61鍵以上・タッチレスポンスあり」のモデルが保育士向けとしておすすめです。

ピアノの伴奏技術の高さよりも「歌の伴奏として機能すること」が求められます。完璧に弾こうとして硬くなった演奏より、多少ミスがあっても笑顔で歌をリードしてくれる保育士の方が、子どもも保護者も安心します。厳しいところですね。

保育士向けの電子キーボード選びの詳細はこちらが参考になります。

保育士向けピアノ練習用電子キーボード選び方とオススメ9選

[Bebemax] 2025年新 プログラミングロボットおもちゃ スマート子供向け ジェスチャー&音声認識対応 RCロボ ット 歌ダンス/二足歩行機能 スマートAI会話(英語) USB充電式 知育玩具 5-12歳向け 誕生日 クリスマスプレゼント 知育玩具 子供の日 入園入学 贈り物 プレゼント ブルー/ピンク