ホルンの値段と平均相場を徹底解説
実は、中古ホルンを安易に選ぶと修理費が新品との差額を超えることがあります。
ホルンの値段の平均はどのくらい?国産・外国製の相場を比較
ホルンの値段は、楽器の種類や製造国によって大きく幅があります。国産ホルンであれば品質に不安のないレベルで30万円前後が相場です。外国製となると平均70万円前後になるのが一般的です。
国産・外国製でどれほど違うのか、代表的な価格帯を整理しました。
| 種類 | 価格帯の目安 |
|---|---|
| 国産(ヤマハなど)エントリーモデル | 20万〜30万円 |
| 国産 フルダブルホルン | 40万〜50万円 |
| 外国製 ミドルクラス | 50万〜80万円 |
| 外国製 アレキサンダー(最高級) | 80万〜150万円 |
| 中古ホルン全般 | 10万〜30万円 |
つまり「ホルンを始めるなら最低30万円台」が基本です。
初めてホルンを手にする方が見落としがちなのが「シングルホルン」と「フルダブルホルン」の価格差です。シングルホルンはF管1本だけの構造でコストが抑えられ、30万円程度から購入可能です。フルダブルホルンはF管とBb管の2系統を持つ構造のため、精度・加工コストが上がり40万〜50万円台が中心になります。
バンドや吹奏楽で本格的に使うならフルダブルが条件です。
ヤマハの主なラインナップは以下の通りです。
- YHR-314II(F管シングル):約29万1,600円(メーカー希望小売価格)
- YHR-322II(Bbシングル):約31万3,200円
- YHR-567(フルダブル):約41万5,800円
意外ですね。入門機でもすでに「30万円超え」がスタートラインです。
ホルンの値段をメーカー別に比較!ヤマハ・ホルトン・アレキサンダーの違い
ホルンを選ぶとき、メーカーの違いは値段だけでなく「音色の個性」にも直結します。国内外の主要3メーカーで価格帯・特徴を把握しておくと、選択ミスを防げます。
ヤマハ(YAMAHA)は国内トップシェアで、入門機から上位機種まで幅広く揃えています。アフターサービスが充実しており、修理や部品調達がしやすい点が大きな安心材料です。価格は20万〜50万円台とコストパフォーマンスが高く、吹奏楽部の標準機として学校現場でも広く採用されています。
ホルトン(HOLTON)はアメリカのメーカーで、中級〜上級者向けのモデルが中心です。価格帯はH378が10〜20万円台、H279が20〜30万円台、上位機種H179は40〜60万円台と段階的に用意されています。音色がやや明るく、ポップスや吹奏楽での表現幅が広いと評価されています。
アレキサンダー(ALEXANDER)はドイツの最高級ブランドです。新品は80〜150万円、中古でも50〜100万円前後と非常に高価ですが、プロ奏者が長年使い続けるほどの耐久性と音色を誇ります。いつかはアレキサンダー、という目標にするのも良いかもしれません。
これは使えそうです。
ホルンの値段で中古を選ぶときのリスクと注意点
中古ホルンは10万〜30万円程度で入手できるものが多く、コストを抑えたい方には魅力的に映ります。しかし、価格だけを見て飛びつくと想定外の出費につながるリスクがあります。
中古ホルンのリスクと確認ポイントを整理します。
- 🔧 バルブの動き:固い・引っかかりがある場合はオーバーホールが必要になる(修理費3〜8万円)
- 🎺 スライドの腐食:内部の緑青(ろくしょう)は音程の狂いや管の詰まりにつながる
- 📦 付属品の有無:ケース・マウスピース・リラ(譜面挟み)がないと別途1〜3万円の追加出費
- 📋 製造年の確認:製造から20年以上経過したものはパーツ調達が困難な場合もある
中古ホルンを購入する場合は、試奏が必須です。
「安く買ったはずなのに修理費が重なって結局新品と同じくらいかかった」というケースは珍しくありません。ヤマハの中古YHR-567Dは30万円台から見つかることが多く、状態が良ければコストパフォーマンスは高いですが、必ず楽器店で実物を試奏したうえで購入判断をしましょう。購入前に試奏できる店舗(渋谷・梅田などの管楽器専門店)を利用すると、状態を体感して確かめられます。
試奏して判断するのが原則です。
ホルンの値段を抑える!レンタル・分割払いの活用法
「30万〜50万円をすぐに用意できない」という方も少なくありません。実は購入以外にも、コストを分散させる方法があります。
まずレンタルサービスです。楽器レンタル専門サービスでは、月額5,000〜1万5,000円程度でホルンを借りられるプランがあります。島村楽器・イシバシ楽器などの大手楽器店では「楽器レンタル→購入へのステップアップ」プランを設けており、レンタル期間中に支払った料金の一部を購入代金に充当できるケースもあります。これは嬉しいですね。
次に分割払いです。楽器専門のローンやショッピングクレジットを使えば、月々1〜2万円程度の支払いで手に入れることが可能です。金利ゼロのキャンペーン期間を利用すれば、トータルコストを増やさずに分割できます。
以下のような選択肢を比較してみましょう。
| 購入方法 | 初期費用の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 一括購入(新品) | 30万〜50万円 | 保証・アフターサービス充実 |
| 一括購入(中古) | 10万〜30万円 | コスト安・状態確認が必須 |
| 楽器レンタル | 月5,000〜15,000円 | 初期費用ゼロ・続けられるか試せる |
| 分割払い(ローン) | 月1〜2万円程度 | 手元資金を残せる |
自分のペースで続けられるかどうか試したい段階ならレンタルが条件です。
保育士として日々の仕事をこなしながら楽器を始めようとする場合、「まずレンタルで3〜6カ月試す」という選択肢は非常に合理的です。継続できると確信できてから購入に踏み切ることで、後悔のない買い物になります。
保育士がホルンを始めるなら知っておきたい意外な費用の落とし穴
ホルンの本体価格だけ調べて「これで準備完了」と思っている方がいますが、それは危険です。本体以外にかかる費用を把握しておかないと、購入後に予算オーバーになりやすいのがホルンの特徴です。
本体以外にかかる主な費用は以下の通りです。
- 🎤 マウスピース:本体付属品とは別に奏者の口に合ったものを選ぶ必要があり、3,000〜2万円
- 🧴 バルブオイル・グリス:定期的なメンテナンスに必須で年間3,000〜5,000円程度
- 🎒 ケース(ハードケース):移動・保管の安全性を高めるために2万〜5万円
- 🎵 楽譜・教則本:入門書から始めるなら3,000〜1万円
- 🎓 レッスン費:音楽教室や個人レッスンで月5,000〜1万5,000円
意外なのはメンテナンス費用が積み重なる点です。
たとえばバルブオーバーホールは3〜5年に1回推奨されており、費用は3〜8万円が相場です。年数換算すると年間1万〜2万6,000円の「隠れコスト」です。東京ドーム5つ分の大きさには及ばないたとえですが、本体価格だけで計算するとホルン維持にかかる年間総費用を見誤ることになります。
💡 ホルンの総コストを把握したい場合、「島村楽器」「石橋楽器」などのサイトでは購入後のメンテナンスプランも公開されており、事前に確認しておくのが賢明です。
【参考】ホルンの値段初心者の平均相場・ヤマハ・アレキサンダー・中古の価格まとめ|音楽まにあ
※初心者が購入するときの価格帯、ヤマハとアレキサンダーの具体的な定価・中古相場が詳しく掲載されています。
【参考】ホルンの値段と中学生におすすめのモデル紹介!購入時の注意点も解説
※中古ホルンの価格帯・状態確認の注意点・エントリーモデルの具体的な価格が整理されています。

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