トロンボーンの値段・平均を種類とメーカーで比較
2万円のトロンボーンを買った人が、修理代だけで3万円以上かかってしまった例があります。
トロンボーンの値段の平均はいくら?価格帯の全体像
トロンボーンの平均的な値段は、約20万円〜30万円が相場とされています。 これは一般的な品質のモデルを新品で購入した場合の目安で、吹奏楽部や趣味演奏に使える標準的なグレードに当たります。
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価格帯はおおまかに4段階に分けられます。
- 🎺 10万円前後:初心者向けエントリーモデル(ヤマハ YSL-354など)
- 🎷 20万〜40万円:中級・標準モデル(部活・趣味演奏に対応)
- 🏆 50万円以上:プロフェッショナル向け上級モデル
初めて購入する場合、10万円前後のエントリーモデルで十分な演奏基礎が身につきます。つまり、最初から高額モデルを選ぶ必要はありません。
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また、2024〜2025年にかけて為替変動や輸送コスト上昇の影響で、輸入ブランド(BACHなど)の価格が大幅に値上がりしています。 購入を検討している方は、早めに価格を確認しておくことをおすすめします。
トロンボーンの値段は種類ごとに平均が変わる
トロンボーンには大きく3種類あり、それぞれで値段の平均が異なります。
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テナートロンボーンが最も安く入手しやすく、部活や趣味のスタートに最適です。テナーバストロンボーンはF管(バルブ)付きで音域が広がる分、値段が上がります。これが条件です。
管内の素材(イエローブラス、ゴールドブラス、シルバーメッキなど)や、バルブの種類(ロータリー・ハグマン・セイヤー)によっても価格が変わります。 セイヤーバルブやハグマンバルブを搭載したモデルは同グレードでも数万円高くなることが一般的です。
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トロンボーンの値段をメーカー別に平均比較
主要メーカーごとの初心者向け価格帯は以下の通りです。
| メーカー | テナー(初心者向け) | テナーバス(初心者向け) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ヤマハ(YAMAHA) | YSL-354:121,000円 | YSL-620:258,500円 | 国産・品質安定・扱いやすい |
| バック(BACH) | TB600:135,300円 | TB400B:248,600円 | 1918年創業の老舗米国ブランド |
| キング(KING) | 606:103,400円 | 608F:264,000円 | 米国クリーヴランド発祥 |
| クルトワ(Courtois) | ラインナップなし | MEZZO AC280BO:308,000円 | 200年以上の伝統フランスブランド |
| ゲッツェン(GETZEN) | 351:198,000円 | 725:319,000円 | 1939年創業・革新的な設計 |
ヤマハは国産で修理・サポート体制が整っており、特に初心者には安心感があります。 海外ブランドは為替の影響を受けやすく、2024年以降に価格改定が相次いでいる点に注意が必要です。yuka-trombone+1
意外ですね。国産ヤマハが海外メーカーより安い傾向があるのは、流通コストの差も一因です。
トロンボーンの値段を抑える:中古とレンタルの平均費用
新品が難しい場合、中古やレンタルは現実的な選択肢です。
中古トロンボーンの相場については、例えばヤマハのYSL-620は定価258,500円ですが、状態の良い中古品なら10万〜15万円台で流通するケースもあります。 ただし、フリマアプリ(メルカリ・ヤフオク)の個人出品品には注意が必要です。整備されていないものを購入し、スライド調整だけで1〜3万円の修理費がかかった例も報告されています。gakkikaitori+1
楽器専門店の中古品を選ぶのが基本です。
レンタルの場合、費用の目安は以下の通りです。
- 管楽器レンタルドットコム:月額3,280円(初月のみ6,280円)
- アルペジオ楽器:ヤマハ YSL-620(月11,500円〜)
- フジクラ楽器(学割):テナートロンボーン 月2,970円〜
レンタルは購入前の試奏期間としても有効です。これは使えそうです。「本当に続けられるか不安」という段階では、まず月額3,000円台のレンタルから始めて感触を確かめるのが賢い方法といえます。
トロンボーンの値段と長期コスト:購入後のメンテナンス費用
楽器本体の値段だけでなく、購入後に発生するランニングコストも把握しておく必要があります。これが見落とされがちなポイントです。
トロンボーンのスライドは、使い続けると徐々に歪みが生じます。 定期メンテナンスは年1回程度が推奨されており、専門店でのスライド調整は10,000円〜が相場です。watanabe-mi+1
日々のセルフケアにかかる費用の目安。
- 🧴 スライドオイル:数百円〜1,000円程度(消耗品)
- 🧹 スワブ・クリーニングロッド:1,000〜3,000円程度
- 🔧 年1回の定期メンテナンス(専門店):10,000円〜
メンテナンスを怠ると、スライドの固着や管内の腐食が進み、最終的には修理費が数万円規模になることもあります。 長く使うほどメンテナンスコストは避けられません。
参考)【吹奏楽部でトロンボーンを始めたあなたへ】中古トロンボーンと…
逆に言えば、適切なお手入れをすれば10万円台のエントリーモデルでも10年以上現役で使える楽器です。 楽器本体の値段+年間維持費を含めた「トータルコスト」で比較するのが正しい選び方です。
管楽器のお手入れ方法の公式情報はこちらも参考になります。
ヤマハ楽器解体全書「トロンボーンのお手入れ」|スライド・ロータリーの日常メンテナンス手順を公式が解説

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