グリッサンド ピアノやり方を保育士が身につける練習法

グリッサンドのピアノやり方と保育士のための練習法

グリッサンドの練習で「指の腹で弾けば痛くない」と思っていると、内出血リスクが3倍以上になります。

グリッサンド ピアノやり方 3つのポイント
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爪で弾くが正解

指の腹ではなく爪を使う。皮膚に鍵盤が当たると内出血・血豆の原因になるため、爪面を鍵盤に当てて滑らせるのが基本。

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手の角度は浅めに

深い角度で弾くと手首に負荷が集中し、痛める原因に。鍵盤をなでるように浅い角度で滑らせると音の強弱もコントロールしやすい。

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上がりと下りで手の形を変える

上行は手のひらを裏返して指を伸ばす、下行は手のひらを下にして指を丸める。同じ形で弾き続けるのはNG。

グリッサンドとは何か・保育士が知っておくべき基礎知識

 

グリッサンドは、イタリア語で「滑る」を意味する言葉に由来するピアノ奏法です。 鍵盤の上で指を流れるように滑らせ、音階を連続的に鳴らしてハープのような音の流れを表現します。 保育の現場では「バイエル」などの基礎曲には登場しませんが、子どもたちを盛り上げる演奏表現として役立つ場面が増えています。

参考)グリッサンド(Glissando)とは?ピアノの弾き方と練習…

グリッサンドはよく似た奏法の「ポルタメント」と混同されますが、別物です。 グリッサンドは一定のスピードで音をつなぐのに対し、ポルタメントは抑揚をつけて音をつなぐ奏法で、ピアノではポルタメントを正確に再現することは楽器の構造上ほぼ不可能とされています。 つまりピアノで鍵盤を滑らせる奏法はすべてグリッサンドと考えて問題ありません。bee-music+1

楽譜上では「gliss.」と表記されるか、開始音と終端音を波線でつなぐ形で表示されます。 保育士として楽譜を読む機会がある場合、この表記を見かけたらグリッサンドのサインです。ぜひ覚えておきましょう。

参考)【弾けたらかっこいい】ピアノのグリッサンド奏法!指を痛めずに…

グリッサンド ピアノやり方の基本ステップ(上行・下行の弾き方)

グリッサンドは上行(低音→高音)と下行(高音→低音)で、手の形と指の使い方が全く異なります。これが一番です。 両方を同じフォームで弾いてしまうのは最もよくある失敗で、音がブレたり指を傷める原因になります。

参考)ピアノのグリッサンド奏法の基本的なやり方をわかりやすく解説|…

下行(高音から低音へ)のグリッサンドは以下のやり方が基本です。

  • 右手:指先を丸めて爪の部分で滑らせる。人差し指または中指が使いやすい。手が小さい人は親指の爪を活用。
  • 左手:手を裏返して爪の部分を鍵盤に当て、小指・薬指側で滑らせる。

上行(低音から高音へ)のグリッサンドはこちら。

  • 右手:手のひらを上に向けて爪を使って滑らせる。指を立てすぎず、浅めの角度を意識する。
  • 左手:指先を丸めて爪または皮膚部分を使い、2本の指で滑らせると安定しやすい。

鍵盤の上を水面に見立てて、水面から1〜2mmのところをなでるように動かすイメージを持つとうまくいきます。 力を入れすぎず、腕全体の重みで滑らせる感覚が正しいフォームです。

グリッサンド ピアノやり方で指が痛くなる原因と対処法

グリッサンドの練習で多くの人がつまずくのが「指の痛み」です。 血豆・内出血・皮がむける、といった症状が出る場合は、鍵盤が皮膚(甘皮や指の側面)に当たっている証拠です。爪が鍵盤に当たる状態にすることで痛みはかなり軽減されます。

参考)https://ameblo.jp/piano-tonica/entry-11747371293.html

痛みを防ぐポイントをまとめます。

  • 上から押し込まない:鍵盤を下まで打鍵せず、ハーフタッチ(途中まで)のイメージで撫でる。
  • 手首を曲げて角度をつける:手首をやや上に持ち上げ、指が鍵盤に対して垂直に近い角度になると爪が当たりやすくなる。
  • 指を寝かせすぎない:寝かせすぎると甘皮の部分に鍵盤が当たって血豆の原因に。
  • 脱力する:肩や手首の力を抜く。力が入っているほど鍵盤との摩擦が増し、痛みも強くなる。

痛いですね。でも正しいフォームを覚えれば、ほとんどの場合は痛みはなくなります。

参考)https://piano-improve.com/glissando/

アコースティックピアノ(木製鍵盤)は重みがある分、痛みを感じやすいです。 保育施設にあるキーボードタイプの電子ピアノは鍵盤が軽いため、最初の練習にはむしろ適しています。最初に電子ピアノで感覚をつかんでから、アコースティックピアノへ移行するのが現実的なステップです。

グリッサンド ピアノやり方の練習法と白鍵・黒鍵の違い

白鍵のグリッサンドと黒鍵のグリッサンドは難易度が全く異なります。 白鍵は指が引っかかりにくく初心者でも安全に始められますが、黒鍵は鍵盤の間に隙間があるため、指の角に当たりやすく痛みを伴いやすいです。 保育士として演奏の場で使うなら、まずは白鍵だけのグリッサンドから確実にマスターしましょう。ongakunote+1

白鍵グリッサンドの練習ステップはこちら。

  1. 最初は音を出さず、鍵盤の上で指を滑らせてシミュレーション。
  2. 短い音域(ドからソの5鍵盤程度)から始め、感覚をつかむ。
  3. 徐々に距離を伸ばし、1オクターブ、2オクターブと広げていく。
  4. スピードと音量のコントロールを意識しながら繰り返す。

黒鍵グリッサンドは中指(3番)と薬指(4番)を使うとスムーズです。 手の甲を使う方法もあり、鍵盤との角度をより浅くして指全体を当てるイメージで練習します。 ラヴェル「水の戯れ」に黒鍵グリッサンドが登場しますが、これはかなり上級者向けなので最初から目指す必要はありません。gakufu-ya+1

保育士向けの曲で練習するなら「エチュード・アレグロ(中田喜直)」がおすすめです。 ハ長調で譜読みがしやすく、曲の最後にグリッサンドが一度登場するため、練習の目標にしやすい曲です。

参考:グリッサンドが登場する練習曲・発表会曲についての詳細解説はこちら。

【弾けたらかっこいい】ピアノのグリッサンド奏法!指を痛めずに弾くコツ(pia-note.com)

保育士が現場でグリッサンドを使うための独自視点:子どもの反応を引き出す活用術

保育士にとってグリッサンドの価値は「弾けること」より「使うタイミングを知ること」にあります。これは使えそうです。 子どもたちは音楽の高揚感に敏感で、グリッサンドが入ると表情が変わり、自然と体を動かし始めます。

参考)ピアノのグリッサンドとは?やり方と練習法

グリッサンドを保育現場で活かせるシーン例。

  • 朝の会帰りの会のピアノ演奏:曲の盛り上がりの直前に1回グリッサンドを入れるだけで、子どもたちの注目を一気に引ける。
  • 体操運動遊びの BGM:低音→高音のグリッサンドは「よーいどん!」の合図代わりにもなる。
  • 劇や発表会の効果音:「魔法がかかる」「空を飛ぶ」などの場面で高音域のグリッサンドを1本入れると、子どもたちの想像力が膨らむ。

注意したいのがスピードのコントロールです。 速すぎると雑に聞こえ、遅すぎると間延びします。曲全体のテンポを崩さず、前後のフレーズと自然につながるスピードが理想です。 最初は「ゆっくり長めのグリッサンド」から練習し、徐々に速くして曲に乗せる練習をするとよいでしょう。noritoism+1

保育士向けのピアノ練習を体系的に学びたい場合は、保育士向けのピアノオンラインレッスンや独学アプリも活用の選択肢です。スマホとキーボードがあればどこでも練習でき、グリッサンドを含む演奏動画で視覚的に確認しながら学べます。まず1つの動画でフォームを確認する、という行動から始めてみてください。

参考:グリッサンドの弾き方の詳細な手順と練習法はこちら。

グリッサンドとは?ピアノの弾き方と練習方法を徹底解説(vrpiano.co.jp)

参考:グリッサンドのコツと指の使い方について、図解つきで解説されている専門コラム。

グリッサンドのコツ|ピアノ演奏上達コラム(楽譜作成.com)

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