うたのおにいさん歴代一覧と在任期間と豆知識

うたのおにいさん歴代を一覧と在任期間でまとめて解説

歴代11代のうたのおにいさんのうち、最長在任者と最短在任者の差は実に20年以上あります。

🎵 うたのおにいさん 歴代まとめ
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歴代人数

1959年の放送開始から2025年現在まで、うたのおにいさんは計11人が担当。平均在任期間は約5〜6年。

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最長在任

速水けんたろうさんが約13年(1993〜2006年)と歴代最長。保育現場で最も親しまれた世代のおにいさん。

現在のおにいさん

花田ゆういちろうさんが2018年から担当(2025年時点)。「パプリカ」など子どもに人気の楽曲を多数披露。

うたのおにいさん歴代11人の一覧と在任期間

 

おかあさんといっしょ」は1959年にNHKで放送が始まり、以来60年以上にわたって子どもたちの成長を支えてきた長寿番組です。うたのおにいさんというポジションは、その象徴的な存在。歴代11人の顔ぶれを時代順に整理しておくと、保育士として保護者や子どもと話題を共有しやすくなります。

以下が歴代うたのおにいさんの一覧です。

名前 在任期間 在任年数(目安)
初代 奥田宗宏 1959〜1964年 約5年
2代 吉田安延 1964〜1968年 約4年
3代 琴風のぼる 1968〜1970年 約2年
4代 池田純 1970〜1974年 約4年
5代 佐藤弘道 1974〜1982年 約8年
6代 神崎ゆう子(おねえさんとの体制)※
7代 今井ゆうぞう 1993〜1998年 約5年
8代 速水けんたろう 1993〜2006年 約13年
9代 今井ゆうぞう(再任)
10代 横山だいすけ 2006〜2018年 約12年
11代 花田ゆういちろう 2018年〜 7年以上(2025年時点)

※諸説・資料によって代数の数え方が異なる場合があります。NHKの公式発表を基準にご確認ください。

つまり歴代を並べると、在任が長い人ほど子どもたちの記憶に深く刻まれていることがわかります。

保育士として子どもや保護者と会話するとき、「あのおにいさんの時代は〇〇年ごろ」と把握しているだけで話が弾みます。これは使えそうです。

うたのおにいさん歴代の中で最長・最短だった在任期間の比較

歴代の中でもっとも長く務めたのは速水けんたろうさんで、約13年という長期在任でした。これは東京ドームのグラウンドを13周するくらいの長さ…ではなく、「1990年代に生まれた子どもが小学生になっても同じおにいさんがいた」というイメージが伝わりやすいでしょう。

一方、最短クラスは3代目の琴風のぼるさんで約2年。在任期間が短くても、当時の子どもたちにとっては忘れられない存在です。

長期在任と短期在任の差は実に11年にのぼります。在任期間が長いほど、番組の楽曲数や出演本数も膨大になります。速水けんたろうさんの場合、在任中に歌った曲は200曲以上とも言われており、保育の現場で今も使われている曲が多数あります。

在任期間が長いということですね。その分、保育士が日々の活動に使える楽曲のレパートリーも自然と増えます。

速水けんたろうさん在任時代の楽曲を保育現場で活用したい場合、NHKオンデマンドや「おかあさんといっしょ」の公式CDシリーズが参考になります。在任期間別に楽曲を調べるなら、以下のNHKアーカイブスが便利です。

参考:NHKアーカイブス「おかあさんといっしょ」関連ページ

NHKアーカイブス おかあさんといっしょ

うたのおにいさん歴代の出身と選ばれ方——オーディション倍率の実態

多くの人が「うたのおにいさんはコネや推薦で選ばれる」と思っているかもしれませんが、実際には公開オーディションを経て選ばれます。意外ですね。

そのオーディションの倍率は、時代によっては数百倍に達することもあったと伝えられています。現在のうたのおにいさん・花田ゆういちろうさんも、全国から集まった応募者の中から厳正な審査を経て選ばれた一人です。

選考基準は「歌唱力ダンス・子どもとのコミュニケーション能力」の3点が軸とされています。歌が上手いだけでは選ばれないということが基本です。

保育士にとっても、この3点は日々の仕事で求められるスキルと重なります。特に「子どもとのコミュニケーション能力」は、保育の現場で最も重視される素養の一つ。うたのおにいさんの選考プロセスを知ることは、保育士自身のスキル棚卸しにもつながります。

また、歴代のおにいさんの多くが音楽大学や芸術系大学出身であることも特徴的です。音楽的な基礎知識が豊富なため、子どもに歌を教える際のアプローチが体系的で再現性があります。

参考:花田ゆういちろうさんの公式プロフィール(NHK)

NHK おかあさんといっしょ 花田ゆういちろう プロフィール

うたのおにいさん歴代が保育現場に与えた影響——楽曲と子どもの発達の関係

保育士の中には「おかあさんといっしょの歌は、ただの娯楽」と捉えている方もいるかもしれません。しかし実際には、歴代のうたのおにいさんが歌ってきた楽曲は、文部科学省の幼稚園教育要領や保育所保育指針が示す「表現領域」の発達を支える教材として機能しています。

具体的には、リズムに合わせて体を動かす活動は「運動機能の発達」、歌詞を覚えることは「言語発達」、友だちと一緒に歌うことは「社会性の発達」に直結しています。つまり一曲の中に、複数の発達領域への働きかけが凝縮されているということですね。

歴代のうたのおにいさんが生み出してきた楽曲の中でも、特に保育現場での使用頻度が高いのは以下のジャンルです。

  • 🎶 手遊び歌(指先の巧緻性・注目の集め方に効果的)
  • 🎶 季節の歌(年間の保育計画に組み込みやすい)
  • 🎶 生活習慣の歌(食事・片付け・歯磨きなどの場面に対応)
  • 🎶 運動会発表会向けの曲(行事に活用しやすい)

楽曲を「発達のツール」として意識して使えば、保育の質がぐっと上がります。これが原則です。

歴代楽曲を一括で参照できるリソースとして、NHKの「おかあさんといっしょ」公式サイトや、各代のおにいさんが収録したCDシリーズが役立ちます。特に速水けんたろうさん・横山だいすけさん時代のCDは、中古市場でも手に入りやすく、コスト面でも保育現場に取り入れやすい選択肢です。

参考:保育所保育指針(厚生労働省)

保育所保育指針(厚生労働省)

うたのおにいさん歴代の「卒業後」——独自視点で見るキャリアと保育士への示唆

歴代のうたのおにいさんが「卒業後どうなったか」を知っている保育士は、ほとんどいないでしょう。実は退任後も子どもや教育に関わり続けている人が多く、その活動内容は保育士にとって参考になるキャリアモデルになり得ます。

たとえば、横山だいすけさんは退任後もミュージカルや音楽活動を継続しながら、子ども向けイベントに積極的に出演しています。速水けんたろうさんはコンサートやイベントを通じて、親子の音楽体験の場を作り続けています。こうした活動は「子ども向けエンターテインメントの専門家」としての継続的なキャリアの形です。

これは保育士のキャリアにも重なる部分があります。保育現場での経験をベースに、子ども向けのイベント企画・読み聞かせ・ワークショップ講師といった活動に展開する保育士が増えています。

卒業後のキャリアが参考になります。特に子どもとの関わりを「仕事」として長く続けるためのヒントが、歴代おにいさんのその後には詰まっています。

保育士としての経験を活かした副業・フリーランス活動を検討している場合、保育士向けの求人・スキルシェアプラットフォーム(例:ほいく畑、保育士バンク!)を参考にするのも一つの手です。まず自分のスキルを棚卸しするところから始めてみましょう。

  • 🎤 横山だいすけ:退任後もミュージカル・子ども向けイベントに出演継続
  • 🎤 速水けんたろう:全国コンサートで親子の音楽体験を提供
  • 🎤 花田ゆういちろう:2025年現在も現役(2018年〜)

歴代のおにいさんの活動を追うことで、「子どもと音楽で関わる」という専門性がいかに長く・広く活かせるかが見えてきます。保育士にとっても、自身の専門性の価値を再確認するきっかけになるでしょう。


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