関和男作詞家、童謡や保育に残る名曲

関和男作詞家と代表作

保育士なら一度は聴いたことがある童謡の多くを、関和男さんが作詞しています。

この記事の3ポイント
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NHK番組の名曲を多数作詞

「おかあさんといっしょ」や「さわやか3組」など、保育現場で今も歌われる楽曲の作詞を手がける

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子ども目線の言葉選び

「くじらのとけい」「バナナのおやこ」など、擬音語や繰り返しを使った覚えやすい歌詞が特徴

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22年間放送された教育番組

「さわやか3組」の主題歌は1987年から2009年まで使用され、道徳教育を支えた

関和男の「おかあさんといっしょ」作品

 

関和男さんは「おかあさんといっしょ」に数多くの楽曲を提供しました。代表作には「くじらのとけい」「バナナのおやこ」「かにのおじさん」「ラリルレロボット」などがあります。uta-net+1

これらの楽曲は1980年代から1990年代にかけて「月の歌」として放送されました。「くじらのとけい」は作曲を渋谷毅さんが担当し、6月の時の記念日によく歌われる曲として定着しています。

擬音語や繰り返しを多用した歌詞が特徴です。

「バナナのおやこ」では「パパバナナ ママバナナ コバナナ」という言葉遊びが子どもたちに親しまれました。保育園や幼稚園の現場で、リズム遊びや音楽活動の教材として今も活用されています。ndlsearch.ndl+2

言葉の響きを楽しめる工夫ですね。

関和男と「さわやか3組」主題歌

NHK教育テレビの道徳番組「さわやか3組」の主題歌も関和男さんの作詞です。作曲は成沢忠さん(後に成澤功章名義)が担当しました。wikipedia+1

番組は1987年4月から2009年3月まで22年間放送され、小学3・4年生向けの道徳教材として学校現場で広く使われました。主題歌は第12期までは東京放送児童合唱団が、第13期(1999年度)以降はFolderが歌唱しアレンジも変更されました。dic.pixiv+1

つまり世代を超えて親しまれたということです。

番組は関東地方や静岡県内の実在の小学校を舞台としており、シーズンごとに異なる学校で撮影されました。主題歌は明るくさわやかなメロディーで、学校生活の希望や友情を表現する歌詞が特徴でした。

現在30代から40代の保育士の中には、小学生時代にこの番組を視聴した経験を持つ人も多いでしょう。

関和男作詞家の童謡の特徴

関和男さんの作詞する童謡には、子どもが覚えやすい工夫が随所に見られます。擬音語(オノマトペ)を積極的に使用し、「カサコソカサコソ」「ユラユラ」「プカプカ」といった音の表現が豊富です。utaten+2

繰り返しのフレーズが多いのも特徴的ですね。

「くじらのとけい」では「今9時 今9時 今9時ら」と同じ言葉を3回繰り返すことで、子どもたちが自然に口ずさめるようになっています。音階の観点からも、G durや C durなど子どもが歌いやすい調性が選ばれているという研究報告もあります。

渋谷毅さんをはじめとするジャズピアニストや作曲家とのコラボレーションも見逃せません。渋谷毅さんは「見上げてごらん夜の星を」や「夜明けのスキャット」など数々の名曲の編曲を手がけた実力派で、関和男さんの歌詞に洗練されたメロディーをつけました。j-lyric+1

音楽的な質の高さが保育現場での継続使用につながっています。

関和男作詞家の楽曲が保育で使われる理由

関和男さんの楽曲が保育現場で長く愛される理由は、年齢に応じた言葉選びにあります。2歳から4歳児でも理解できる単純な言葉と、視覚的にイメージしやすい動物や食べ物を題材にしているため、導入がスムーズです。ragnet+2

季節や行事との結びつきも強いですね。

「くじらのとけい」は6月の時の記念日に、「バナナのおやこ」は南国をテーマにした夏の活動に使われます。保育指導計画に組み込みやすく、年間を通じて活用できる楽曲が揃っています。ragnet+1

また、手遊びや身体表現と組み合わせやすい構造も見逃せません。「ラリルレロボット」では「ピコピコ」「テックン」といった擬音に合わせてロボットの動きを表現でき、子どもたちの創造力を引き出します。uta-net+1

保育士にとって使いやすい教材ということです。

関和男作詞家の楽曲を保育活動に取り入れる方法

関和男さんの楽曲を保育活動に取り入れる際は、まず歌詞の意味を子どもたちと一緒に確認することから始めます。「バナナのおやこ」なら、実物のバナナを見せながら「パパバナナ」「ママバナナ」「コバナナ」の大きさの違いを視覚的に示すと理解が深まります。childbook+2

リズム遊びと組み合わせるのも効果的です。

「くじらのとけい」は4拍子のリズムに合わせて手拍子や足踏みを加えると、拍感を育てる活動になります。楽器を使った合奏にも発展させやすく、タンバリンカスタネットで擬音を表現する活動が人気です。kanto-gakuen+1

季節の制作活動との連動も考えられます。「かにのおじさん」を歌いながら、折り紙でカニを作ったり、海の生き物の絵を描いたりする活動は、音楽と造形を結びつける良い機会です。

参考)かにのおじさん/今井ゆうぞう、はいだしょうこ(おかあさんとい…

保育士自身が楽しむ姿勢が大切ですね。

YouTube や保育関連サイトには、関和男さんの楽曲の振り付け動画や活用事例が多数公開されています。これらを参考にしながら、自分のクラスに合ったアレンジを加えることで、子どもたちの反応もより良くなるでしょう。

保育で使える夏の童謡や手遊び歌の紹介記事

夏の保育活動で関和男さんの「くじらのとけい」などを活用したい方への参考情報です。


明治釉下彩2 初代加藤友太郎 ― 器銘による製作年代の特定 ― 著者 関 和男 (未読です。経年劣化・表紙等に汚れ・スレ有)