パラバルーン 技 一覧
パラバルーン 技 一覧:基本 おせんべい 小波 大波 横波 行進
パラバルーンは、大きな円形の布をみんなで持ち、上下左右に揺らしたり膨らませたりして形の変化を楽しむ集団遊びです。
技が増えるほど「派手さ」は出ますが、土台になるのは基本動作で、ここが揃うと他の技も急に揃い始めます。
まずは次の5つを、短時間で反復して「合図→動き」の反射を作ると、後半の練習が軽くなります。
【基本技の一覧(最初に固める)】
参考)【技一覧】パラバルーンとは? 取り入れるねらいや指導方法を解…
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おせんべい:全体をピンと張る(張りが弱いと見栄えが落ち、応用技の成功率も下がります)。
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小波:しゃがみで小刻みに上下(「揺らす」より「一定幅で刻む」意識が揃いやすいです)。
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大波:立位で大きく上下(腕だけでなく、膝の伸び縮みで波の高さを揃えます)。
- 横波(洗濯):左右へ大きく揺らす(横移動が混ざると乱れやすいので、足幅固定を先に決めます)。
- 行進:張りを維持して同速で歩く(歩幅とテンポを固定すると、演技が一気に“作品”になります)。
【意外と効く“揃えるコツ”】【]
- 合図は「上げる/下げる」より「1・2・3・4…」のカウント中心にすると、音楽に乗せた時に崩れにくいです。
- 最初から曲に合わせるより、無音で「カウントだけ→短いフレーズの曲」の順が早道です。
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立ち位置(色の担当)を固定すると迷子が減り、怒る回数も減ります。
パラバルーン 技 一覧:テント 飛行機 メリーゴーランド シーソー
基本が揃ったら、観客に「おおっ」と伝わる“形が変わる系”を入れると、運動会や発表会での満足度が上がります。
代表的な応用として、テント・飛行機・メリーゴーランド・シーソーは、導線(立つ/しゃがむ/回る)が明快で構成に組み込みやすいです。
特にメリーゴーランドは飛行機の応用として整理されることが多く、「同じ型の延長」で教えられるのが強みです。
【応用技の一覧(見栄え枠)】
- テント:おせんべい→中心を上げて、周りはしゃがんで抑える(“支える子”が主役になる技です)。
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飛行機:片手で持って行進+反対の手を水平に(張りが落ちると飛行機が“へにゃっ”と見えます)。
- メリーゴーランド:飛行機+中央に保育者が入り軸を作って回転(回転速度は「速く」より「一定」が美しいです)。
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シーソー:半円ずつ交互に上げ下げ(境目の子の左右バランスが決まると完成度が跳ねます)。
【教え方の順番(混乱を減らす)】
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飛行機(止まって型)→飛行機(歩く)→メリーゴーランド(回転は小さく)→回転を大きく、の順にすると怖がる子が減ります。
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シーソーは「どっちが先にしゃがむ?」で止まりやすいので、合図を色で決めておくと安定します(例:赤チームが先)。
参考:技の定義と、導入〜練習の流れ(ねらい・曲・構成)がまとまっています。
ほいくらし(マイナビ保育士)|パラバルーンの技一覧と指導方法
パラバルーン 技 一覧:花火 ポップコーン 帽子 きのこ クラゲ フィニッシュ
盛り上がりやすいのは「中に入る」「上に飛ぶ」「色や小物が動く」タイプで、花火・ポップコーン・きのこは歓声が起きやすい代表格です。
一方で、これらは“勢い”が出るぶん安全配慮が必須で、合図の統一と動線の整理がないと一気に危険側へ転びます。
また、フィニッシュのように大人が布を強く引く技は、手を離すタイミングがズレると転倒につながるため、演技前に「離す練習」を独立させるのが有効です。
【盛り上がる技の一覧(演出枠)】
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花火(クラッカー):勢いでポンポン等を打ち上げる(準備も含めて“作品づくり”にできます)。
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ポップコーン:大波でカラーボールを弾ませる(波の強弱を交互にすると見た目が増します)。
- 帽子:お山→縁に座って空気を閉じ込める(座る動作の一斉感がポイントです)。
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きのこ(おうち/お饅頭):お山の中に入るバージョン(“中で顔が見える”体験が子どもに特別感を作ります)。
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クラゲ:きのこからの変化で足を外に出してバタバタ(手順が多いので段階化が必須です)。
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フィニッシュ:きのこ→飛び出すように決めポーズ→大人が巻き取る(巻き取りが綺麗だと拍手が伸びます)。
【小物を使う“意外な注意点”】【page:0]
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花火・ポップコーンの小物は「軽ければ安全」だけでなく「軽すぎると飛び方が読めず顔に当たりやすい」ので、素材と大きさをテストしてから決めるのが現実的です。
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ポップコーンは“ずっと大波”より、合図で大波→小波→大波と切り替えた方が、ボールの跳ね方が揃って見えます。
参考:基本動作から、応用(きのこ・クラゲ・フィニッシュ)までの手順がまとまっています。
ほいくis|パラバルーンの技13選(基本動作・注意点・応用の流れ)
パラバルーン 技 一覧:ねらい 指導 方法 安全 注意点
パラバルーンは「友だちと力を合わせて演技する楽しさ」「曲に合わせて一体感を味わう」「体を大きく動かして体力をつける」などのねらいを立てやすく、指導案にも落とし込みやすい活動です。
期待される姿として、タイミングを合わせる協調性・コミュニケーション、全身運動による筋力や柔軟性、リズムに合わせる表現力が挙げられます。
ただし“技の完成”に寄せすぎると、難しい技の詰め込みが増え、混乱→転倒→けがの流れを呼びやすいので、構成は「余裕」を設計するのがポイントです。
【安全の要点(ここは削らない)】
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持ち方:親指を布の下から、他の指を上からひっかけるように握る(誤るとけがの元になりやすい)。
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並び方:背の順固定は避け、高低差が極端に隣り合わないように配置する(手が離れて危険になりやすい)。
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技間の“つなぎ”:次の技に入る前に小波や横波(洗濯)を挟むと、呼吸が整い事故が減ります。
- 選曲:行進で歩くくらいの速さが合わせやすく、速すぎ・遅すぎはズレの原因になります。
【指導方法(現場で効く順序)】
- ①導入:色遊びや、下をくぐるなどで「道具に慣れる」→②基本動作→③カウント練習→④曲に合わせる、の順がスムーズです。
- ⑤見せ合い:途中で2グループに分けて互いに見せると、“かっこよさ”が子どもに伝わり、揃える意識が上がります。
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⑥並びと担当固定:担当色を決めると、毎回の立ち位置確認が減り、練習時間が増えます。
パラバルーン 技 一覧:歌 と 合図 で 揃える(独自視点)
パラバルーンは運動会の「BGMに合わせる演目」として語られがちですが、実は“歌(短い掛け声)”を合図にして揃えると、完成までの時間が短くなる場面があります。
理由は単純で、カウントは消えやすい一方、短いフレーズの言葉は残りやすく、子ども同士が「次これだよね」と確認しやすいからです。
ここでは、保育園での歌に興味がある方向けに、音楽の上に「合図の言葉」を載せる設計を、技一覧に沿って具体化します。
【歌(掛け声)を合図にする作り方】
- 8拍のうち「1拍目」だけを言葉にする(例:「せーの」「はい」など)→残りは体で覚える、が混乱しにくいです。
- 技名をそのまま叫ぶより、「動作」を言う(例:「あげる」「しゃがむ」)の方が反応が速いです。
- 先生の声だけに頼らず、子どもが言うパートを作ると、一体感が上がり“揃える目的”が共有されます。
【技別:合図の言葉の置き方(例)】
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おせんべい:最初の合図は「ひっぱる」(張りを作る言葉にする)。
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小波・大波:切替の合図は「ちいさく/おおきく」(波の大きさを言語化)。
- テント:合図は2段階にして「はい、あげる」→「しゃがむ」(段階がある技ほど言葉が効きます)。
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きのこ:最重要は「はいる/おさえる」(入るタイミングと密閉が成功の鍵になるため)。
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フィニッシュ:最後は「はなす」(離すタイミングが安全にも直結)。
【意外と知られていない“崩れの原因”と対策】
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崩れは「技が難しい」より「次の技の準備が短い」ことで起きやすいので、つなぎに小波(または洗濯)を“意図して長めに入れる”と安定します。
- 練習の最後に、毎回「成功した1回」だけを撮影して残すと、次回のスタートが速くなります(見せ合いの延長として有効です)。
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子どもが疲れてくると腕だけで上下し、波が揃わなくなるため、膝の曲げ伸ばしを“セット”で言葉にして戻すと修正が速いです。

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